花沢健吾「アイアムアヒーロー」12巻読んだ

アイアムアヒーロー 12 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 12 (ビッグコミックス)
花沢 健吾

小学館

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表紙のツタの絡んでるこれは、脚で良いんですかね。
半透明で、獣らしき骨格が透けて見えてる(なんだか出てくるのは先になりそうな謎の物体)。
来栖(狂巣)編もついに最後。
次巻からは、再び英雄らの逃避行に戻りそう。


さて、来栖編とはなんだったのかと振り返ると
「たかしが狂巣になるまでの話」
と言う事になる。
人類の脅威「ZQN」に対し、同じ能力を持つがコントロール可能な「ZQN」狂巣
ん?
どっかで聞いたような構造...。
人類の脅威「巨人」に対し、同じ能力を持つがコントロール可能な「巨人」エレン
あぁ、これは進撃の巨人と同じだ 笑
しかもストレートで判り易く、そして謎めいてる。

ZQNは飛沫感染にて感染し発症する。
潜伏期間は短く、発症までの時間も短い。
多くの人間はそのZQNへの感染で意識を失い錯乱状態に陥る。
人間性は無くなり、うわ言のように何か言葉を発する。
生前の習慣を繰り返し、そして人を襲う。
しかしZQNに感染しても意識を奪われずに人として行動できる事例がある、と。
ZQNは、痛みを感じないから人間と違って身体が壊れても構わないから肉体の持っている力を全て出し切れる。どうやら知覚の面でも特殊な、妄想に近い内面の記憶や妄想が幻覚として見えたりする。
その辺りは初期の英雄の妄想癖に類似点がある(世界がZQNに覆われてからは現れなくなった)。


しかしそうなると狂巣は人ではないが、ZQNでも無く、新たなる種と言うものに近くて、ガンダムのニュータイプでも同じ。
人ではない、人を越える新たなる種。
「覚醒」と言う言葉が作中に出てるが「覚者」か。
学校で何も襲わないZQNと言うのが出て来たが、もしそういう状況を狂巣が行えるのであれば、狂巣は人間の王にでもZQNの王にでもなれるって事なのかな。
ふむふむ。
ヒトから変化し劣性であればZQNに優性であれば狂巣に...。
もしくは感染したウイルスの量?
耳を噛まれたタカシ、新生児に首筋を噛まれた比呂美。
新生児だったからZQNになりきらなかった、ってことがあるのかなぁ。
感染の量、あとは人間の時のコミュニケーション能力の低さ、と言うかいじめられてたとか引きこもってたかとか、そういう素養があるとZQNではなく狂巣になるのかも知れない。メンタルな面は大きそう。
英雄なんてまさに向いてるな....。


とにもかくにも未だ面白いアイアムアヒーローはまだまだ続いていきそうな予感ですが。
ゾンビものって定番として種明かしはしないんですよね。
ゾンビ然り、デモンズ然り、ウォーキングデッド然り。
それをやると拍子抜けになる。
だから真相追及はどこまでやるのか判らないけど、オチをどうつけるのか。
その辺りを楽しみにしつつ追っかけて行きたいと思ってます。