相変わらず脊髄反射でデマをまき散らしそうな人々

Twitterってのはレスポンスがいい。
「ひまー」
「おはよー」
「めしてらー」

思ったらすぐ打てて、すぐ誰かから答えが返る。
何のレスポンスも無いなら、独り暮らしで誰もいない部屋に「ただいまー」って言ってるのと変わらない。よく脊髄反射とか言うがTwitterはまさに脊髄反射が主になってるSNSなんだろう。
だからこそ感情的に
「入店拒否なんて許せない!」
と集団ヒステリー現象が起こる。
昔から「いざこざは、状況や当事者それぞれの言い分を聞かないと判らない」と言うが、そういう手順を省略して脊髄に直結し感情がそのまま発露する。Twitterは物理・社会世界の自己から離れて感情へ直結する。
なんの権利があるでも無い。
知っているわけでも無い。
義憤のようなものか。正義感とか。
そういうアタックをしている人のTLを見てみたがプロフィールには「2児の父親」「プログラマー」などなど色んな経歴が並んで、まぁ義憤に駆られやすいのかも知れない。
徐々に状況が判ってきている訳だが、誰もそれについては触れない。
アタックして自分が満足出来たから、自分の中での事件はそれで終了なのかも知れない。
社会意識高く、
「成熟した社会と言うものは!」
と声を荒げる人が多いが、成熟した社会は少なくとも集団リンチみたいに感情を書きなぐったメンションを飛ばすような、そんな未成熟な行いをやっている限りとても叶わない幻だろう。
かの主語の大きいメイ○マ女史も、あんなに激昂してたのに今や平常運転でどこ吹く風。


なぜか代わって夏野御大が荒ぶってる
当事者が援軍求めてる訳でも無いのに脇でガヤガヤと...。


その脊髄反射する無為の人々。
そういう人らがデマッターやバカッターと言われる原因の根幹をなす人々であり、彼らがリテラシーと言うもの無くお手軽にSNSをやってソースも見ないで見出しで条件反射し拡散する。
Kloutという数値で見れば低い彼らだが、彼らがハブになってKlout数値の高いアカウントに情報が届く。
六次の隔たり「自分の知り合い六人を介すると世界中の人と知り合いになる」というものがあるんだが、Twitterでの拡散の影響力もそれだけ強力なものと考えて良いだろう*1
しかし人間はそんなシステムに追いついた感情を有してない。
社会から切り離されたウェブ上では抑制が効かない人間の方が多くみられる。


人間は感情的なモノと論理的なモノなら感情的なモノを優先する傾向がある。
論理では無く泣ける話を。
理路整然とした状況説明では無く、怒り狂える話を。
短絡的に、感情的に。
【拡散希望】【速報】書いてあれば簡単に従う。
だって下にアドレスが書いてあるからさ。
だって彼がそう言ってツイートしてるから。
だって彼はそんな人間じゃないって信じてるから。


ところで、ももクロは好きなんだが、どうにも他の人とは違うらしい。
同じももクロを見て居る筈なのに、その人の中のももクロと自分の中のももクロは違う。
それぞれが実存する
ももクロ
を見て、自分の中に投影して「自分なりのももクロ」作り出す。
他者への認識なんてそんなもんだろう。
人間は感覚器を通じて情報を見ている、水槽の中の金魚。
同じものを見ても同じようには感じないし、同じことを聞いても同じようには考えない。
モノノフが見るももクロと、興味の無い人が見るももクロは違う。
それぞれの家族が見るももクロとkwkmMGが見るももクロは違う。
モノノフとモノノフの間でも違う。
人は同じものを見て、それぞれ違うものを見ている。
全員同じだなんてどうして言える。


SNSでの情報量は少ない。
良い面は見せ、悪い面は伏せる。
フェイスブックで良い話や含蓄のある話がウケるのもそう言う事だろう。
他のアカウントと繋がってはいるが、情報はとても少ない。
普段の発言や写真や画像、ブログ記事。
その少ない情報から自分の中に影として作り出す。
社会問題、政治、経済も同じ事。
すべて自分の手の届く範囲内の情報。
その情報を集めてまるでそれが全てであるように錯覚して怒ったり泣いたりする。

「だって彼はそんな人間じゃないって信じてるから」
そういってる彼はどの程度の情報から作られた「彼」なんだろう。
信じる?
自分の中の情報を疑いすらしないのか。
まぁ、これしかないわな。
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*1:参考:ケビン・ベーコン数 http://oracleofbacon.org//