「彼女欲しい」という戦略

「彼女欲しい」という欲求はプロジェクトとして考えると破綻している/不倒城
ホッテントリ入りしているこちらのエントリがなかなか面白かった。

「嫁欲しい」「彼女欲しい」というのは、具体的な成果物設定がないままゴールだけを規定しているという、プロジェクトマネジメントとしては失敗プロジェクトのモデルケースみたいな欲求なので、「○○さんを彼女にしたい」みたいな対象物を伴った適切なゴールラインの設定をした方がいいと思います

South Sudan 022
Photo:South Sudan 022 By babasteve

作戦を実際する現場では、無数の戦術が用いられることになる。
そして作戦、戦術を支えるのが兵站だ。
兵站とは、兵士の食料や武器弾薬の調達、新兵の徴集と教育、各基地間の通信や補給など、具体的な攻撃以外の全てを意味する。しかし軍隊の大半は兵站である。
実際に鉄砲を持ち、航空機で敵陣に攻撃を仕掛ける戦闘員の数倍から数十倍の要員が、基地の設営や食料と弾薬の補給と調達、通信設備の維持といった作業に従事することになる。 

戦略(Strategy)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、そして兵站(Logistics)


現状「彼女がいない」「嫁が欲しい」という現状は何らかの戦略・戦術的に失敗があった末の状況と言える。
投入すべきリソースの不足、物資・戦力の不足などが考えられる。
機会を失したというのもあるかも知れない。

適宜投入すべき・投入可能な戦力とリソース、展開できる兵站の限界を分析する。
まず兵站こそ最も考えなければならない。
戦略や戦術は兵站を元に想定しなければならない。
経済的、物理的にどうか。
士気はどうか、練兵は充分か。
絨毯爆撃で焦土にするほどの札束があるのか。

そして各ステージへの遷移を管理する運用管理が更に重要な観点となる。
戦力の配置は適当か、リソースの投入は過剰ではないか、タイミングはどうだろうか。
各ステージごとの進行が順調で戦術としては及第点としても、戦略的にはミスがあるかも知れない。
情報は正しいか、その情報を元に作戦を立脚し、進行させる。
一敗地にまみれたとしてもマクシミン戦略的に獲得予想利益を正確に弾き出し、立て直し再び侵攻する。
だからこそ戦術と戦略の齟齬を補正・管理する役割が重要な役割となる。

一億玉砕。
どれだけ泥臭い戦略だろうが勝てば官軍である。
戦術的、戦略的に失敗しても彼女が出来る可能性はある。
しかし戦略的に成功し、進駐が叶ったとしても安定統治や危機管理など再び新たな立案が必要となる。
戦いは終わることなく続いていく。
果たして何を成功と呼ぶか、作戦の完了と呼ぶのか。
戦場の明日はどっちだ...。