iTunesは単なる出来の悪い音楽ソフトか?

anond.hatelabo.jp
三洋の中の人か...あぁ、元家電メーカーの方ね、と。
自分も過去には家電メーカーの端っこ(AV部門でしたが)に引っかかったりはしていたんですけど肌感覚がかなり違うのは自分がマカーだったからなんだろうな、と思った次第でして。
とは言えかなり世代は違うなー。
随分上の人っぽいので、考え方がひと昔前というか。

ちょっと増田とは、色々見解が一致しない。


あんまり自分のことを書いたことがない気がするんですけど、確か最初に触ったPCが8801で次が9801。
持ってない時期を挟んでトランスルーセントiMac
ここからマカー開始。
その後、MacBookiMaciMacVAIOとかLenovoのノートも持ってるけど、結局iMacがメイン機。
会社でのお仕事はずっとWIn機ですからMacOSもWinもどっちも使える。

端末に関して言うとHDDの、今で言うiPod classiciPod nano
iPadも使ってたし、今はiPad mini
携帯はPHSからガラケー、iPhone3Gにして、そっからはiPhone一択で現在も。

...と言うバックボーンが前提。
以下、増田に書いていることにマカー的にツッコんでいく。

APPLE倒産?!

富士通NECみたいに卓越した技術を持っていても、長い時間をかけて凋落していった企業だってある。逆に言えば、ほんの20年くらい前までAppleなんてニッチで時代遅れのPCメーカーだったんだ。日本だっていつまでもダメな国じゃない。社会が変わるときは一瞬で変わる。老害って言われるのは悲しいけど、でも君らと一緒にまた上がっていける日は来ると思うな。

この辺は確かにそうで、個人的にはAppleの専門誌で「Appleが倒産の危機?!」みたいな記事を読んだ記憶があるし、周囲にMACを使ってる人間なんて一人もおらず、自力で解決してた。
ただ当時のAppleを時代遅れ、と捉えてたのは日本の家電メーカーの人っぽいというか。

あの当時のPCっていうのは事務器具であり、ギーク向けの機械でしかなかったのにそこへiMacを一般に受けやすいように打ち出してきた。
家電の延長線上というか。
TVはその仕組みを知らなくてもスイッチを入れれば放送が見られる。
小難しいコンピューターをそんなテレビのように簡単に。

コンピューターを一般の人にも使いやすい形に...見た目も受け入れやすく(ギークに受けるメカめかしさではなく)、ソフトのGUIも一般の人に使いやすいものを、を目指して出したものだし、その精神があったからこそiPhoneに繋がったわけですよ。
あれこそ「機械音痴でも使える電子端末」ですからね。

iMaciPhoneiPod。それらハードとMacOS、これらを一貫して使える。

そういう中で日本のメーカーはより性能を求めたり、あるいはガラケーのように固有のハードウェアと紐づいた固有のソフトのみで解決しようとした。
その結果が日本メーカーの凋落な訳ですが、まぁ、それはそれとして。

だから今になって若い人がApple=意識高い、とか言い出しているのを見ると随分世の中変わったよなーと思うし、Appleのシェアが強いなんて話にはいまだに違和感がある。
Apple=マイノリティの時代が長かったものでしてね。



iTunes

追記:iPodのことを何度か書いている人がいるけど、俺の周囲の人たちでiPodを使っている人は殆どいなくて(ちなみに言うとWalkmanだっていなかった)、大体が中韓の作ったmp3プレーヤーを使っていた。格段に安かったし、iTuneとかいうできの悪いソフトを使わないでも、フォルダごと音楽ファイルを放り込めば再生してくれたからだ。俺も名前忘れたけど韓国メーカーのやつを使ってたと思う。これって自分の周囲があらかた理系でメーカーだったから、割と特殊なのかも知れない。ただ全く無関心なのではなく、飲食店で注文を取るお姉さんがiPod touchを端末に使っていたのを見て、ああイノベーションってこういう形も取るのかと感慨深く思ったのを覚えている。ちなみに当時auガラケー向けに音楽配信サービスをしていて、もちろん三洋の端末も対応していたんだけど、実際それで音楽聞いてる人を見たことなかったな…(ぶっちゃけ、ビットレートが低く、音もそんなに良くなかった)

増田は”iTunesの出来が悪かった”と書いているんだけど、iTunesは単なる音楽ソフトじゃあない。
そこからズレてる。

iTunesの利点はiPhoneという端末のバックアップデータを取りつつ、音楽データも一括で管理でき、しかも当時、悪名高かったコピコンCDが出てくる中、iTunesMusicStoreと連携していたところも強い。

iTunesが単なる出来の悪い音楽ソフトだ、と思っていたならそれは増田の完全な思い違い。
映画も音楽もiPhoneのデータも使え、さらに一貫したGUIで操作できるところも敷居が低かった。

iTuneとかいうできの悪いソフトを使わないでも、フォルダごと音楽ファイルを放り込めば再生してくれた

このフォルダごと取り込む、ということが一般人には敷居が高い。
でもiMacならスロットローディングにCD入れればiTunesが立ち上がって取り込んでライブラリに整理してくれる。

ハード面で言えばクリックホイールの使いやすさ。
とりあえずiMacに取り込んでおけばiPodに入っているし、選ぶ必要もないくらい山ほど音楽が入ってる。
確か当時で1万曲くらい入れてた記憶がある。

ひと昔前、多くは着メロフルとか、増田のように中韓のmp3プレイヤー使ってる一部のギークがいたんでしょうが、入れた分しか再生できないmp3プレイヤーや、ガラケーみたいにハードに縛られた音楽メディアの再生方法に比べて、iMaciPodで同じ音楽ライブラリが共有されていると言うのはかなり使いやすい要因だと思うんですよ。

Napstar、P2Pでの音楽の共有が普及する中、Appleは自前のiTunesMusicストアで囲い込みを行っていたのに、日本の音楽メーカーはレーベルゲートからCCCDなんてゲスい規格を作り出してミュージシャンからも嫌われたりしてたし、着うたフルなんて着メロの延長線上にあるようなものを音楽メディアのメインにしようとしたのもイカれてる。
今もmoraってやってるんです?(この辺に詳しい増田の登場が待たれる)

あの辺の迷走を随分引きずっていたイメージがある。

統一感

なので、増田にも見られる非Appleユーザーが軽視しがちな視点はこのあたり。
iPhoneの強みはiTunesを基点とした管理のしやすさなんすよ。

でも、iPhoneが洗練されているってのはどうもやっぱり納得できないんだよな…確かにiPhone5くらいまではそうだったかも知れない。ただその後はUIなんかもひたすらAndroidで先行しているものを取り込んでいったでしょう。通知エリア、戻る機能、大画面化、アイコンのグループ化、ウィジット、カーソル移動…iPhoneAndroidと比較してそんなに洗練されたものなら、どうしてAndroidのマネをする必要があったのか。また端末はどんどん重くメタボリックになっているし、ノッチはデカく指紋認証も不可で、充電端子の統一もできず未だにデジタルコンテンツのアプリ内購入もできない。それで最高のユーザー体験とか聞くと、寝言は寝てから言えよと思ったりするよな、正直。俺はよく画面分割してYoutubeを再生しながらLINEとかするけど、それすらまだiPhoneはできないんでしょ?

重くメタボリックになって...という部分で言えばAndroidもどんどん大型化しているし(Gyalaxyなんて二画面で重さも厚さも二倍ですよ)、一部の声に応えて小さいiPhoneを出してはみたが結局たいして売れもしなかった。
ノイジーマイノリティなんですよ、あーいう声は。

世間的には、コンテンツがリッチになって行き、通信速度が上がっていく以上、画面の大型化は避けられない。
その辺も増田の認識は遅れてる。
5GSAが本格化しようかって時代にそれこそ小型端末は一部のニッチなユーザー向けになってしまっている。

iPhoneでも(Youtubeが有料プランなら)表示しながら他もできるけど、あの小さい画面でわざわざ二つのことやろうと思わん。
自分がするから他もしたいだろう、は日本の家電メーカーが陥った落とし穴の特徴ですよね。

USB-C

充電端子の統一もできず

USB-Cって SNSやネットではすごく言われるんだけど、いわゆるデジタルに疎い人に家に行ったらそんなものないことの方が多いんですよ。
USB-Cにして欲しい人というのは他にも端末を持っていたりしてそれらがUSB-Cだからじゃないですか。
世間の、デジタルに詳しくない多くの人らの家にUSB-C対応の何かしらが果たしてあるのか?と。

日本メーカーの最新家電だって端子はUSB-CどころかマイクロUSBだったりするんですよ?
もしくは独自規格。
コスト面なんでしょうけどね。
もう令和なのに、今さら。

だから仮にUSB-Cが家にあったとしても「買ったものについてた」ってのが多い。
イヤフォンを買ったら充電用についてた、とかね。

これって日本の家電メーカーがやたら独自の充電規格を押し付けていた昔からの習わしかもしれないけれど、iPhoneは一度買ってLightningケーブルがあればその後ずっと使えるんですよ。
しかも結構しっかりしたケーブルが付属品。
iPhone8だろうがXRだろうが13だろうが同じケーブルが使える。
それどころか余るくらい。
ウチだけで多分、10本はあるんじゃないですかね。
壊れても、今じゃあコンビニですら売ってますから。

逆に突然、新型iPhoneの端子がUSB-Cになりました、なんてことになったら買い替えが発生してしまう。何これ?USB-C?え?知らんわ、これ。
ケーブル買い替えるの?マジで??。
これまでのケーブル使えないじゃないか、ってなもんですよ。

世間からすれば。
充電端子の統一って意味ならAppleiPhoneユーザー的にはとっくにされてる。

だからiPhoneを選ぶ理由は単純に楽だからですよ。
iOSは同じ、iTunesに入ってるデータをそのまま使える。
充電ケーブルも使える。アプリも同じものでいい。
iPad買ってもiPhoneと同じデータが使える。
iCloudにデータのバックアップも取られてるからそっから復元も可能。
買ったらデータを移すのも簡単。

わざわざこれまで使ったこともないAndroidにする意味を逆に探さなきゃならない。
iPhoneではできず、Andoroidでしかできないことに上記を超えるほどの魅力があれば、買い替え需要もあると思うんですけどね。
デジタルコンテンツのアプリ内購入なんて音楽や映画ならiTunesやアマゾンで済んでしまう。
もう単体コンテンツ購入の時代は過ぎて、サブスクが普及し始めてる。

画面分割して二画面で観たければiPad mini使う。
ネトフリなんかを小画面で出しつつTwitterなんてのはたまにやってる。

なので逆にiPhoneではなく、あえてAndroidを選ばなきゃならない理由というのが知りたい。
Androidタブレットは持ってますけど、iMaciPhone,iPad miniを中心として使っている自分からすると親戚の家にお泊まりに来ている子供みたいというか、サークルの中に入れないって感じ。
正直、あんまり活用できていない。

当時、もしApple製品を使い込んでいる家電メーカーの社員がいてAppleの戦略に気付き、家電メーカーの垣根を超えて海外も含め他社の規格を取り入れたり、ハードとソフト一貫で作り上げユーザーを取り込み、サービスを串刺しで使えるようにして、高級家電ではなく価格を抑えていたらどうなってたんでしょうね。
歴史にIFはないですが。

とりあえずマカー的にはこんな感じです。

NTTdocomoいつでもカエドキプログラムが「最新PCを格安でレンタルできる」仕組みに

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NTTドコモがPCの取り扱いを開始、しかもスマフォに採用されているいつでもカエドキプログラムに対応。
このいつでもカエドキプログラムが面白いもので、これに対応したというのは非常に興味深い。

まずいつでもカエドキプログラム(以下、カエプロ)について。


この方の説明がわかりやすい。

とはいえ説明だけではわかりづらいので以下、具体的にThinkPad X1 Nanoで考えてみる。

まず一括なら金額は239,976円。
これをカエプロの24回払いにする。
ちなみに単純な24回払い(利息なし)の場合、一回9,999円x24ヶ月。

面白いのが、このカエプロの24回払いは24分割ではないというところだろう。

docomoは返却された端末のリセール価格を設定している。
なので24回目の支払い前に本体を返却した場合、24回目の支払いを行わなくていい。

具体的な数字にすると、
まずdocomoが設定したX1nanoのリセール価格は96,360円。
2年後にこのPCはこのくらいの中古価格になっているという想定だろう。
そこで定価239,976円からリセール価格の96,360円を引くと143,616円。

カエプロを利用すると、この143,616円を23分割で支払うことになる。

なぜか一度目の支払額が少し多い6,248円らしく143,612-6,248で137,364円。
月々の支払額は24等分の9,999円ではなく、137364÷22で1回辺り6,244円になる。
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ややこしいが要は月額6,244円でそこそこハイエンドのPCを2年間レンタルする、と考えるとわかりやすいかもしれない。
もちろん2年経っても買い替えたくない、愛着が湧いた、データを移すのがめんどくさい、などなど理由があって支払いを続ければ、そのまま買取することもできる。
その場合、24回目の残価(96,360円)をさらに分割などで支払う。


k-tai.watch.impress.co.jp
スマフォの発展は日進月歩。
iPhoneに至っては毎年新型が出るたびに買い替え需要があるし、今年もネットユーザーには不評だが(先日もiPhoneを買う理由はもうないという増田がホッテントリになっていたが)当日、ビックロの地下は人で溢れていたし、実際一部機種は手に入りづらい状況も生まれた。

毎年、数年ごとに買い替えるとなると対価がかかる。
だからこそ代物弁済という形で購入価格を抑えるプログラムが生まれた。
iPhoneの場合、中古価格も安定しているし、Apple公式でも買取を行なっている。

しかしAndroid端末の場合、端末によっては下落率が大きくカエドキプログラムは(ずっと同じ端末を使い続けたいユーザーを除き)魅力的。
買取先はdocomoであり、どこぞの中古買取業者ではないというのも中古端末の処理として選択肢の理由になり得る。



2年もあればPCも随分進化する。
PCも高額ではあるが実際、道具としては消耗品。
特に持ち歩きの多いノートPCは見えない部分の劣化も多く、故障の可能性も上がる。

これまでもレンタルPCはあったものの、性能が高いものはコストがかかり過ぎて選択肢になり得なかった。
しかし今回のように23万のPCを2年間14万円、月額6000円でレンタルなら充分選択肢になるんじゃないだろうか。

少し難点があるとすれば、端末のスペックが固定というところだろうか。
Corei5-1130G7、16GBメモリ、512GB SSD
OSはWIndows10Home、SIM対応(nano SIM)。
せめてOSが選べたりAMDが選べたりすると面白かったんですけどね。

同じようなスペックのものをレノボ公式で購入すると194,590円らしい。
ただレノボの公式って納入遅いのがね。。。
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ThinkPad X1 Nano|最軽量でパワフルなラップトップ | レノボジャパン