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エフェクトをつければつけるほど安くなるディストピアな未来の戦争ゲーム 映画「GAMER」


2034年、天才クリエイターが開発したオンライン・ゲーム“スレイヤーズ”では、脳手術を受けた生身の人間が遠隔操作され、激しい戦闘を繰り広げている。無実の罪で投獄されたケーブルは“30回勝ち抜けば釈放”という条件にあと1回と迫り、熱い注目を集めていた。プレイヤーは17歳の高校生。だが、ケーブルは愛する妻と娘に再会するために【ゲーム】の世界から1人で抜け出し、最後の戦いに挑んでゆく!

ジェラルド・バトラーもこんなB級映画に出るんだなー。
よくあるディストピアな物語。



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刑務所の囚人を使ってゲームをやろう、っていう設定はかなり多い気がするんだけれど、この作品もご多分に漏れず。
脳細胞をコントロールできる技術が開発され、囚人の身体を使いゲーマーが操作。
囚人の身体でDOOMみたいに戦争をやって、30戦生き残れば囚人に恩赦がもらえるという無茶苦茶な世界。
死刑囚なんだから死んじゃってもいいんじゃね?ってどっかのネット民的な発想で人権蹂躙し戦場へ駆りだされ、操られる囚人。
そんな中、27戦生き残る主人公ケーブル(ジェラルド・バトラー)。
操作してるのは17才の子供。

もちろんそんな危険な技術に対しては抵抗組織も存在し、時折放送をハッキングしたり、暗躍している。
そして28戦目。
脳細胞コントロールの開発者はケーブルに暗殺者を仕向けて……。
と言った感じで結構コテコテ。

ともかく「映像にエフェクトをかければ未来っぽく見える」というのは逆で、映像に半端なエフェクトを掛けたりデジタルっぽさを増せば増すほど安っぽくなるというのがわかってしまうのが悲しい。
高校生の部屋がZガンダムばりの全天周囲モニターなんだけれども、そこに映るチャットツール的が前時代的な(いわゆるひと昔前の近未来感)もので、さらに脳波コントロールで操ってるのにCRTディスプレイ的なモニターが何台も積み上げてあったり、脳波コントロールなんだから視覚的な補助が複数モニターみたいな旧時代的な端末である意味がわからない。
そういう辺にこだわりが足りないのが、B級のB級たる所以。

スレイヤーという戦争ゲームのコントローラーからの視覚もいわゆるPOV的な一人称が正しいのに、なぜか背後からの撮影という不思議さ。
撮影してるそのカメラどこにあるの?と。
もちろん視覚的にはPOVよりわかりやすいが。


いろいろな誤謬に目をつむって、ものすごーくヒマで、
「ジェラルド・バトラーみたいな男性好きだなー」
とか
「囚人同士の殺し合いなんてディストピア素敵」
みたいなひとだけ観ればいいのではないかと。

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