オリラジ”PERFECT HUMAN”面白さはギャップにある

bacon.hatenablog.com

んー、見解が多少異なる。
一部判る部分もあるんですが。

今さらだけれど(ENGEIグランドスラムの記事にも書いたんだけれども)改めてPerfectHumanの「面白さ」について。
いつものお笑い解析記事です。



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面白さの理由


まず動画を観ても「何も面白くない」ってひともいる。
これは当然のこと。
このネタって特に面白いことをしようとしてない。

言ってしまえば歌って踊ってるだけ。
歌詞は、武勇伝の「アッチャンかっこいい」を敷衍したもの。

でも面白みを感じる人もいる。
このネタは、構造的におかずクラブと同じ。


おかずクラブのネタというのは普通に演劇を舞台の上で演じる。
特に面白いことを言うわけではない。
ただ面白さとは差分、ギャップに生まれる感覚。
おかずクラブがまじめに演じている内容と見た目とのギャップに面白さが生じている。

で、この映像は前半が無いんだけど、テレビでやったときは
1.カニエウェスト「POWER」であっちゃんが登場
2.今までの武勇伝を披露
3.突如、音楽が流れPERFECTHUMANに突入

こういう流れになってる。

このネタの面白さは2と1,3の方向性の違い(ギャップ)にあって、だからフル尺で観ないと本当の面白さが伝わらない。
今流行っちゃってるのは3の部分だけで、だから面白くないと感じる人が多くても当然かな?と思ったり。
 
 

コンテクスト

www.youtube.com

コンテクスト、つまり文脈。
前提としてオリエンタルラジオはお笑い芸人であり、あっちゃんはマジメ、フジモリはチャラ男であるという前提知識があればこのネタのそこここに面白みを見出すことができる。

ベーコンさんの見解と大きく違うのは、

デビュー後すぐ売れたオリラジ、自身でも語っているようにレギュラー番組はすぐ終わってしまう。だけど実は、そのころから、漫才に力を入れ始め"漫才ツアー"や"漫才DVD"を出すなど、漫才に力を入れた活動をしていたのだ。

あ、ちなみに、ぼくはオリラジのことを、ものすごい好きでたまらないわけではない。

だけど、YouTubeで見たオリラジ動画で「これからは漫才をやっていく」と言っていたのを見て気になるようになった。

元エリートが這い上がろうと、努力して結果を出す

それが叶う瞬間を見るのは、ヒーローショーを見ているようにすがすがしく感じる。

この部分。
もともとこのネタ、地上波ではテレ朝「検索ちゃんネタ祭り」が棚卸一発目。

「検索ちゃんネタ祭り」は爆笑問題が司会をして、友近がシガニー・ウィーバーのネタを披露したり、東貴博と土田晃之がブーマーズのネタを完コピしたりする実験的な要素が強い特殊なネタ番組として位置してる。
そこでオリラジは、このネタを披露した。
どちらかと言えば「悩んだ結果斜め方向のことをやってみました」というのがこのネタなんだと思う。

ENGEIグランドスラムもあの時間帯の割りには深夜色のある、かなり攻めた番組で(なにせ村上ショージがラインナップに入ってる)だからこそあのオリラジの長尺ネタを放送できたし、それが逆に(本人らも意図しない方向に)ハマった結果が現在なんだろうと思う。
「江南スタイルに似せてる」という意見もあるけど、それは面白さの理由にはなってないので(江南スタイルが笑えるわけでもないので)置いとくとして。

だからこの動画単体で面白いと感じる人は、オリラジのコンテクストをこの動画に合わせて見ている。
そこに面白みが発生している。


ちょっとまだ足りない気もしますが、出勤前にサクッと書いてるので、こんなもんで。
後で追記するかもですがペケポン(fadeout……)。。

芸人前夜 (ヨシモトブックス)