異色カンフー映画「五毒拳」を観て、ガマ拳の使い手にだけはなりたくないと思った


中国のカンフー史上悪名高い「五毒拳」
悪虐の限りをつくし、集めた宝はどこかに眠る。
五毒拳の師は最後の弟子としてヤンをかつての五人の弟子のところへ向かわせる。
「オマエの力では兄弟子には勝てないが、誰か一人と組めば他の兄弟子に勝てる」
街へ降りたヤンは五毒拳の兄弟子を捜す。
そんな中、五毒拳の宝の在処を知る元五毒拳の老人一家が惨殺される事件が発生する。


いやいや面白かった。
ショウ・ブラザーズ謹製なんですよね。
ちなみにニコ動で全編観れます(ウチはDVDで観ましたが)。

いきなり薬湯に浸かってる師匠。
スモーク焚き過ぎです 笑
師匠はヤンに五種類の毒虫〜ムカデ、蛇、サソリ、ヤモリ、ガマ。
それぞれの兄弟子の特徴を教える。
覚えにくい人はカデム、ブラコ、ソリサ、モリヤ、マガで覚えとけば良い。


それぞれの特色を生かしたカンフーが持ち味のキャラが登場するんですけど、ガマ拳が一番可哀想。
五毒拳なもんだから「オレは五毒拳なんだ!」と言う事も出来ず、宝の在処を探す内紛に巻き込まれえん罪で投獄。
ガマ拳は外功(気の力で刃物などが効かない)からって、クスリを盛って、意識をもうろうとさせて、「万針衣」(西洋で言うアイアンメイデン。内側に針山のあって金属の板で挟み込むたいやき機みたいなヤツ)拷問具で全身どこか刺せば自白するだろう、って無茶苦茶な理屈で拷問にかけられるんだけど自白せず。全身針に突き刺され、両耳は手裏剣で刺された上に、最終的には牢の中で窒息死。
なんてひでぇ。
戦って死ぬ方が、マシじゃねぇか。
攻撃が効かない身体にだけはならないでおこう。

五毒っていわゆる蠱毒の暗喩ですよね。
一つ壷に毒のある虫とかを入れて争わせて最後に残った毒虫を呪術に使うって言う。
最後まで謎だったサソリも出て来た割にはあっさりやられるし、しかもサソリ対策...なんだあの攻撃はw

で、最終的には蠱毒なんだしヤンが...と思ったらあっさり仲良く「よし宝を探しに行くぞ!」
あれ?ハッピーエンドだ 笑
もうひとひねりあるかと思ったら案外素直なオチで逆にビックリした。

いかにもショウブラザーズらしい、B級なんだけど、普通のカンフーものと少しテイストの違う面白さ満載。
それにしてもガマの最後は...ご冥福をお祈りします(なーむー)

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