4分33秒からマトリョミンまでアンビエントな話

4'33" of a street from Alborz Arzpeyma on Vimeo.


ジョン・ケージ4分33秒」を路上で演奏したら?って言う動画が話題になってる。
4分33秒」は楽譜に休符だけがあり、演奏者は何もせずにただ座っている。
観客はその無音のコンサートホールの観客同士の息遣いや空調の音などの自然音を聴く事になる、というかなり前衛的な曲。
過去にネタにもなっていて、
ジョン・ケージの『4分33秒(4'33")』に取り掛かろうと思うのですが、どう練習し../Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1040466635
こんなのもあった。


プリペアド・ピアノ または プリペアード・ピアノ(英: prepared piano、文字通りには「準備されたピアノ」の意)は、グランドピアノの弦に、ゴム、金属、木などを挟んだり乗せたりして(これを「プリペアする」「プリパレーションを施す」などという)音色を打楽器的な響きに変えたものをいう。
このようにすることで、ピアノ本来の音色が失われ、金属的な音や雑音の多い独特な音が得られるほか、多くはその音の高さも幾分不明瞭になったり、元の高さとは異なる音高となったりする

プリペアドピアノ/Wiki


プリペアド・ピアノを文字で説明されるとかなり解りづらいが要は

ピアノ線の上に何かを乗っけたり、絡めたりして音を鳴らしたら変な音が出るよね、アートだよね、って言う。
ジョン・ケージらしい「既成概念を疑い、アートに昇華してみせる」発想。

今やアプリでも出てる。
上記のiPhone版は無料。下記のiPad版は有料だそう。
...無料でいいかな 笑


ブライアン・イーノ


現代だとブライアン・イーノはそんなジョンケージの影響を強く受けた1人。
環境音楽(かんきょうおんがく、英: ambient music)は、英国の作曲家ブライアン・イーノが提唱した音楽のジャンル、または思想を表す言葉である。「アンビエント音楽」、「アンビエント」とも表記される。必ずしも「アンビエント環境音楽」という定義が当てはまるわけではない。

環境音楽/Wiki


ブライアン・イーノも色々やってるが最近はアプリを出すのが好きらしく、二本のオリジナルアプリを出してる。




Bloomは画面をタッチをするとその部分に波紋のようなものが出来て、その文様で曲が出来上がると言うもの。アンビエントって概念がよく判る。
Scapeもオブジェクトの組み合わせなどで曲を作れるというもので、楽譜や音楽知識が無くても組み合わせるだけで曲が作れる、というのがキモ。


仏陀機械



アンビエントと言えばブッダマシーンを思い出すんですよ。
かのブライアン・イーノも大量に買ったと言われる。

昔、ヴィレバンで一気買いして友だちの誕生日にあげたんだけども。
全部ひと月たたずにぶっ壊れたって言う 笑
複数買いして一気に鳴らすのが楽しいんですよねぇ、これ。

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さすがAmazon。
ブッダマシーンも売ってるらしい。


しかしそんなブッダマシーンも今やアプリの時代。
もう壊れる心配なく、あの
「むぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
って音をいつでもどこでも聴き放題聴ける。
真夜中に聴いたら寝落ちるか何か召喚するか間違いなし。


マトリョミン


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テルミンアンビエントな装置。
楽器と言えば楽器だしそうでないと言えばそうじゃない。
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マトリョミンなんてテルミンマトリョーシカの中に入ってるだけで随分シュール。
それにしても高い。


アンビエントってその場でしか聴けなかったり、その場限りだったり、誰かに継承できるものでも無く、概念だけがあって。
形として記せなくて、その場その場で形が変わり、だからこそ「環境音楽」と呼ばれるアンビエント
例え楽器が無くても規則性が無くても、そこにあるその場の音を楽しめば「音楽」だと。
深いねぇ、シュールだねぇ。