vine対Instagram~ネタ対空、犬、猫、おしゃれなカフェのカプチーノ

・どこがどう違う?―InstagramビデオとTwitterのVineを詳細比較
http://jp.techcrunch.com/2013/06/21/20130620instagram-video-vs-vine-whats-the-difference/

Instagramが動画のアップロードを始めた。
先行するvineを意識してか長さは15秒。
映像にフィルターもかけられ、サムネイルも選択可能。
15秒の中で途中からの削除なども出来て高機能な印象。
今朝早速使ってみた。


vineは発表された当初かなりハマって動画を山ほど上げた。
中身は大体がiPadシーケンサーアプリで作った簡単な音源とかストップモーションアニメとか。
それほど意識せずに小さなネタを上げられる。




対するInstagramの動画。
http://instagram.com/p/ay2qltrnG6/
15秒と言う長さに途中で失敗してやり直す事も出来るので、色々と工夫をした作品がこれからつくられると思う。
しかし手軽に動画を上げたいというニーズには少しハマりづらい側面もある。

vineのポイントは「短く」「ループする」と言う部分なのだと思う。
だからGIFアニメのような感覚でストップモーションが手軽に自作できるし、何げない日常の小さな場面を切り取ってそれが繰り返される事で新しい側面が見える。
ネタも作り易いし、単純な日常が繰り返し・ループするとシュールな映像になる。
音が一度きりしか鳴らないならそれは単なる一つの音でしかないが、それが繰り返される事でリズムやメロディになる。
vineの魅力と言うのはその6秒と言う短い場面が繰り返される事で生まれる。
その繰り返しがフィルターの代わりに動画を魔法のように見せる。


そして6秒と言う短さにはストーリーが必ずしも必要ない。
単なる場面の切り取りでも成立するのがvineであって、対する15秒のInstagramの動画にはストーリーが必用だろう。
勿論15秒以下のモノも作成できるが、繰り返す事の無い短い動画はあまりにあっけない。
そして日常の場面を切り取るには15秒は長い。
Instagramがヒットしたのはなんて事の無い写真がフィルターをかける事で非日常や
「どうせあいつら空、犬、猫、おしゃれなカフェのカプチーノくらいしか撮ってないんすよ」
と小藪が言い放った勘違いオシャレ系にハマった側面もあって、15秒はそういう「写真の中だけの魔法のような日常」から乖離してしまう事もあるだろう。
写真に切り撮られた一瞬が魔法でも、15秒の動画に日常は隠しきれない。


始まったばかりのサービスだしどうなるか楽しみだが、心理的に動画はTwitterでの呟きより敷居が高く、Instagramの写真よりも敷居が高い。
Instagramに“空、犬、猫、おしゃれなカフェのカプチーノ”の動画が溢れるのをお待ちしております。