はてなブログで数十万PVは当たりまえの数字

ブログ“レコメンタンク”の管理人、みるおかさんのこのツイートで思ったが“はてなブログ”というブログサービスは、はてなブックマークというソーシャルブックマークと連動しているからこそPVが多い。
交通量の多い高速道路と店舗がセットになってるようなもの。
だから2万という数字は少ない。

みるおかさんはWPもやっていたそうだし、自分も過去にはexiteやライブドアなどでブログをやっていたので2万という数字が異様なのがよくわかる。

普通にブログをやっていれば、はじめたばかりで1日のアクセスが一桁で、そのうち数回は自分が回していたり、半年やっても一日40アクセスで「今日は多かったな―」なんてこともあった。

2chに貼られて1時間で1000アクセス越えて、あっぷあっぷしたのも懐かしい、初めての炎上。
田舎のあぜ道の横に店を建てても交通量はない。
なのに田舎のヤンキーが大挙して押し寄せたら対処のしようがないようなもの。



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素人芸

しかしはてなブログでしかブログをやったことのない人は、これが普通だと思ってしまうらしい。
何のへんてつもない素人が書いて数ヶ月で数十万のアクセス。

こうなると自分には数万数十万人に読まれるものが書けるんだ、と思ってしまう。
しかも今のアフィリエイトならそこそこのお小遣いも入ってくる。
はてブトラフィックなどの前提を考えれば、どんな中身でもそれなりにアクセスを確保できるんですが……。
自信満々に「稼ぎ方教える」とか書いてるブログ多くて……で、単なる経験則しか書いてないっていう。

最近、はてなでは「読まれる」ことより「いくら稼げたのか」のプライオリティが高い。
月数万儲けるためのブログ本も多く書かれているし、そういうものに騙されて始める人も多い。
実際、数万~のアクセスは数ヶ月で現実的な数字。

「○万もアクセスがあった」というのは、とても数字として大きいが「ウェブ広告○万回表示された」程度では儲けがない。
はてなブログでのPV数は多くが「○○PVで○○円」のセットになっている。

たまにブログの管理人が
「いやー、○万回しかないわー。儲かってないわー」
と嘆いている姿を見かけるんだけれど、そのブログって読まれるほどの中身が果たしてあるんだろうか。

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マネタイズ主体、注目されて当然のはてなで目立ちたいから燃やそうとする。
ビジネス関係の炎上記事を書き、長時間労働が気持ち悪いとか、あるいは読むだけで仕事が早くなるなんて記事を書いたりする。
そういう記事でも納得してしまう程度のユーザーが増えたのも一因ではあるだろうが。

ブロガーは生き急ぐ。
数十万数百万注目を集めて、稼ぎたい。
すぐに結果を欲しがる。
誰にも読まれず何ヶ月も続けるなんて嫌だ。

だからすぐに使えるテクニックが一番ウケる。
結局、そういう本や記事を書いてる人間が一番儲けてるし、ブログで稼ごうと考えてる層が一番のカモではあるんだろう。


今のはてなブックマークは馴れ合いが主体に見える。
かつての姿と今の姿、どちらが健全化は考え方によるが。

ミニマリストは姿を消し、アフィリエイターが主軸になり、ブクマ欄は交流の場になった。
別にそれならそれで構わない。

旧来的なユーザーは旧来的なブログかニュース記事にしかブックマークしない。
新しいユーザーは新しいブログしかブクマしない。そういう二極化もユーザーのパラダイムが変化した表われだろう。
良いか悪いかではない。
元々、精神的に健全で無かった人力ソーシャルブックマークがマネタイズ方向に歪んだというだけ。
極端にコミュニティが別れ、交流もしない。

ミニマリストが閉鎖的にミニマリストとばかり交流するのと同じ。
金をばらまくヤギ神やトマト神、ゴシップに狂喜し松明を絶やさないハゲ神やトピ神、そしてカリスマ的人気の新興宗教ヒトデ神。
それらを尻目にクロスバイクで走りさっていくシナモン神。

違う神を崇めている人と仲良くするのは難しい。

フラグメンテーション

テクノロジージャンルのホッテントリが比較的テクノロジー寄りの内容になって来た。
以前なら「これがテクノロジーか?」という記事がテクノロジーの上位を占めることもかなりあったように思う。

たとえば「ブログでPVを集める方法」なんてありがちな記事が書かれたとする。
すると馴れ合いなブックマークが数十つく。

以前であればそのまま増えたように思うのだが、最近そこから伸びない。
せいぜい20とか30とかで止まる。
内容にかかわらずブクマを付けてくれるコミュニティの視覚化と言えるかも知れない。

だがメディア発信のテック系記事へのブックマークがさらに多くつき上位に行く。
TechCrunchやQiitaが上位にいるほうが、キュレーションメディアとして健全に感じ喜ばしい。
どちらのほうに情報としての価値があるかは言わずもがな。


面白い、面白くないで語るつもりはない。
面白いか面白くないかは絶対的なものではない。
それぞれの感覚による。
ただそのブログの空気(コンテクスト)を読めるか読めないかによって面白さが変わる。

トイレに座って用を足すか座って用を足すかなんてどうでもいい。
そんなものをブックマークする時間は、この人生にない。
だが面白いと感じるなら好きにブックマークでもコメントでもすればいい。
感覚が違う。

www.omg-ox.org

ものごとを発信する立場であるわけですから、読者に対してどのようなコンテンツを発信するのか、何の話で楽しませるのか、また考えさせるのか。といった「読み物」としての価値を提供する。これを意識できていないブログが非常に多いです。

「で、結局何が言いたいのか?」

読者にそう思われるようなブログでは審査は通らないと考えていいです。これまでAdSenseの審査を通す際によく言われていた「日記形式の記事ではダメ」というのが、もっと厳しくなったものだと考えるのがいいと思います。

言いたいことはわかるですが、アドセンスが内容の面白さなんて重要視しているとはとても思えないんですが。
アクセスがあるのにも関わらずと言うのであればまだしも「日記ではダメ」という主論に関し根拠がなさすぎる。

「根拠がない誤報記事」を書くのはものごとを発信する立場としてダメなことではないのですかね?
それとも何か根拠があって書いているんですかね。
与太であれば、それこそ価値が無い。

面白い・面白くないではなく、この場合必要なのは一般性の高い……空気を必要としない記事の方がいいと言いたいのですかね。
その方が読み手としては楽しい。
まぁ、どちらにしろそんな主観に左右される要素が要因とは考えづらい。

量産型アフィリエイターが増えたことを指摘するならコグレマサトに文句を言って下さい。

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