冷たい賞賛コメントと温かい批判コメント

※はてな向け記事です
dabunmaker.hatenablog.com

ときどき「何で日本は韓国を植民地支配したの?」なんて質問がネットで見られますけど、そもそも、日本が支配したなんてことはありませんよねぇ。あくまで日韓併合。併合すら、伊藤博文は反対してましたし、天皇サンも同じ考えでした。

「植民地支配ではなく併合だ」という記事に対して法華狼氏がマジレスで
d.hatena.ne.jp
こういう記事を挙げてる。
さらにこういうソースも豊富な
朝鮮は植民地ではなかった説について:データで見る植民地朝鮮史
という記事もある。

個人的に、こういうセンシティブな話題は幾ら炎上バズ狙いであっても触れたくないので置いておく。
ただ露骨にセンシティブな話題に触れておいて言いっ放しのまま記事を書き、それに対して多くのマジレスが入ったならキチンと返すのも筋だろう。
子供でもあるまいに歴史観などというのは「バズったわー」という対応で触れるべき話題ではないし、自分の書くものに対し多少なりと文責があると考えるなら放置していいかどうかくらい分かりそうなものではある。

ブログに何を書くのも自由だが、それに対し責任も存在する。
無責任な書き手の書くことなど信用に値しない。



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賞賛・賛美・同意

それはさておき、
気になるのはどんな記事の中身ですら賛美・同意するコメントはつきもの。
コメント欄を見てみる。
b.hatena.ne.jp

おっしゃる通り!併合なんですよね。右よりの番組で毎回やってました。
http://b.hatena.ne.jp/entry/286859658/comment/marsweexavi

これはid:marsweexavi氏のコメント。
だが、氏は法華狼氏のはてダなどはブックマークしていない。
読んでいるかどうかすらわからない。

韓国人の友達何人もいるけど若い人たちは歴史はあるけど過去は過去って言ってたよぉぉ
http://b.hatena.ne.jp/entry/286859658/comment/Daisuke-Tsuchiya

この記事のポイントってそんなに単純?
id:Daisuke-Tsuchiya氏も法華狼氏の記事を読んだのか。
これもわからない。

同じ併合でも台湾の超親日と朝鮮の超反日のちがいはやっぱり種族によるちがいとしか言い用がないのかね。
http://b.hatena.ne.jp/entry/286859658/comment/tuzuraori

id:tuzuraori氏のコメント。
いや、おま(ry

他にも幾つかあるが(気になる方はコメ欄参照)ここで気になる
「偏った意見を示す(炎上した)記事に賛辞・同意コメントした垢は、反対側の主張をしている(批判)記事をブックマーク・コメントしない」

b.hatena.ne.jp
法華狼氏の記事のコメント欄には、どこにも彼らのコメントはない。


では彼らは本気で「植民地支配ではなく併合だ」という言説を信じているんだろうか?
「過去は過去なんだから仲良くしようや」などという単純な思考で国と国との関係性が収まるなら未だに言い方ひとつで争うこともない。
それともコメントや記事の中身なんてどうでもいいんだろうか。
センシティブな話題だからこそ大勢の目に触れるインターネット上で言及するのであれば扱いには慎重になるべきだという感覚はないのかもしれない。

コミュニケーションの基礎が言葉だから言葉の選び方は大切。
ましてや過去に大きな戦争と支配があったうえでの関係性であればなおさら。

こんな話題でお気楽に「仲良しブログが書いているからほめておこう!」などという調子でコメントすれば、同じ穴のムジナと思われても仕方ないのも当然。
同意コメント→記事と同じ考え、思想、歴史観。
 
 

コメントも見られている

あらゆるコメントも周囲から見えている、見られている。

「どんな記事でもブックマークするのは自由だ!」という意見をよく見かけるし、その意見に関してはどうぞご自由にと思う。
しかしその自由なコメントは周囲から見えている。
誰がどんな記事にどんなコメントをつけているのか。

炎上する記事に対して同意・賛辞するコメントをつけている人々が、炎上してからは一切無視の態度で他人事扱いをしているのって何なんだろう?といつも思う。
仮に自分の考えと同じ記事が多くの批判に晒されているなら擁護するような記事をあげたり、あるいは記事は間違っていないという何かしらのアクションがあってもいいだろう。
今回の件で言えば「植民地支配ではなく併合だ」記事が幾つも書かれ、批判記事に対して批判のコメントがあっていいはずだが、まず見かけない。
当の本人は炎上しても一切スルーで中身を変えることもない、追記することもない。

同意、賛美、絶賛するコメントは正しく、批判する記事やコメントは息苦しいという意見も見かけるが、どんな記事であれ賛美することが正しいのか。
仮に記事が燃えてもコメントは無責任でいいんだろうか。


以前にクマ先生がこんなことを書いてた。

でも、インターネットとは万人が万人をまなざすメディアであり、万人が万人に対してアクターであるわけですから、このような構図は不可避と言わざるを得ません。揉め事を覚悟しているブロガーやtwitter芸人だけが剣闘士だと思ってはいけません。オープンなインターネットには安全な観客席など存在しない!それがおっかないというのなら、ネットにモノを書くときは完全武装を心がけ、普段は草葉の陰からROMっているのが良いのではないでしょうか。
はてなブックマークは安全な観客席じゃない。“戦場”なんですよ? - シロクマの屑籠

コメントも記事の地続きとして見えている。

リングサイドの観客席は、試合の一部。
レスラーがやってきてリングに引きずりあげられるかも知れない、レスラーが突っ込んで来るかもしれない。
他の観客は、観客席の観客も観ている。


自由には責任も伴う。
無責任で無制限な自由なんて存在しない。
それを理解しない書きっぱなしコメントには意味も感じない。
同意するコメントは正しい、批判するコメントは悪だ、そう言われるが果たしてそうか?
そういう意見にコメントがつく記事の中身に関しての話がないのはなぜだろう。

適当な賛辞コメントの方が、読み込んで書かれた批判よりよほど冷たく感じるのは気のせいだろうか。
 
 
【追記】
id:tuzuraoriさんがウチのコメントをお気に入りに追加されました。
「お前のコメントも見てるぞ」ってことかなー?
みなさんも是非コメント“お気に入り”入れてくださいね★
paradisecircus69のはてなブックマーク

読まれてまずいコメント書くなら記事にでもしますわ。


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