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B級サメ映画かと思いきやなかなかの佳作 映画「パニック・マーケット」

映画


サメ meets スーパーマーケットなんてどう考えても地雷の匂いしかしないはずなのに意外とキチンと作られた良作だった。



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スーパーマーケットに武装した強盗が二人。
そこへ津波が襲いかかり全てを水で飲み込む。
半地下のスーパーは、地上への出口が塞がれ、海水で満たされている。
生き残った人々は棚の上に退避するが、その水の中には巨大なホオジロザメが人々を餌として喰おうと狙っていた……。

ということでサメのいけすに浮かんだ浮島状態。
警官、店員と強盗。
そしてさらに地下の駐車場にも、生き残りともう一匹のサメ。

この映画、スーパーの店内ワンシーンだけだと冗長になりそうなところを二箇所を描くことで密度を増してる。
本来であれば、津波による被害がさらに襲いかかったり、一箇所の人間関係を複雑にしたり人間同士で争ったりエゴをむき出しにしたりすることで(災害vs人間vs人間vsサメ)ストーリーが伸びるんだけれど、そこを端折りこの映画ではサメvs人間に絞り込んだ印象がある。
だから地下駐車場のシーンはなくても成立するんですけどもね。

もちろん低予算映画なので、サメはCG丸出し。
そのうえ
・水に落ちる→迫り来るサメのカット→ギリギリ棚の上に→サメがターンしていく
これを何度もやるんで、ゲームのカットインに見えてくる。

突っ込みどころとしては主人公の友人が決死隊として水没したブレーカーを切るために(高圧線が水に落ちれば皆死ぬので)金網を鎧にして水の中へ。
金網の鎧でサメは避けられるが、重くて水面に上がることは出来ない。
シュノーケル代わりに長いホースをくわえて水の中へ。
そのホース、絶対線長足りなくなると思うが……。

で、予想通りホースが届かない。
友人は呼吸を諦め、自己犠牲でブレーカーに手を伸ばす展開なわけですが、主人公はアホなんだか離したホースを全部たぐってしまう。
いやいや、お前がホースたぐったら友人の呼吸する手段がなくなるだろ……。

特に有名な役者が出ているわけでもなく、とはいえおバカ映画でもなく意外とまじめに作っているサメ映画。
この手の閉鎖空間でサメが襲いかかってくる映画というと、水没した研究所で改造サメが襲いかかる「ディープブルー」など連想する。
それと比べると落ちるとしてもいわゆるベタなサメ映画ではないものを作ろうとしている意欲は感じられる。
ただテーザーであんな出力出るっけ……?

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