・日本で音楽活動中のとあるアメリカ人の主張がなかなか興味深い/NAVERまとめ
元のBLOGOS記事も読んだんですが。
なんか引っかかるんですよね。
言ってること全体が悪い事じゃないし頑張って新しいモデルを作り出せばいいと思う。今までに無い音楽の広まり方があればそれはそれで面白い。
興味深いってのも確かに。
でも、なんでこの人が「日米の音楽業界」を語ってるんだろう 笑
だってこの方
→インディーズの社長に声をかけられたけどダメで帰国
→Youtubeに(日本語の歌のカバーを)アップしたら注目されてHEY3に
で、現在の活動の人ですよね。
もし、
ボクの作った曲が大ヒットしてね。
これまでメジャーで活躍してました。アメリカにも行ったけど疲れたよ。
今度はインディーズで自主流通の道を切り開いてみようと思うんだ。
音楽業界ってさぁ....
なら判る。
なんで
ビジネス的にいえば、音楽は儲からなくなったし、メジャーレーベルはもうすぐなくなると思います。ソニーやユニバーサルのようなデカイ会社はやっていけなくなる
これってオレの友だち(音楽やってる訳ですが)とかが飲み屋で
「もうデカいとことかダメでしょ」
ビール片手に語ってるのとどれだけ違うんだろ?
メジャーのミュージシャンと一緒に色々やってるやつだけど、そいつとどれだけ違うんだか。
・自分のサイトで楽曲販売するなら「Bandcamp」/TAKERUISHIKAWA
文中のBandcampに関してはこちらに詳しかった(2010年の記事だけど)
「音楽で食っていく」って、この前読んだ大槻の本とかにもあるけど
・大槻ケンヂ「40代、職業・ロックミュージシャン」が素晴らしい
なんか「音楽業界ってさぁ」みたいな語りよりももっと生活に密着した話だと思うんだよなぁ。
そんなんでよきゃあオレだって音楽業界を語れるよ。
そこで日本の若者に『ライブって楽しいじゃん』って思ってほしい。そこから積み上げていこうと思いました。お布施じゃないけどオープンプライスで、100円でも1000円でも1万円でもいいって仕組みを作っていきたい。音源無料、ライブ無料。そこまで行かないと日本は救われないかもしれない....。
どのレベルの話なんだろう。
デカいとこなら会場もデカいし、ローディとか全員無償?
機材とかは?
それともインディーのお話かしら?
バイトやって金貯めて、たまにDJ頼まれたらバイト終わりに遠征して、給料入ったら機材買って、スタジオ借りて、つてでチケットさばいて。
そういう人はいっぱいいるんだけど、そーいう人らもフリーでやるのが理想なのかしら?
うーん。じゃあ食ってはいけないよね。
趣味って事なのかな。
何かで食えてて、音楽はあくまで趣味です。
なら良いんじゃないの?
でもじゃあ業界語るのは筋が悪い。
大槻の本を読むとさ。
辛酸なめてそれでもロックをやり続けてて、そーいう人らが音楽や生活を語ってる。地べた這いつくばってロックをやってる人が一杯いるってよく判るしキラキラしてる。
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