「サブカルvsオタク」何それ美味しいの?(関西編)



「サブカル」と「オタク」

「オタク」と「サブカル」の"対立の構図"って何?


アカデミックな話を書くつもりは全然ないので。
そもそも言葉自体の発祥も違うし、概念も定義も漠然としてる。
要はウチでよく言う
「ロックってみんな口にするけどろくに定義も出来やしねぇ」
てのと同じ。
枯れ尾花同士で殴りあってる感じしかしない。
まぁ、村長辺りがまとめてるので良いんじゃないですか 笑


ここからは主観に基づく。
反論異論は有ろうけども「自分の経験だとこんな感じ」ってだけで
「絶対的にこうなのだ」という主張では無い。
はい、保険終わり。
時代も違うしね....。


粉もんは関西の誇りやで


関西なんすよ、元々。
で、自分の中でのサブカルって言うと泉麻人なんすよね。
金曜のドラえもん終わり、テレビ探偵団に出てきて
「私だけが知っている~」
ってコーナーをやってた。
あとはいとうせいこう。それで山田五郎
みうらじゅん安齋肇
たまにテレビで見かけたり、虎の門とかタモリ倶楽部とかに出てる人。


関西で考えると、竹内(義和)先生とか
ラジオ「北野誠サイキック青年団
周辺って多分オタクよりもサブカル文脈に入るんだろう。
自分はどっぷりハマってた。
いわゆるサイキッカーってやつですね(サイキック青年団リスナー)。
イベントにも毎年行ってたし。
随分トガったことをやってたし、でもオタクって言われると違う気がする。
サブカルっぽいのって、ナイロンのジャケット着て格好つけてた板井Dくらい 笑


この言説はとても興味深い。
だって村上隆は自称「オタク」ですからね。
オタクからは石を投げられてる村上隆はサブカル文脈では容認される。
確かにそうかも知れない。
さらに考えると多分関東のサブカル文化と関西のサブカルって違う気がする。


アンダーグラウンド・オルタナティブ


関東のサブカルってオシャレなイメージですよね。
アングラな演劇。
ナゴム、ケラ、人生。
らーめんずとか、初期のよゐいことかシュールな笑い。
イケてて知的でアングラ。
ガロとかオルタナティブなカルチャーって感じで。

でも関西のサブカルってそうじゃない。
だってオシャレじゃないもん、サイキッカーって 笑
キングオブ下衆。
芸能人の誰がズラだとか、誰がバイだとか、誰が枕営業やってるだとか。
プロレスの業界話とか、毎週ゲスの極み。
さんざ話してオチは、結局キダ・タロー

実話ナックルの世界。
でも実話ナックルはサブカルじゃないでしょ?
洋楽もかなりサイキックで覚えたんすよね。
イギー・ポップルー・リード
今だとよく判るけれど、当時は全く聴きなれない音楽が新鮮だったし。
ロキノン以前に洋楽の入り口になってたサイキック。
じぇら太りした演歌歌手のエロさの話をした後にかっこいい洋楽が流れて、今度は廃病院の怪談話になる、みたいな。格好付けようとしても関西の文化圏は「なんでやねん」って自己否定のツッコミをはらんでしまう。
オタクvsサブカルって関東での話なんだろうなぁ、って思うんすよね。
コミケもアキバも遠い世界の話。


双生児は争う事も無く


でも関西のサブカル~オタク圏と関東の方々の縁が無いかと言えばそんな事も無い。

岡田斗司夫氏の存在を知ったのはサイキックでだったし。
竹内先生って今の文脈ならサブカルなんだろうけど、当時はサブカルなんて概念がそもそも無くて未分化だったんすよね。オタクがそもそもはっきりしてないのに更に亜流のサブカルなんてある筈も無く。
だからサブカルって実に関東文化圏っぽい言葉と言うか。
だって関西ってイケてる事=偉いって価値観が無いんですもの。
オタクであろうがなんであろうが面白い事=偉いであって、モテ非モテもそれに準じる。
評価軸が違うんだから当然のごとくサブカルが存在しよう筈も無く未分化のまま「オタク・サブカル」はあった。
宅八郎がテレビに登場し、オタク像を決定づけたのも後のお話。
文化論として戦ってんのはそういうハイソサエティで自己言及的な関東のイケてる方々のゴタゴタであって、だからオタクvsサブカルなんて言う対岸の花火は何にも知りませんでしたとさ。
おしまい。
大映テレビの研究大映テレビの研究
竹内 義和

澪標
売り上げランキング : 715213

Amazonで詳しく見る