ハクティビスト vs 米国政府 ドキュメンタリー「ザ・ハッカーウォーズ」

「ハッカーウォーズ」を観終わった。
ハクティビスト(ハッカー+アクティビストの造語)らの活動と米国政府との戦いを描いてるドキュメンタリー。

Youtubeで全編公開されているので英語出来る方はどうぞ(英語出来ない方にはiTunesでレンタルもしてる)。
1時間半くらいなのでさくっと観れる。



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jp.techcrunch.com

さてハクティビストというのはハッキングを使い政府などに対して運動を行う人を指すそうで要はアノニマスやウィキリークス。
中には何人ものハクティビストが登場し、政府などにハッキングを仕掛け、極秘メールを公開する。
当然ながら政府は規制を厳しく、FBIは摘発。逮捕を始める。

Anarchaosことジェレミー・ハモンドは民間情報機関Stratforのサーバーに侵入。
電子メールなどを持ち出し公開。
そして逮捕に至る。
禁固十年とかなり重い。

wired.jp

映画中にはほかにもアノニマスの広報だったバレット・ブラウンの逮捕も描かれてる。
しかしなぜジェレミー・ハモンドにこれだけの罪が課せられたのか?


さまざまな人物が抵抗活動を繰り返し、監視社会と化したアメリカ政府に対して戦いを挑む中……FBIはエゲツない手を使ってハクティビストらを炙り出すんだけれども、これは是非観ていただきたいので書きませんが。
まさに映画のような展開。
米国政府お得意の戦法ではあるんですが……。

ハッカーのWeevが釈放されてからのインタビュー。
投獄中は睡眠妨害など陰湿な嫌がらせをされたそうで。


ドキュメンタリーは、ハクティビスト(ハッカー)側の視点から描かれていて政府やその企業は敵として描かれてる。
とはいえハクティビストらは利益目的でハッキングしているわけでもなく、一般市民に対して攻撃を加えているわけでもなく、元NSA職員が登場し「米国政府は国民を監視しているのだ」とのたまいハクティビスト擁護発言をすればどちらが(倫理的に)正しいのかは必ずしも法に準じるとも限らないのかもしれない。
まぁ、荒らし集団であるのは間違いないんだが。

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日本ではこういう政府の監視などに対して意識が薄いというか、「番号なんかで呼ぶな!私は自由な人間だ*1」と叫びたくなるマイナンバーですらなんだかんだ適用され、早速各所で問題を引き起こしてる。
陰謀論者からすればあぁいう稚拙で初歩的な失敗を見せておいて「政府というのは、同じ番号を二人に渡してしまう程度の運用しかできない」という印象を与え、実際は裏で高度な監視システムを確立しようとしてる……なんて話もいずれ出てきたりするかもしれない。
そんときは日本版アノニマスに協力するしかないんでしょうねぇ。

*1:via.プリズナーNo6