ブログを書く意味を語ってみた
月収52万円のプロブロガーが教える、ブログを継続するコツ/ihayato書店
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/20867
ウチのブログは統一感が無い。
このブログの前にもさんざやっては潰しを繰り返して来た。
過去に
「もっと内容を統一した方が良いんじゃ?」
とか言われた事もあるが、毎度自分の趣味嗜好で広く浅く乱雑なモノに仕上がる。
このブログにしても元々の切っ掛けは
「iPhoneアプリ評価してるブログって何でもかんでも新作は手放しで褒めてばっかりで、それにつられて買ったらトホホって事が多いよな」
っていう提灯記事ばっかりのブログが多いのに辟易して
「なら自分で書いちゃえば良いんじゃね?」
って思った事が切っ掛けだったりする。
それは未だに変わってない。
でも書いてみて、蓋を開けてみれば同じアプリについてシビアに賛否書いたとしても取り上げられずはてブも付かず、どこかの大手の提灯記事
「究極の神アプリ登場!」
「トップページのネ申7アプリ紹介します!」
「これがこれからの定番!ドッグ入り確定!!」
みたいなペラペラ記事がホッテントリする。
はてブ上位20記事に共通!アクセス倍増のブログタイトル10法則
http://w-just.com/blog/blog-title-876.html
確かにブログを書くなら多く読まれたいだろう。
マネタイズをやってるihayatoみたく敵をガンガン作っても月収52万円の為なら良いのかも知れない。
憎まれるのも仕事のうち。
流し読みした本の内容を書き写したようなペラペラの記事を15分で書いて、それで月収52万円なら「垢消せ」「笑われる価値がある」とか書かれても慈愛をもって赦せる。
右の頬を打たれても素直に左の頬を突き出せる。
なにせ頬を打つのは52万円の札束。
燃えれば燃えるほど、叩きが強ければ強いほど札束は厚くなる。
悪役レスラーのレゾンデートルと変わりはしない。
アフィリエイトが悪いとは思わない。
誰かに読まれるものを書くのだからそれに対する報酬があっても良いだろう。
しかしそれで食って行くつもりは無い。
ブログで書いて生きて行くならマネタイズも真剣に考えるだろうし、アフィエリエイトの為に手段も選ばないだろう。
どんなに薄っぺらかろうが「神」だの「究極」だの初心者に解りやすい惹句を並べたタイトルを付けてエントリーをアップロードして、ツイッターでもフォローしまくり、アドレスをバラまいてアクティブに動き、複数アカウントを回して、友人に頼み、Facebookもぐぐたすも始め、はてなのアカウントを複数作ってはてブしまくって、炎上でもなんでも受け入れて、2chのまとめでもなんでもやるかもしれない。
生きて行くって言うのはそう言う事だろうし、覚悟が無いとやれない。
別にブログで食うには「高品位なブログ」を書けなきゃいけないって訳じゃ無い。
長く定期的な積み上げとウェブ内外での活動の結果、それが反映される。
プロブロガーだのアルファブロガーの書くものに碌なもんは無い。
碌なものは無いし、面白くない。
だから多く、広く読まれる。
無難で定番で解りやすい。
読み手として、毎日ウェブを見てる。
はてブも結構やってる。
まとめ記事は大概つまらない。
付け焼き刃の知識でまとめてるから粗いし、マネタイズが関わってるから欲も見える。
これが入ってない、あれが入ってない。
「そんなの仕方無いでしょ?だって全部知ってる人なんていないんだから」
ならまとめなきゃいい。
つっこむ余地の無いまとめを作ってくれ。
〜まとめなんて全部無駄の塊。
必要な部分は一行、二行しか無い。
いわゆる「アルファブロガー」と呼ばれる古参が書いてるエントリーに出会う事も減った。
毎日更新する事、書く事が至上になってて、それ以上のものが何も感じられない。
アプリを評価するブログにしてもそうだ。
自家中毒、内輪ウケ、セミナー、手前味噌、アフィリエイト。
こんな新しいアプリを見つけた、こんな感じだ。
それ以上の価値は何も無い。
記事を読んで、直帰率100%。
へたに教養があるばっかりに頭と思考が硬く、語る割には共感を得られないエントリーは悲しい。
大学生くらいの「覚え立ての知識と論理を披露したくて仕方無い」臭いをまき散らしたそう言うエントリーを書く人物はツイッターでも香ばしいし、香ばしいを通り越してめんどくさい。
余り絡みたく無いのでフォローしたりRSSに登録したりするけど、殆ど読み飛ばす。
だってめんどくさいw
でも見ていると騒動が始まるので見逃す訳にもいかない。
若書きで、文章力もまだまだ、知識も教養も今ひとつ、論理破綻が凄まじいのに、リビドー全開、語りたい事が多くて、それに突っ込まれても更に書き続けるような、そんなエントリーが面白い。
そー言うのに限ってブコメが山ほどたかってる。
はてブは「上手い!座布団一枚」って大喜利だし、マネタイズも何も無い。
ツイッターも利害が無い。
趣味に始まって趣味に終わる。
だから結構どうでもいい。
バカバカしい方が面白い。
コメント欄で喧嘩してたりすると遡って原因を見に行く。
例え野次馬でも原因まで辿って見れるのがウェブの良いところ。
出歯亀精神全肯定、知的好奇心が満たせれればそれで好い。
最近書きたいと思わせるほどのアプリに出会わない。
だからアプリについて書く事が減ったように思う。
書いてもアクセスは伸びないし、モチベーションも下がる。
15分で書き上げてもアクセスが無ければ書く意味も無い。
思い入れが強ければ強いほどそうだろう。
ブログを書く事とは何だろう。
ある程度腕が立つライターなら、自分が情熱を持っていないテーマでも、巧みに文章を綴り出すことができます。ぼくも本業ライターなので、たとえばいきなり「座禅」について語れと言われれば、それなりの文章を書ける自信はあります。が、そうしたものは「継続」が困難です。座禅になんの興味もないのに、座禅について1年間書きつづけることは、よほど器用でないとできません
マネタイズが関わるなら理由は解りやすい。
飯を食う為。
あざとかろうが、それでメシを食ってる。
ノマドならそれが宣伝にもなってる。それもメシに繋がる。
しかしそれ以外なら?
「毎日頑張って継続して書かなきゃ!」
「更新が途切れてしまった!すいません!!」
別に謝る事じゃないし、誰も「毎日更新しろよ」って思ってない。
朝のワイドショーでアナウンサーが
「ごめんなさい今日の12位は牡牛座のあなた」
の
「ごめんなさい」
くらい意味が分からない。
謝られる理由が無い。
そもそも何故更新をし続けるのか。
誰にも褒められず、見返りも無く、手段が目的になり、更新する事を目的に更新を続ける事の理由は何だろう?
それは人それぞれだろう。
では、このブログの場合は?
本来の意味はもう無くなった。
「Nevermore」
と大鴉が鳴いてる。
もはやない。
書きたいアプリが今はもう無い。
なので最近は自分語りをしてる。
読んだ記事の感想とか書いてる。
若書きで論理破綻してても構わず書いてる。
自分が読んで好みの記事を。
趣味なんだからそんなもんだ。
誰かが読んで面白いかどうかは知らない。
毎日更新するつもりも無い。
最近毎日更新してるのは単純に暇だから。
趣味なんだからそんなもんだ。
アフィリエイトで儲かるとそれはそれで嬉しいけれど、今のところ何も買えないw
そんな感じなので拍手の代わりにクリックよろしくお願いします。
そうすれば少しは意味があるので。
祝150記事達成! 果たしてブログは魂を持ち始めたのか?/バンブルビー通信
http://japanglish426.com/904/
これから10年稼げる 月30万円を目指すアフィリエイトの具体的手法/わかったブログ
http://www.wakatta-blog.com/10-years-affiliate-30man.html
ps:
でもやっぱり自己啓発と露骨なアフィリエイト目当てはク◯だ。
この漆黒の鳥を見て わたしの悲しみは和らいだ
気品に溢れた表情が おごそかでいかめしくもあったゆえに
お前の頭は禿げてはいるが 見苦しくはないとわたしはいった
夜の浜辺からさまよい出た いかめしい古の大鴉
冥界の浜辺に書かれているという お前の名はなんと言うのか
大鴉は応えた ネバーモア
エドガー・アラン・ポー「大鴉」(壺齋散人訳)