UKロック オススメ新人とグライム

shiromatakumi.hatenablog.com

ランサーズ絡みの薄っぺらい正論とかいう一切的を得てない案件はさておき(あれはあれで安定感がある)こちらの初心者向けリストというやつですが。

中身はさておき、このコメントが気になった。

【洋楽】UKロック入門!おすすめバンド20選 - NO TITLE

ここ5年でデビューしたのはジェイクバグのみというところを見るに、最近はUKロックは人気なくてやはりEDMの時代なのだと感じる

2016/02/29 00:22
b.hatena.ne.jp

まぁ、それはこの記事を書いた人が取り上げなかっただけではあるんだけど。
とはいえ、一時期の勢いと比べれば英ロックの日本人気は間違いなく落ちている。



【スポンサーリンク】




たとえば前述の記事で言うと、パルプやオアシスはブリットポップ隆盛期のバンドだし、その後ストロークスやフランツフェルディナントなんかの英ロックが再び注目され、リバティーンズやアークティックモンキーズの若手に繋がりジェイクバグやストライプスの次世代に至ってる。
(元記事にSUEDEが入ってなかったんで貼っときます)

しかしロックの隆盛もはや過去で今やDTMなんかの打ち込みが強く英ロック含め勢いがない。
英ロックの重鎮ポール師匠も

「最近の日本の洋楽ライヴは客入りが悪くなってるからなぁ、、、。
他のバンド連中も『最近の日本ツアーはさっぱり客が入らなくなった。どうしたんだろう?』ってみんな言ってるし、
前回の俺の来日ツアーも客入りの悪さに実はびっくりしたんだよね。

もしかして、俺ってあんまり来日しすぎて客に飽きられてるのかも、、、と思ってさ(勿論筆者はそんなことありませんよ!と必死で返した)。
だから当分来日は控えようと思ってるんだ、、、」
ポール・ウェラー師匠の近況 - 児島由紀子の「ロンドン通信」 (2011/03/10)| ブログ | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト

などと発言していたくらい。
音楽界全体が落ち込んでいるのではなくって、日本での英ロックブームはすっかり冷え込んでいる。

そういう最中にサマソニではヘッドライナーに久々レディへを招聘。
今年はロキノン系なオルタナバンドが新譜を出しまくるので、併せてのフェス来日はかなり可能性が高い。
かなりいい感じのメンツになりそうな予感がある。
【関連記事】
azanaerunawano5to4.hatenablog.com


GUITAR ROCK

ここからは新人バンドを。

CATFISH AND THE BOTTLEMEN

ザ・バルコニー

「ギターロックの新人注目はいないの?」という声には、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンをまず挙げたい。

このサビ部分のキャッチーさ。
ちょっとアット・ザ・ドライヴ・インなんかを連想したり。
UKギターロック好きにかなりハマる音を鳴らしてる。
さらにホワイトストライプスを思わせるギター+ドラム編成のスレイヴス。

SLAVES

音数の少ないパンク。
見た目だけだとoiパンクっぽいんだが……。

ライブだとこんな感じ↓

youtu.be


そしてRATBOY

RATBOY

聞けばわかるが思いっきりリバティーンズ直系の音を鳴らしてる。
ルックスがロックロックしていないあたりも(ローファイなインディーさ)やんちゃなキッズといった感じ。

女性ボーカル

Human Ceremony

新人女性ボーカルバンドというとサンフラワービーンが気になるところ。
新譜が出たばかり。

SUNFLOWERBEAN

UKではなくNYですがね。
ルックスもほっそり、中世的でエディ・スリマンお気に入りだそう。
いかにもといった感じ。
過去にはTHEKILLSやEIGHTLEGS、TThe Horrorsなんかもお気に入りでしたが。

そしてサマソニでの来日が決まったRATBOYS。
こちらも女性ボーカルfrom米。
RATBOYとRATBOYS。
名前は似てるけど音は全然違う。

RATBOYS

音で言うとアメリカンロックというよりはグラスゴーあたりの少し柔らかいインディーロック、ポップスの感じがするのも特徴。
聴いてると、ベルセバとかパステルズを連想する。

グライム

Walk With Me [Explicit]

BPM135 - 150程度の早めのトラックに、極端にオクターブを下げた無機質なシンセベース、早回しのラップ、ドラム・パーカッション的な機能としてのハンドクラップ(拍手)などが特徴としてあげられる。ただし2003年頃から台頭した歴史の浅いジャンルであり、これらの音楽的特徴を持ち合わせていない楽曲も少なからず存在する。また、グライムサウンドに乗せてラップする者は「グライムMC」と呼ばれる。
グライム - Wikipedia

さて、そんな新人がいる中、英国だとグライムと呼ばれるラップシーンが盛り上がりつつある。
新鋭バグジー・マローン。

BUGZY MALONE

THE STREETSこと英国のストリートを歌ったマイクスキナーが消えたあと、UKのラップ界隈にグライムというムーブメントが浮上してきた。
そしてSTORMZYは、BETアワードでベスト・インターナショナル・アクトを受賞していてこちらも注目株。

STORMZY

youtu.be

さらにマッシブアタックなどでお馴染みブリストルからJOKER。

JOKER

PIXIESやコクトーツインズの4ADと契約したそうで。

カニエ・ウエストも大好きグライムですが、これからどれだけ広がっていくのか注目。
グライム、ヤバいな……。
 
 

まとめ

日本でもそうなんだけど、ロックが硬直化していて、そういう中アデルのようなポップス、FKA TWIGSみたいなアンビエントなエレクトロやEDM界隈が盛況になり、洋ロックを聴くような層が加齢に伴いロックから離れ音楽を聴かない&ジャズなんかに走る。

そしてジャズはジャズで今ジャズとかロバートグラスパー以降と言われるような新しいアプローチをする層が登場し、保守的なジャズを巻き込みながら面白さを増してるように思える。
フジに来るメンツを見てもグラスパーやKAMASI WASHINGTONの新興ジャズ勢が面白そう。

とはいえこういう隆盛は繰り返すもの。
しばらくして気づけばまたギターロックが盛り上がっていくのかもしれない。

あの老舗ミュージックマガジンですら今や特集は、ももクロの新譜と次世代ジャズドラマー(かなり読み応えあるのでオススメ)ですからね。

ちなみにももクロの新譜は……情報量が多くてなかなか書けないけれど、こういうアルバムをアイドルで作るんだから。
いやはやすごいや。

最後にUKのSSWジェイムズ・ベイを貼っておきますね。
ま、このくらい押さえておけばかなり俯瞰できるのではないかと。
少し雑な記事ですが。

ミュージックマガジン 2016年 03 月号