WEB屋が教えるこれからのモバイルSEO 瀧内賢「モバイルファーストSEO」

モバイルファーストSEO Web標準の変革に対応したサイト制作

デバイスの多様化により、ユーザーの検索行動は大きく変わりました。もはや、インターネットの主役はPCではなく、スマートフォンになっています。
「すでにモバイル対応はしているよ」という方も、要注意。普段は主にスマートフォンからネットを閲覧しているのに、自分のサイトを更新するときはPCサイトを先に考えていませんか。

本書では、PC時代のサイトに訪れたパラダイムシフトを乗り切り、チャンスにするための考え方とテクニックを解説しています。Googleが検索エンジンに組み込んだ新たなルール「モバイルフレンドリー」についてはもちろん、サイト設計や効果的なコーディング方法、スマホでアクセスしても重くならないための改善手法までを網羅しています。

ブログを書いてもう何年にもなるが、SEO(検索エンジン最適化)の本というものをまともに買ったことがない。
今度「アフィでお小遣い稼ぎ」本を出すという id:suzukidesu23からは、ご恵贈していただけない様子ですから(寂

。・゚゚・(´_ゝ`)・゚゚・。エーン
※そもそも交流ありませんが

さすがにSEOに関しての本も一読くらいはしておいた方が……と思いポチったのがこれ。
SEOなんてほぼしてない人間からしても、色々面白く、ためになった。

素人ブロガーが叫んでる「SEO!SEO!」と違うんだが?



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モバイルファースト

本の前半では、これからの時代のウェブサイトは、PCではなくスマートフォンを意識しなければならないということを説いている。

SEO世界での「市場」について考えたことはありますか?Web関連業界のみならず、すべての市場にいえること、それは事業の軸をなすのは市場であるという事実です。
(中略)
では、現在のネット検索において、市場占有率が最も大きいのは何なのか。それはPCではなくスマートフォンなのです。

そりゃあそうだ。

ウチのブログの場合、PCからの流入が多いけれど、今多くのブログはスマートフォンやタブレットからの流入が過半数を占めるらしい。
ブログ記事の質的にスマートフォンを使いブログを読むユーザー層にウチみたいなブログはウケづらいのかもしれない。

とはいえ、こんな泡沫ブログですらスマートフォンに大して意識はしなきゃあならないし、今後はスマートフォンからの閲覧が上回っていく可能性も当然ある。

そこでこの本のいうところの
「モバイルファースト」
「モバイルフレンドリー」
その重要性に前半ページを割き

これからはいかにスマートフォンを意識しなければならないか?

を微に入り細に入り書いている。

ま、この本を手にとった時点でそういうことを意識しているんだから、これからのモバイルの重要性よりモバイルSEOや実践に関してページを割くほうがいいようにも思ったりするんだが……。
 
 

モバイルフレンドリー

今年の 2 月に発表したように、本日より、Google は全世界でモバイル フレンドリー アップデートを開始します。これにより、モバイル版の検索結果では、モバイル フレンドリーなページの掲載順位が引き上げられ、検索ユーザーは、小さなスクリーン上でも読みやすい、高品質で関連性の高い検索結果をより簡単に見つけることができるようになります。
(中略)
4 月 21 日から実施されるモバイル フレンドリー アップデートにより、モバイル検索では、携帯端末で読みやすく使いやすいページの掲載順位が引き上げられます。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル フレンドリー アップデートを開始します

はてなブログはスマホ対応をしているので何もしなくても普通に作ればモバイルフレンドリーの条件をクリアーするようだが、それでもモバイルを意識するとおかしな挙動をすることは多い。

はてなブログにはコメントを貼り付けることができるが、そのままコメントを貼りつけるとスマフォで見たとき折り返されず表示され、横へのスクロール(ガタつき、ブレ)が発生してしまいやすい。
Googleアドセンスもスマフォ画面からはみ出したりもして、そういった状態を放置するのはあまりモバイルフレンドリーとはいえない。

デザインにしろタブレットやスマフォなど様々な画面サイズを意識し、レスポンシブに移行するべきなんだろう。

チェック

まず自分のブログがモバイルフレンドリーかどうかを確認するために

モバイル フレンドリー テスト

Googleが提供しているモバイルフレンドリーテスト。
こちらのリンク先で自サイトのアドレスを入れると、

f:id:paradisecircus69:20160327123120j:plain

このようにモバイルに対して適切になっているか確認することができる。

さらに

PageSpeed Insights

こちらのPage Speed Insightsでブログの読み込み速度も測れるんですが……。

はてなブログは基本重いんですよね。
更新しやすいけれど、手入れできる部分も限られているのでPageSpeedInsightsで高いスコアを叩き出すのは難しい。

表示速度も検索順位の決定要因の1つであると発表されています。いまだにPCでの読み込み速度が査定基準となっていますが「PageSpeedInsights」というツールもあるように、モバイルサイトそのもののスピードを評価基準に取り入れることは時間の問題であると充分に想像できます。

早く読み込ませる努力はしておいたほうがいいのは当然のこと。
いろいろ入れこむと重くなる……帯に短しなんとやら。 
 
 

モバイルフレンドリー要件

「Googleが提唱しているモバイルフレンドリーを満たす項目」として
①Flashなどのモバイルで一般的でないソフトウェアを使用していない
②ズームしなくても判読できるテキストを使用する
③コンテンツサイズが画面サイズと一致している

といったものがあるらしい。

本書の中では上記の要件をクリアーするために注意することが幾つも挙げられている。

たとえばビューポートの設定。
ビューポートの設定により画面幅によるWebページの表示法を制御している。
この設定を行っていないと縮小表示されたりして見づらいページになってしまうことがあるかもしれない。

<meta name=viewport content" content="width="width=device-width,initial-scale=1">

Googleが推奨している記述は以上のようなもの。
viewportで数値指定しないことで環境によって見え方が変化する。
 
 

ホワイトハットなSEO

モバイルファーストSEO Web標準の変革に対応したサイト制作


ブログでゴロゴロ転がるSEOや「○○万PVを達成するためにやったこと」という付け焼き刃のテクニック集は大概が
「いかにクリックさせるか」
「どうやって目立つか」
「どうやって拡散させるか」

に終止していてなんだか気持ちが悪い。
けれど、この本で説いているSEOは
「適切なHTMLやCSSを書きモバイルファーストなサイトを構築しよう」
「レスポンシブ対応をしよう」
といったことが主。

小手先の不確かなSEOテクニックを掲げず、
キチンとモバイルに対応させることがこれからの正しいSEO
と説いていて好感が持てる。
モバイルファーストができているのに、それでも評価されないとすればそれこそ中身がダメなんでしょうけれどもね……。

モバイル対応を意識しているひとが一読しておくにはいい内容。
これで足りなければレスポンシブウェブデザイン系の本を読めばいいかと思われ。

 
いわゆるブラックハットというよりグレーハットな(そこそこあくどいやり口で検索エンジンをごまかそうという)なテクニックがもてはやされる中で、こういうモバイルファーストに移行しようというSEO話は面白いし、実際にやろうという気にもなる。

とはいえはてなブログではいろいろ限界もあるので、できるだけのことしか出来ないのがなぁ。

Official Google Blog: Introducing the Accelerated Mobile Pages Project, for a faster, open mobile web

AMP(Accelerated Mobile Pages)*1にしろワードプレスのブログは対応させているものも散見できますが。
今後は必須になってくることなのかもしれない。

ということで、このブログも徐々に改良していく予定。
まぁ、レスポンシブデザインに変えるところからでしょう。

サブブログでSEO系のことをテストしてみるのも面白いかな、などと思ったりしつつ。

工事中の表示崩れなどご勘弁を。


※次は、これ↓を読む。

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*1:googleの提唱するモバイル端末での高速表示化AMP HTML