【電子書籍】「あなたを天才にするスマートノート」を買った

ここ最近、ウェブで「Kindle買うならNexus7買っとけ」って意見を散見するようになってきた。
以前からNexus7とパナのレコーダーと組み合わせてテレビや録画しておいた番組を観るモニターとして使ったり、Kindleの国内販売以前から紀伊國屋のアプリとNexus7で読んでた経験から言えばNexus7は値段の割に使い勝手が良いし、確実にiPadを触る時間を減らした実感がある。
そもそも値段も違うし、活字を多く読んだり、他のタブレットでブラウジングは充分だって言うならKindleで良い。なにせ軽いし、落としたとしても精神的な心配が少ない。
値段も違うんだから比較してもね。
マンガを読むにはページ切り替えのE-Inkの動作はかなりキツいし、Kindleは活字専用として、小説とか、メルマガをKindle用に変換して入れておいたり、そういう使い方が良いと思う。
何事も向き不向きがある。
今さらNexus7を褒めなくても優秀なガジェットなのは充分解ってます。
iOS用のアプリが使えないのだけが残念だけれどw


あなたにストレスを与えるKindle

さて、ここからが本題。
今、Amazonで岡田斗司夫氏の「あなたを天才にするスマートノート」が220円で売ってる。

1,575円が220円ならお布施としても良いし、ブックオフで探す手間も省ける。
んで、購入して早速Nexus7のKindleアプリで読もうとしたんだけど...

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(※画像は少しぼかしてます)
これは岡田氏が提唱する「スマートノート」が実際どんな風か解説するページらしいんだが、左半分だけで今ひとつ解りづらい。
見開きで左右に「左ページ/右ページ」って見方が一番「スマート」じゃないだろうか。
実践するのに参考にするならそう言う見方が良さそう。
そこでNexus7を横向けにしてみた。

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いや、もう...なんだこれはww
「見開き表示」っていう表示法そのものの存在理由すら危うい。
ちなみに4ページ目がスマートノートの左側、5ページ目はスマートノートの右側であって、右側に無駄な空白が入るなんて言う事は無い。
5ページ目を表示させても4ページ目と同じく左側にページが表示され右側に空欄が挿入される。
そしてこれがスマートノート画像分延々と続く。
そもそも見開きってのは同じ視界に続くページ同時に二つ表示するから「見開き」って言うんじゃないだろうか。
画像が終わって本編に入るとこのおかしな挙動は訂正される。

検証は続く

次にiPadKindleアプリで同じく表示してみる。
今度も横(見開き)表示で。

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www
今度は左側に章題の書かれた3ページ目が表示された。
iPadの場合、謎の空白ページの挿入は無いが、見開きで「左」にあたるページが右に、「右」にあたるページが左に表示される。
「章題/A左」
「A右/B左」
「B右/C左」
...互い違いの表示、これが続く。

電子書籍って

別に「Nexus7のKindleアプリは今イチだぞ」とか「iPadもまだまだだ」なんて言いたいんではなく、出版社がKindleにアップロードする際、この程度の挙動もチェックしていないって事に驚いた。
普通に考えればまずKindleでどう表示されるか、iOSアプリ、Androidアプリでの挙動はチェックするだろう。なにせ今はセールで220円だが、通常は1500円前後で売ってる訳で。
プロが金を貰っている商品が、この程度のクオリティで「未来の電子書籍でございます」なんて顔をしている事が素晴らしく香ばしい。
以前からこのブログで書いてるんだが「紙の書籍を取り込んで電子データにしただけの」電子書籍が今の主流でしかない現状、その「紙に取り込んだだけ」のものすらまともに購買者に見せる事も出来ない出版社って言うのは果たしてどこまで生き残れるんだろうか。

紀伊國屋でも同じ本を売ってるんだが、どんな挙動をするかは確認してない。
当然、香ばしい事を祈る。


※注 以上は、岡田斗司夫「あなたを天才にするスマートノート」の中身に関して批判する内容ではありません。中身は今から読みます