二作目のジレンマ 映画「ジョン・ウィック:チャプター2」

続編は難しい。
ましてや一作目が名作の場合は。

寿司屋の2代目が常連客に「親父さんの味に追いつけるように頑張るんだぞ」と言われてしまうように、二作目、続編はどうしても一作目と比較をされてしまう。
同じことをやるとマンネリ・ネタ切れと言われ、違うことをやりすぎるとコレジャナイと言われる。
一作目の要素を生かしつつ、二作目なりの新しい挑戦をしなければならない。
ジェームズ・キャメロンは二作目を作るのが上手い。
一作目がSFホラーだった「エイリアン」の二作目ではホラー要素を踏まえつつアクション要素を入れ込みヒットさせ、こちらもSFホラーだった「ターミネーター」の二作目では善悪を逆転させ、当時既にスターになっていたシュワルツェネッガーを敵ではなく味方として描きヒットさせた。

だが「ジョン・ウィック」の続編「ジョン・ウィック:チャプター2」は、やはり二作目のジレンマから逃れられなかった。



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ジョー・イデのミステリ「IQ」の注釈を書いてみた

IQ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

LAの若き青年探偵“IQ”は、音楽界の大物が命を狙われているという事件に挑むが……新世代の“シャーロック・ホームズ”登場! ミステリ賞を多数受賞した鮮烈なデビュー作

評判が良いので久々に海外ミステリに手を出してみたが、これはかなりのヒット作。
基本ハードボイルドだがミステリ色も濃く、チャンドラーというよりロス・マクドナルドのリュー・アーチャーなんかに近いかもしれない。

ところがこの作品、有名ラッパーが命を狙われる事件を扱っているのでラップやNBA(バスケットボール)関連のワードが多く登場する。
その割に注釈が少ない。

そこでこの作品に登場するラップやNBAなどに関しての注釈を書いてみた。
この作品を読みそうな人を何人か連想してみたが……ミステリ好きにラップやNBAに詳しい人は少なそうな印象。

読もうと思っている方が、以下のキーワードを参考にして、さらに楽しめればいいが。



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