「「ネットをしていると人はバカになる」って本当?」を読んだ

「ネットをしていると人はバカになる」って本当? /GIZMODE JAPAN
小さい頃、インターネットは無かった。
テレビや本を読んで過ごした。
それ以外に、画用紙に画を描いていた。
毎日毎日、時間があれば画を描いていた。特にテーマはない。
何かを写生する訳でもなく頭の中にあるものを延々描き出していた。
あまり外で遊ぶタイプでも無かったし、画用紙は月に何冊も消費して、一日画を描いて過ごした事もあった。
色々な話を考えていたし、妄想、夢、そう言うものが得意だったように思う。


いつの間にか画は描かなくなった。
本は読むしテレビは見るが画は描かなくなった。
今は文字を使ってこうやって文章を書くようになった。
妄想や夢が下手になった。
クリエイティビティって言うのか。そういうものは圧倒的に下がった。
論理は上達したが、創造性は下がった。
ネットで情報を手に入れるのは簡単になったけど自分で何かを生み出す力は下がったように思う。


上記リンクの「ネットをしているとバカになるか?」記事では、脳の使い方が変わる、科学的にリスクは無いとの結果があるが依存症などにはなるかも知れない、気をそらすものはインターネット以外にもあると主張している。
最近はニュースなどに詳しくなった。
いつどこで何があったか。
どこで誰がバカな発言をして燃えているか。

でも何かインターネットで自分が成長出来たかと言えばどうだろう。
確かにインターネットを使う前とでは、思考も随分と変わった。

普通に日常を生きるだけなら情報ソースは少ない。
テレビのニュースを無感覚に信じていれば、それなりに適当に過ごせる。
雑誌や新聞を読んでいれば、情報を知った気になれる。

インターネットには玉石混合でソースがある。
大手、老舗、個人、アルファ、ライター、インフルエンサー
それぞれが一律の場合もあれば、全く違うベクトルの情報が混在する場合もある。
それらを読んで自分の都合のいいものを選べばそれは楽だろう。
あるいはソース一つに絞ってそれに任せれば楽だろう。

インフルエンサーがフィルターをかけてくれるからその情報で充分。
アルファブロガーが選んだ情報に間違いは無いからそれで良い。
大手のニュースサイトが言ってるんだから間違いない。

何を信じてもどんな手段を使ってもそれはそれなりに過ごせる。
個人であれば、自分がどんな情報を信じようが、それは自分だけの問題だけであって他の人間には関係無い。勿論、それをまき散らしたり、アルファとかインフルエンサーとか呼ばれて情報拡散するなら話は違うが。


ネットをしているとバカになるか?
ネットにある情報を信じてそれでバカでも大した問題ではない。
よくバカッターとか呼ばれてリテラシーの欠片も無く炎上するような垢も見受けられるが、垢を消せばすむ話。
バカになったのではなくそれは元々バカなのだし、情報を有効に活用出来ないならそれも元々がバカなだけ。
活用出来ても出来なくても誰の迷惑になる訳でもない。
バカはバカなりに。
命に関わる訳じゃ無い。


ただクリエイティビティは下がる。
何も無い、白い紙。
そこにペンを持ってひたすら書き続けられるか。
今は多分出来ないだろう。
もう妖精は見えなくなった。
ネットで誰かの描いた文字を読み、また文字を書く。
鉛筆では無くキーボードで。
紙では無くモニターに。
しかしここにクリエイティビティは無い。
ここにあるのは今までの蓄積の吐露でしかない。

金なら1枚 銀なら5枚で
おもちゃのカンヅメがもらえるんだ
だけど 銀のエンゼルが出るたびに
大事にとっておいたはずの1枚を
失くしちゃってて
悔しい思いをしてたんだ

金のエンゼルが出た事はないよ
おもちゃのカンヅメも
もらえなかった

でも
そんなのは子供の時の話さ

よしもとよしとも / 銀のエンゼル


インターネットを探してインターネットを探して
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