ももクロ総選挙2013
ももクロの日産スタジアム公演でもし総選挙のパロディをやるなら
「一位は...高城れに!」
「同率一位は...有安杏果!佐々木彩夏!玉井詩織!そして百田夏菜子!」
といった風に全員一位にしなきゃどうしようも無い。
ももクロ内で総選挙!
なんてアホな話がそこここでたまに起こるんだけれども、五人の中で優劣を付ける必要は何にも無い。
そもそもの機構が違うんだから。
AKB48は「神7」と呼ばれる上位七人や研究生、チームがそれぞれある。
AKB48は縦社会なんですよ。
一軍と二軍がある。
だからこそ誰かが不祥事を起こせば二軍落ちするし、退団も有り得る。
野球選手と同じ。
レギュラーに控え。
「選挙」と言うシステムを持ち込む事でファンの声がある程度反映され、それが応援のモチベーションに繋がる。
応援すればその分注目を浴びる機会が増える、注目を浴びるからモチベーションも上がる。
ももクロには上下は無い。
「推されたい」と自称して自虐する緑紫はいるけど、今現在緑紫のファンはかなり多いし、有名無実な「推されたい」になってる。
ももクロの中で一番人気があるのは誰か?
なんて決める必要は無い。
どうしてかと言えば一番を決めると言う事は最下位も出さなきゃならない。
今回最下位だったからじゃあ次回は...みたいなメンバー同士の争いやぶつかり合いをももクロは欲してない。
五人は代えが効かない。
唯一無二の五人であって、だからこそそれぞれが同じように全力で頑張ってる。
みんなが全力なんでしょう?
そこに評価が必要とは思えない。
もしそこに順位が出ればその最下位のメンバーは「頑張ってない」評価をされたって事になる。
一位のメンバーを明確にしたら、そのメンバーは「他よりも頑張ってる」って事になる。
でも「他より頑張ってる」なんて評価は何一つももクロにとって良い結果を出さない。
順位は「上」と「下」が出来る事で、下は上を目指して、上は下に追い越されまいとして頑張る。
でもそれはAKBならチーム内/外って言う明確な差があるし、人間も多いからこそ叶う事で。
chanで「画伯」とかね、あれなら別に問題ない。
運動音痴通称「うんち」も最終的にはあーりんの暴走でゴチャゴチャに終わらせたし。
メンバーの中に能力値の優劣はあっていい。
あっていいと言うより、あるんだから。
画伯や、体操教室で泣いてしまうあーりんとか。
それを「優劣」じゃなく「個性」にしているのがももクロ。
でもファンの投票による順位って言うのは明確に「差」になってしまう。
それって余計な事だと思うんですよね。
五人しかいなくて代替えの効かない五人だからこそ、そこに差は無くていい。
総選挙なんて利点があるからやってるわけで、利点より欠点が多い選挙をやる理由は全く無い。
安易に「ももクロ総選挙」とか言うのは勝手だけれど、必要は無い。
もし投票があっても行かない。
きちんと判ってるモノノフさんなら投票しないんじゃないですかね。
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