孤独なおじさんが会社を辞めても生きていける時代

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一番の問題は「50歳で会社辞めて大丈夫か?」ということですね。

たぶん、大丈夫じゃないでしょう。おそらくは「何も仕事ない」か今と比べると給料の安い仕事になるのかなとは思っています。

何を「大丈夫」と定義するかでしょうが。
家族がいると悩ましいですが、独り身なら悩むこともない。
死ぬまで会社にしがみつかなければならない、なんて時代ではないと思う。



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イマドキの稼ぎ方

あまりプロブロガーなんてのは好きではないが、しかし今の世の中は会社にしがみつかなくてもそれなりにネット経由での収入は確保できるし、金額に拘らなければ稼ぎを確保することは難しくない。
小口の稼ぎで、ひとつが数万円でも数千円でも、複数集めればそれなりの金額になる。
もちろん経験も知識もセンスも何もないひとが稼ぐには一苦労だろうが、何かひとつでもあればそれほど難しいわけではない。

仮に何もない人でも稼ぎのノウハウはそこここに転がってる。
そういえば、なんの技術も知識もない人ほどブログ論を語るのは気のせいかな?

鈴木です。の中の人が書いてるこういう本もあるし、参考にすればいいかと。
まぁ、それなりにブログ歴の長いid:lightgaugeさんが読んで学べることはないかもしれない。
ブログで稼ぐ最初のハウトゥとしてはよさそうな内容だったはず(感想書いたっけ……)。

もちろんネットの稼ぎなんていつまで続くのかわからない。
でも会社にいたところでその会社が死ぬまで続くのか、続けられるのかはわからない。
会社にいれば比較的安定し、効率的に稼ぎが得られるが拘束される時間は長い。
会社から離れれば収入は不安定になり、稼ぎは非効率になるが拘束時間は短くなる。
稼ぎと自由時間の境目が未分化になる。

人間50年

それより50歳というか、もうそれなりの年齢になるとお金よりも残りの時間が気になり始める。
人間はおじさんという生き物に生まれ変わるわけではなく、クラスチェンジするわけでもなく、自然に生きていれば、自然に歳をとって、自然におじさんになっている。
劇的な変化点も進化もイベントも何もない。
しかし気づくと自分が漫画のキャラクターの年齢を追い越してることに気づく。
バカボンパパは41歳、磯野波平は54歳。

でも何かを成したわけではない。
ごく普通に生きてごく普通に過ごしごく普通に稼いでここまできただけ。

別に人生で何かを残したいわけでもないが、死ぬまで生きられるお金を稼いで逃げ切りたいという願望よりも、残された時間をもう少し有意義に使えるんじゃないかという焦りが出る。
若い頃の、まだまだ時間的には余裕だが経験も知識もお金もないのとは逆。

あれもやればよかった、これもやればよかった。
もう稼ぎは分かった。
稼ぎの多寡は、単なる時間の交換比率でしかない。
しかし人生も半ばになれば、その時間はかけがえなく安い稼ぎに交換することのバカバカしさを感じるようになってくる。
お金は欲しい。
でも一度換金したお金で時間は買い戻せない。

「残された時間で何かを成したい」

しかし人生も半ばを過ぎて、もう可能性も目減りしている。
いつか本気出すと思ってるうちに時間は過ぎ、精神は若いころと地続きだから自我は大して老いてもいないのに、肉体の方は気づいたら階段を昇るだけで息が切れ、腰が痛くなったり肩が上がらなくなったりしてくる。
映画ストレイト・ストーリーの中で年老いたリチャード・ファーンズワースが若者に「最悪のことは若い時のことを覚えていることだ」と語るシーンがある。
それを実感できるようになってきた。

精神は若い頃と地続きなのに、肉体はそれについてこない。
学生だったころからの経過時間より年金をもらえるまでのほうが短い。

孤独なおじさん

人生は死ぬまでの暇つぶしと言いますが、もう残りが見えてくると無駄な暇つぶしになんて使う余裕はなくなってくる。
せめて楽しく有意義な暇つぶしにしたいのも心情。

あと何年生きるのかはわからないけれど、もう嫌なこと、無駄なこと、望まないことをして時間を過ごすのは飽きた、我慢したくない。
だから仕事を辞めるというのは別にアリだと思うんですけどね。

孤独なおじさんだからこそ選べる選択肢というのがあってですね、これが家族持ちだとそうは行かないだろうけど。
(あれ?結婚してましたっけ??)

それで貧乏になって、それで人生の落伍者になるかもしれない。
でもだからって安定を選んでも、たかが知れてる。
歳をとればとるほど金の多寡と人生の満足度は必ずしも比例しないと実感してくる。

果たしてそれなりに満足できる人生だったのか。
残された時間、少しでも楽しく生きましょうや。
一度で終わる人生なんだから。

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佐藤 愛子
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