2017年読んだマンガを感想と一緒に並べてみた

2017年も色々とマンガを読んだ。
とはいえランキング形式で紹介するほど作品を網羅したつもりもないので、個人的に面白かったものをピックアップして羅列してみました。

※以下、最新刊の書影を貼っておきます



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アヴァルト(完)/光永康則 ☆☆☆☆

アヴァルト(6) (シリウスコミックス)
講談社 (2017-11-09)
売り上げランキング: 1,183

途中までは、面白かった、ほんと。
現実を侵食した虚構のゲーム世界。
神を名乗るNPCとの戦い。
風呂敷広げまくって、これからどーなるかと期待して。
そこまで満点つけてたのに、ところがなんであーなって終わったんか。
残念だわー、残念だわー、と思ってたら。

あ……はい、うん。
お疲れ様でした。
怪物王女頑張ってください。

流香魔魅の杞憂/奥瀬サキ ☆☆☆☆

流香魔魅の杞憂 1巻 (ガムコミックスプラス)
ワニブックス (2017-08-25)
売り上げランキング: 62,631

長編でなくても、定期的に低俗霊が未だに読めるのが嬉しいのだと奥瀬センセには伝えたい。
ところで火炎魔人の続きなんですが、いつ(ry

モンキーピーク/志名坂高次・粂田晃宏 ☆☆☆

モンキーピーク 4
モンキーピーク 4
posted with amazlet at 17.12.11
日本文芸社 (2017-11-09)

山の中で殺人猿に襲われ、徐々に減っていく主人公ら。
序盤、綾辻行人「殺人鬼」的なミステリ解決を期待してたが、猿が強すぎて、もはや殺人ロボとか異星人でも納得できそうな展開に。
あのイモータルさをどう説明づけるのか注目。

ルーブルの猫/松本大洋 ☆☆☆☆

ルーヴルの猫 下 (ビッグコミックススペシャル)
小学館 (2017-11-17)
売り上げランキング: 8,360

アート meets 松本大洋ワールド。
松本大洋お得意、相反する白と黒……子供と大人、無垢と知恵と。
暗喩として、成長し知識などが邪魔をすることでアートの理解を阻む→絵画に出入りできる、ということなのかな、と愚考。
面白いが、最近の松本大洋はバイオレンスが減り、作品にある種達観した感がある。

王様たちのヴァイキング/さだやす ☆☆☆☆

王様達のヴァイキング(14) (ビッグコミックス)
小学館 (2017-12-08)
売り上げランキング: 93

相変わらず、ずっと面白い。
天才ハッカーの才能にエンジェル投資家のブーストがかかった結果、スケールが広がりまくり、遂には総理絡みにまで発展。
プラレス3四郎でプラレスと軍需産業が結びつく並みのスケール感だが、さすがにこれ以上はないと思うので最終章に突入してるんだろうが、まだ終わりそうにない。

マイホームヒーロー/山川直輝・朝基まさし ☆☆☆☆

マイホームヒーロー(2) (ヤングマガジンコミックス)
講談社 (2017-12-06)
売り上げランキング: 97

娘を守るためにミステリ好きの父親が思い切った行動に……というシンプルな発想ながらもなかなか面白い。
健気な主人公の父親、男を見る目がない娘。
そしてお母さん、現実を受け入れるのスムースすぎ。
これからこの家族がヤーさん相手にどう振る舞っていくのか、結構気になる一作。

我らコンタクティ(完)/森田るい ☆☆☆☆

我らコンタクティ (アフタヌーンKC)
森田 るい
講談社 (2017-11-22)
売り上げランキング: 23,594

単純に面白かった。
ロケットを飛ばし宇宙人に映画を見せたいって子供の頃の夢を叶えるべく自分でロケット作って飛ばすなんて、ニコニコ系モノづくりクラスタが歓喜しそうなお話。
これが野尻抱介なら、もっとディテールを詰め込むかもしれないが。

はじめアルゴリズム/三原和人 ☆☆☆

はじめアルゴリズム(1) (モーニングコミックス)
講談社 (2017-11-22)
売り上げランキング: 1,927

夢枕獏「ひつじの宇宙」のように天才数学者が、数学を知らない少年に出会い可能性を見出す。
という展開までは良かったが、ここからどう展開させるんだろう。競い合うみたいな感じになるとなんか違うし……。

不滅のあなたへ/大今良時 ☆☆☆☆☆

不滅のあなたへ(5) (週刊少年マガジンコミックス)
講談社 (2017-11-17)
売り上げランキング: 124

感想が難しいが……。
生きるということは死んだ人の時間を残し続けるということなんだが、映画「インタヴュー・ウィズ・バンパイア」のごとく、他は死に独りで誰かが生きた記憶を残し生き続けるというのは孤独でしかない。
これからも山ほど心が痛い鬱展開が待ってるとわかっているのに止められない間違いなく必読の一作。

第三世界の長井/ながいけん ☆☆☆☆

第三世界の長井(4) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
小学館 (2017-10-20)
売り上げランキング: 24,465

メタも極まって、ついに過去作のキャラまで登場して、これどうやって風呂敷たたむんだろう。
来年5巻が出るかどうか……。

ファイアパンチ/藤本タツキ ☆☆☆☆

ファイアパンチ 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2017-11-02)
売り上げランキング: 4,329

第三世界の〜と同じくメタではあるが、こちらはあくまで作中現実と作中の虚構がせめぎ合い、作中の虚構が作中の現実を上書きする超展開。
ハッピーエンドはないな……。

憂国のモリアーティ/三好輝 ☆☆☆☆

憂国のモリアーティ 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2017-11-02)
売り上げランキング: 4,264

なかなか面白い。
正史の悪役視点から描くのは三国志なら「蒼天航路」なんてのもあったが、こちらはモリアーティ側から。
シャーロキアンほどでなくてもホームズを知っている方が面白いが、それ抜きでも一話一話クオリティが高い。

古見さんはコミュ症です/オダトモヒト ☆☆☆

「どういうキャラの友だちが出てくるか」パターンは続けようと思えばかなり続けられるので、このまま続けてください。
もはや安定感ある。

レイリ/室井大資 岩明均 ☆☆☆☆☆

レイリ 4 (少年チャンピオン・コミックス エクストラ)
秋田書店 (2017-10-20)
売り上げランキング: 813

今、連載してるマンガの中でもかなり出色の一作。
命に関する感覚というのは岩明均が「寄生獣」でもやってきたが、今回は戦国時代という命の価値が徹底して軽い時代を舞台に、レイリという少女の価値観の変化を描くことで考えさせる。

テラモリ/iko ☆☆☆☆

テラモリ(7) (裏少年サンデーコミックス)
小学館 (2017-08-10)
売り上げランキング: 6,669

アパレル系お仕事マンガだと思ってたのに最近、恋愛要素が強すぎてキャラが疾走ってる。
そりゃあ副店長、イケメンの上に仕事もできるんだからモテるわな……(でも長髪はリアルだとウザいぞ)。
もうちょい服飾お仕事系要素が欲しいと思うのはわがままか。

あげくの果てのカノン/米代恭 ☆☆☆☆☆

あげくの果てのカノン(4) (ビッグコミックス)
小学館 (2017-11-17)
売り上げランキング: 1,836

不倫に至る心変わりの動機を「異星人の一部を移植してるから」にした設定はアイデア勝利というか。
世間に不倫がバレて叩かれるなんていわゆる芸能人のアレを不倫女性側から描いてる感じ。これまた落とし所が読めない。

あしあと探偵(完)/園田ゆり ☆☆☆

あしあと探偵(2) (アフタヌーンコミックス)
講談社 (2017-11-22)
売り上げランキング: 3,272

地味ながらなかなかの佳作。
猫探しとか行方不明とか、いわゆるリアルな現代探偵もの。
都会を舞台に足跡を辿っていくアプローチは、考えただけでも難しいが、そこから上手く話を作っていくのは面白いなーと思ってたのに二巻で完結とは……。
もう少し続いてほしかった。
ちょっと惜しい。

HUNTER×HUNTER/冨樫義博 ☆☆☆☆

HUNTER×HUNTER モノクロ版 34 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2017-06-26)
売り上げランキング: 969

冨樫!頼む!頼むから描け!!……。


アレが入ってないとかこれが入ってないとか、あるでしょうが(そーいえばゴールデンカムイとか入れてない)今年はとりあえずこんなところで。