月刊インターネットの(比較的安全な)歩き方(4月号)

以前に
考える力、疑問を持つ力
と言う記事を書いた。


その後も「考える」事をきちんと行わないと正しくとらえられない、あるいは書き手の思い通りに操られて拡散してしまいかねない(それで良いと言う人間が大半なんだろう)情報は日々多い。
そこでこれまでの記事を例にどうやって考えればいいか、どの様に捉えるかを具体的に振り返ってみたいと思う。


悪魔の証明


藤子・F・不二雄と悪魔の証明
藤子・F・不二雄が残したと言われる明言。
そのソースは無く出典も無い。
しかしそれを否定する材料も無く「良い言葉だから」という理由で拡散され続ける。
もしデマだとしても良い事なら広がる。
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それはおかしいことだろう?

【まとめ】
・ブロガーであれば出典の確認出来ないような情報は使用しないのが無難
・もし見つけても拡散を行わない


引用と剽窃(パクリ)


NAVERまとめが自由過ぎるが引用と剽窃は違うと思うぞ
Amazonに書いた他人のレビューを、まとめ記事と称して一文丸々全て貼り付けたものを拡散。
引用には「主従関係」「出典明示」「引用部分の明記」が必要ですが、この場合全文を引用すると言うのは、出典明示があろうと、オリジナル記事部分が主で引用部分が従の関係で無ければならない。だから全文張り付けただけのまとめは、完全にアウトなわけです。
そもそも全文引用の時点でダメ。
これを野放しにしてるNAVERって企業の体制とか、著作権に対する考え方の甘さとかもよく判る。
こんなク○サービスもク○ヨ○ナガも大炎上すればいいのに。
とはいえ当の著作権者が自分の著作物に対してなんも考えてないのでそれでいいか。
本気で文筆で食う気があるならきちんと考えなきゃいけないとこだけど、本人が良いって言うから知らん 笑
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オレだったら徹底的にやるけど(当然)。

【まとめ】
・ブロガーであれば自分の記事を引用されていないか、またその引用が適正確認しよう
・全文引用はダメ絶対


恣意的な方向性


ノー・テレビ・ノー・ライフ/ データソースを求めて
データソースとして「NHK放送文化研究所が実施した「国民生活時間調査」」や「「ニコニコ動画」を運営するニワンゴが10年に実施した調査」なの名前が提示してあれば過去のデータをきちんと引用しているように思える。しかし記事に提示されるのはその記事のテーマを損なわない「限定的な数値」に限定される。

例えば
「今、コーヒーブームだ!」みたいな記事があってそこに
「コーヒーを好きだと言う人は調査結果によると70%に及んだ」
と書かれるとあぁそうなのかと思うが、元のソースを確認してみれば
「スタバを月に5回以上利用する人100人に聞いた」
なんていう一文があるかも知れない。
もしデータが「道行く男女無作為に1000人」に聞いたなら話は分かる。
しかしコーヒーショップや喫茶店の利用者でとったアンケート結果を元に記事を作成すれば当然偏った数値が提示できる。
その抽出対象に関する部分を引用していない(隠している)だけで嘘を記載している訳では無い。
そして複数の対象の異なる都合のいいデータを組み合わせる事で都合のいい記事が完成する。

【まとめ】
・数値の周辺情報が欠落している場合、記事の方向性に都合の悪い情報がある事が多い
・複数のデータが示されている場合、対象が均一・類似であるか


便利な既成概念


パクリ騒動のももクロ「楽曲にも盗作疑惑!?」なので検証した
パクリと言えば簡単だが何がパクリで何がパクリで無いかの線引きも無く、権利者が騒いでいる訳でも無いのに無関係な連中が騒ぎ広める。
自分に関係が無ければ騒がない。正当な理由がある場合だけ騒ごう。

【まとめ】
・まず既成概念を疑おう
・三流メディアの書く事なんて、雑誌でもウェブでも変わらない
・信用できるか否かは過去にどのような報道を行ってきたか、誰が書いているか確認すれば判る


炎上商法


「ももクロ衣装パクリ疑惑に対する各まとめサイトの反応」まとめ

炎上常連のオワコン化について考える
何か事件を見つけ、過剰なタイトルでアクセスを稼ぐ。
小さな事を煽ったり、わざわざ事件にしたりする。間違った情報でも構わず拡散する。
そういうものは完全に無視するかスルーするのが肝要。

【まとめ】
・炎上狙いのブログやまとめはスルー
・愛の無いももクロまとめブログは拡散しない
・イケ○ヤさんお疲れ様でした


最後に


ウチのような泡沫を読んでいるのは、一部の方々。
大したアクセスもありませんし。
なのでせめてこのブログを読んでもらってる人たちくらいは、道を踏み外さないように、くだらない騒動や罠に引っかからないようにして欲しいものです。


おまえたちは皆...大きく見誤っている...
この世の実体が見えていない
まるで3歳か4歳の幼児のようにこの世を自分中心...
求めれば...周りが右往左往して世話を焼いてくれる
そんなふうにまだ考えてやがるんだ 臆面もなく...!
甘えを捨てろお前らの甘え...その最たるは
今 口々にがなりたてたその質問だ
質問すれば答えが返ってくるのが当たり前か...?
なぜそんなふうに考える...?バカがっ...!
とんでもない誤解だ
世間というものは とどのつまり
肝心なことは 何一つ答えたりしない

利根川幸雄(賭博黙示録カイジ


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