凡人に夢があるなら投資より起業した方がいい


あいも変わらずの突っ込み待ちの甘々記事ですが、チルド氏の考え方が透けてるのであえて突っ込んでみる。



【スポンサーリンク】



ブログ

つまり起業ってギャンブルなんだよ。大きな会社だってそれは同じ。新規事業がダメになるなんて、日常茶飯事。あのNTTでさえ海外で大赤字を出してる。

そもそも起業って「やりたいことがある」から会社を作るのであって「一攫千金で儲けたい」じゃない。
どちらかといえば苦労してでも自分の好きな仕事を自分の会社としてやるから起業する。
ところがチルド氏理論だと「起業はギャンブルだから儲かる確率の高い投資にしとけ」ということになってしまう。
これって最近のブログにも似てる。

ブログって「何か書きたい」から始めるものだったんだが、最近は「ブログで一攫千金」「ブログでタレントに」「ブログ本を出して有名に」なんて人が増えてきた。
ところがそんなブログは「書きたいこと」があるから始めたわけじゃない。
なので「ブログを更新するためのテクニック」なんて本末転倒な話題が出てきたりもする。
ブログで小遣い稼ぎ、ブログで一攫千金、ブログ飯で生きる。
「ブログで金儲けを狙うなら普通に働くほうが儲かるよね」
チルド氏の言う「起業より投資」ってのは、こんな風な金だけで考える行為なんですね。

金以外に動機がある人が起業を選択する。単に稼ぐなら普通に働いてる方がよほど楽に稼げる。
会社なんて安定経営するのにまず一苦労、そこから一攫千金なんて考える余裕があるならそれはそれですごい。
何年もかけて会社をそれなりの形にする。そこに面白みを感じられない人に起業は向いてないかと。

株式会社

会社は社長の物じゃなく株主の物って知ってるよね。

いや、株式公開してないなら株主がまず存在しないですが何か。
ちょっと株式会社の仕組みから勉強しないとこういう露骨な誤認を……。

起業するときにいきなり「株式会社」で始めたってことなんすかね?
今や新会社法で資本金1円から株式会社を始められるようにはなったけれど、登記なんかに30万以上はかかる。
株式会社なら設立から5年以内に1,000万円の増資もしなきゃならないのにあえて株式会社を選ぶんですねぇ。
へぇ。
そんな無計画起業、失敗しない方がおかしい。

仮にやりたいことがあって起業するなら合資会社や合名会社を立ち上げて夢を追えばいい。
株式会社のような大きな看板を掲げて大博打する必要もない。初期費用も低い。

夢と現実

ともかく、凡人に起業はいちばん向かない選択ってことは覚えておいて損はない。
やるなら投資にしよう。

凡人云々ではなく、そもそもの考え方がズレてる時点で成功するわけもなく。
やりたいこともない「凡人」が起業すればそりゃあギャンブルでしょう。

でもやりたいことがあるならたとえ「凡人」でも挑戦してみればいい。
生きる意味なんて知りませんが、一度しかない人生を「お金儲け以外」に費やす価値を見ているなら迷う必要もない。

でも金儲けをしたいならチルド氏の教えにでも従ってみればどうですかね。
どうなっても知りませんが。

凡人として生きるということ

凡人として生きるということ