ブロゲもんに学ぶブログ入門 第三幕:拡散のカタチ

イギー・ポップの「Real Wild Child」が流れる。


あざなえるくん(以下あ)「あざなえると!」
ブロゲもん(以下ブ)「ブロゲもんの!」
あ、ブ「ブロガーズレディオッ!」


オープニングトーク


あ「さぁ、始まってしまいました。あざなえる、ブロゲもんのブロガーズ・ラジオ」
ブ「週末はほんとにやる気が無いですよね〜」
あ「基本、ネット断ちですからね」
ブ「断たないと無制限にやっちゃうから」
あ「そーなんですよ。朝起きてパソコンつけて気づいたらNHK囲碁が始まってる悪夢 笑」
ブ「だから遂に舞台方式も辞めてラジオ」

あ「そうそう、楽だから。さて、お葉書が来てるので早速紹介したいと思います。ペンネーム“アナタの犬になりたい”さんからいただきました〜」
ブ「ありがとーございまーす」
あ「お二人ともこんばんは。いつも楽しく聞いています。ところでボクは最近ブログを始めたんですが、どんな風に記事を書いたら良いか解りません。是非詳しく教えてください、っていうお葉書なんだけどー」
ブ「記事の中身?形式についてかな?」
あ「かもね。今ってどーいうのが多いのかな?」
ブ「個人系は日記、政治・社会派ネタとか、アニメとか漫画・本なんかの感想。あとはまとめ系、リスト系かなぁ」


まとめ系


あ「最近はまとめ系多いね」
ブ「テーマさえ決めちゃえばお手軽だからね。しかも自分の言葉も無しで作れて集めて貼り付けて400万PVなんてのもあるらしいよ」
あ「僕○ヨシ○ガのまるパクリNAVERもものすごい拡散だったなぁ」
ブ「まとめ系ってさ、結局既にある事実を系統立ててそのページで完結するように出来てるから拡散させやすいんだよね」
あ「ん?簡単にいうと?」

ブ「簡単に言えば?...バカでもわかるようになってる」
あ「普通のページと違うのかな?」
ブ「例えば何か一つ事件がある。で、まず発端になった記事とかニュースとかツイートを貼り付ける。で途中のリアクション、で結果を貼り付ける。これで出来上がり」
あ「あぁ、なるほど。上から読めば全部わかるのか」
ブ「そう。1ページ文章の記事なんかより余程判りやすいし判った気になって拡散しやすい。だってまとめてあるのに更にソースの検証しないでしょう?なかなか」
あ「リテラシーってヤツか」
ブ「そーそー。まとめてあるんだから「誰かが介在して解釈してある」っていうのは丸呑みしやすい」
あ「昔で言えば新聞とかが同じ機能だよね」
ブ「うんそう。だけど今や素人が新聞代わりにまとめてる。で、それを読んでも何も思わない。クオリティは圧倒的に低いし、素人だし中立でもない。でも誰も気にしてない


あ「ああいう引用ってどうなんだろう?」
ブ「そういえばTogetterってツイートを使われたくない人は消す機能があるんだよ。ところがその機能で消されたツイートの代わりにまとめ主がテキストを挟むパターンのまとめがあるんだよ。今はあまり誰も何も言わないけど、実際かなり個人への中傷に使われたりもしてるし、問題はあると思うよ」
あ「消してるって事は何かまずいツイートなのにそれを使っちゃうわけか」
ブ「本来は“引用、転載にはTwitter APIを使用しなければいけない”って規約があるし、Togetterで削除したTweetを個人の中傷の為にテキストで代替えしてまでまとめを作るってのは...」

あ「でもツイッターって日本の法律に準拠するの?」
ブ「いや、アメリカだね。でも今後はどうなるかは判らないし、Togetterとはいえもし名誉毀損辺りで訴訟でも起きたらどうなるかな。そういう事件にならない限りは誰も白とも黒とも言えない気はするね。kwsk知りたきゃggrksって感じ」


あ「NAVERはどうなの?」
ブ「本来は、かなりギリギリだねぇ。実際引用って言うのは最低限に押さえて、比較して地の文より引用部は少なく無きゃいけない。でもまとめは引用が主で地の文が従だしイ◯ハヤは「嫌儲だから嫉妬なんだろ?」みたいなバカな事を書いてたけど、そんな問題じゃなくってそもそもの「引用」のルールを逸脱してるんだ」
あ「じゃあグレーなままで、引用される人も納得してないし気づかないうちに勝手に使われて...」
ブ「そう。だからヨシ○ガみたいに全文使うような輩が湧いて出る」

あ「法的な「引用」のルールが追いつけてないわけだね
ブ「うん、ネット上の記事に対してどこまでかなんて明確な線引きが無いし、各サービス側も対策もしないし、触れられたくないところじゃないかな。いずれは問題になる部分だと思うけどね。ま、このテーマだけで記事書けちゃうし、ggrksって事で以下省略」


リスト系


あ「リスト系も多いね」
ブ「あれもアプリとかAmazonから持って来て貼付けてコメント付けるだけだしね。かなり楽だよ」
あ「でもよく見かけるね...あぁ、そうか。まとめ系と同じなんだ」
ブ「そう。バカでも判る。だって誰かがまとめてくれてるんだから 笑」
あ「そんなのばっかりだね」

ブ「んー、結局インフルエンサーだとかパーソナルメディアだとか騒いでるけど、大多数の人間にとっては「手っ取り早くて判りやすい」それが一番って事じゃないかな」
あ「難しい事とかややこしいコンテンツは受けないって事かな」
ブ「そうだね。実際、読み込んでる人は絶対数少ないね」
あ「なんにも考えずに拡散してるのはよく見かけるなぁ」
ブ「で、その拡散にも傾向があるって知ってた?」


拡散のカタチ


あ「拡散の傾向?どういう事?」
ブ「判りやすく言えばSNSによって好まれるものが違うって事」
あ「ん???」
ブ「例えば記事を見る時に注意してみると面白いんだけど、良い話とか社会意識の高い話はいいね!が多いんだ」
あ「あー、それは判る気がする」
ブ「例えば地下鉄の駅のバイオリニストの話とかね。バスの中で騒いでた云々とか」
あ「あったね。確かやまもと氏とかhagexさんとかゴトウさんが検証したりネタにしてたっけ 笑」
ブ「Facebookは実名性だからそう言う「これっていい話でしょ?共感するでしょ?」みたいな白々しい上っ面のコミュニケーションが好まれる。あとは自己啓発系、情報商材系も他のSNSより圧倒的に多いから(意識高い系も多いし)Facebookは結構慎重にやった方が良いと思うけどね」
あ「毒吐きはボクの役割なんだけどな...」

ブ「感情的でディスる感じの記事ははてブが多い。まぁ、それも判るね」
あ「ツイッターは?」
ブ「簡単で判りやすい記事が好まれると思う。まとめ、リストかな」
あ「ツイッターにがっつり時間は使わないって事か」

ブ「そうだね。だからどこに受ける記事を書くか、自分が書きたいものと折り合いだけどそこまで気にして書くんじゃなくって拡散は結果的に付いてくればいいって思ってれば良いんじゃないかな?」
あ「だそうですよ、“アナタの犬になりたい”さんにはステッカーを差し上げまーす」
ブ「はい、それでは一曲行ってみましょう。BOYで“Little Numbers”」
曲が流れる。