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Kindleのアガサ・クリスティー全作が半額なのでオススメ6作品

まとめ ミステリ

原作ドラマが次々とTVで放送されるなど、「ミステリの女王」として今なお強い人気を誇るアガサ・クリスティー。今年は没後40年の節目の年でもあります。

現在、主要電子書籍書店では『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』『アクロイド殺し』などの代表作を含む、アガサ・クリスティー全作品の電子書籍版を、期間限定で半額とするキャンペーンを開催しています。

多くのミステリ作品に影響を与えた名作中の名作に触れるまたとない機会です。これから始まる年末年始のおともにいかがでしょうか。
アガサ・クリスティー電子書籍版 全101点半額セールがスタート!

現在、ハヤカワ文庫版アガサ・クリスティ作品の電子書籍がセール中。

クリスティはほぼ(ポワロに限っては全作)読んでる作家の一人。
小説も読んで、ドラマも観て、映画も。
海外ミステリにハマった切っ掛けでもある。

未読の方向けにオススメ作品を幾つか。



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そして誰もいなくなった

最近、NHK BSでもドラマを放送してる「そして誰もいなくなった
この作品はクリスティ作品の入門に向いていて、
・ミステリの王道コード、孤立状態で登場人物が減っていくシチュエーション
・長編、シリーズキャラが出ない
・意外な真相(今となってはありがちなトリックかも知れないが)

といった条件が揃ってる。
……なんでこれだけ旧表紙。

ABC殺人事件

ABC殺人事件 (クリスティー文庫)
早川書房 (2012-08-01)
売り上げランキング: 37
コレに関しては、テレビドラマ版(デヴィッド・スーシェ版)ポワロで観ていただくと映像(編集)トリックが仕掛けられていて面白いんですが、こちらでもいい。
いわゆる連続殺人鬼(シリアルキラー)と被害者を繋ぐミッシングリンクの謎を探るミステリ。

ひらいたトランプ

ひらいたトランプ (クリスティー文庫)
早川書房 (2012-08-01)
売り上げランキング: 339
これは地味なんだが、かなりの名作。
ブリッジのゲームの採点表からポワロが推理をするという一風変わった構成。
推理過程をじっくり楽しめる。
竹本健治「トランプ殺人事件」はこの辺にルーツがあるのかな?と思ったり。

火曜クラブ

火曜クラブ (クリスティー文庫)
早川書房 (2012-08-01)
売り上げランキング: 156
こちらはミス・マープルの初短編集。
田舎町セントメアリミードを舞台に老婦人ミス・マープルが推理を披露してみせる小粒で上質なミステリ。
マープルは温厚そうな婦人なのに過去に何があったんだか……。
平和に見える町ほど裏には悪意がある。
ちなみにミス・マープル役はジョーン・ヒクソンが好き*1

ポケットにライ麦

ポケットにライ麦を (クリスティー文庫)
早川書房 (2012-08-01)
売り上げランキング: 310
こちらもミスマープル。
いわゆるマザーグースマーダー(童謡殺人)と呼ばれる童謡の歌詞に合わせた見立て殺人。
マープルは老婆なんですがこういうハードな事件にも関わるんですよね。
ポワロ作品よりマープルのほうが人のドロドロした悪意が強い印象。

三幕の殺人

三幕の殺人 (クリスティー文庫)
早川書房 (2012-08-01)
売り上げランキング: 467
ポワロ物。
これは是非読んでいただきたいオススメ作品のひとつ。
三幕仕立てで殺人事件が起き、それが収束していく。
本格ミステリ的面白さが詰まってるのに今ひとつ地味。
ドラマ版もかなりよく出来てたんですよねーこれ。


一応「アクロイド殺し」「オリエント急行殺人事件」も挙げておきますが、この2つはトリックが有名になりすぎた感じがありますよね、特に後者。
しかし、こういう革新的で面白みに満ちたミステリを1930年代に書いたクリスティはやはり素晴らしい。
他にもトミー&タペンスやバトル警視など冒険、スパイ、男女恋愛、サイコホラーなどテーマにした様々な作品があるし、クリスティの語り口というのはどれも端正なので非常に読みやすいのも特徴。

アクロイド殺し (クリスティー文庫)
早川書房 (2012-08-01)
売り上げランキング: 16

しかし海外ミステリは、訳者によって大きく印象が変わってしまうんですよね。
某翻訳者の訳し方が肌に合わなくて読めなかった作品も幾つかあったり。

上記作品の翻訳が合えばいいんですが。

今回三冊買いました……(チムニーズ館とか)。

*1:アンジェラ・ランズベリージェシカおばさんにしか見えない