劇場版のジャイアンみたいなレイン・ウィルソンが輝く映画「ゾンビスクール!」

小説家を目指しNYに出たが、パッとしないクリントは早々に夢を諦め、母校の小学校で臨時職員として勤め始める。出勤初日から生意気な子供たちには舐められ、個性的すぎる教師たちとはイマイチそりが合わない。しかし小学校教師になっていたかつての同級生、ルーシーと再会し思い出話と共に淡い恋心を募らせる。給食の時間。子供たちは大好きなチキンナゲットを頬張り、賑やかな時間が過ぎていく。そして、午後の時間が始まる。ツインテールの少女、シェリーにいつものようにちょっかいを出すいじめっ子、ペイトリオットだが、シェリーの様子がおかしい。ペイトリオットが髪を引っ張ると、毛束が皮膚ごと剥がれ落ち、そのまま倒れこむや否やシェリーはペイトリオットの顔に噛みつく。何が起きたか分からないまま、学校中はパニック!次々とゾンビ化していく子供たち相手に教師たちが立ち向かう。キッズゾンビVSイカれた教師の戦いの火蓋が切って落とされた!

R.I.P.ジョージ・A・ロメロ。



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ロメロが死んだので今週はゾンビ映画を観てみた。

LORイライジャ・ウッド主演のB級ゾンビ映画「ゾンビスクール!」。
非常に王道な展開。


イライジャ・ウッドは作家に憧れつつ、あまり才能のなさそうな教師。スティーブン・キングのバッタモノみたいなホラーを書いて、生徒に読まさせる辺りはなんか危ない。
初恋の相手に再会して焼け木杭に火がつきつつ、キャッキャウフフでお話ししてたら、突如休憩時間のグラウンドでゾンビウイルスに生徒が感染→パンデミック発生→教師らは校舎に立てこもる。
まさにゾンビスクール。

LORの監督ピーター・ジャクソンが撮ったゾンビ映画「ブレインデッド」に赤ん坊のゾンビが登場し、ブレンダー(ミキサー)に赤ちゃんゾンビを入れてミキサーにするシーンがあるんだけれど、アレと同じく子供がゾンビ化するので当然ながら大人(教師)が子供(生徒)をバスバス殴る。
まぁ、そうしないと噛まれて食われてしまうので仕方がないわけですが、フィクションとは言え、そういう描写に抵抗のある人は観ないほうがいいかもしれない(最初から観ないか)。

ただ子供の多さの割に犠牲者が意外と少なく感じる。
大概の映画だと死ぬようなキャラの教師も案外生き残る割に、子供のゾンビ率の高さ。
監督、子供嫌いなんじゃないだろうか。

この映画で主役イライジャ・ウッドを食うのが劇場版ドラえもんのときのジャイアンみたいなレイン・ウィルソン。

最初は偏屈なキャラかと思いきや、徐々に元クォーターバックとして戦いの先頭に立って、リーダーシップを発揮して、イライジャ・ウッドの恋の当て馬になるかと思いきや何だかんだ一番美味しいところを持っていく。
あれ、主役誰でしたっけ???

ちなみにレイン・ウィルソンは、手作りアメコミヒーロー映画「スーパー!」でも主役やってるので、気になった方はそちらもチェックしてみるといいかも。
…「スーパー!」もコスチューム着たおっさんが悪党相手に武器を振り回すイカれた中年版キック・アスでしたが……。

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レイン・ウィルソンのやってることは「スーパー!」も「ゾンビスクール!」も変わらない。
鈍器を振り回したり、撃ったり。
ただ学校なので銃はないんですが。

かなりグロシーン多め。
コメディだと舐めてると、意外なエグさにやられる。
冒頭からいきなり鶏の屠殺からナゲットまで描いてる時点で、どういう映画か示されてる気はしますが。

シナリオはがっつりB級なので、破綻とか、あまり深く考えずに観る映画。
子供好きは観ちゃダメ。

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