そろそろ「首都移転計画」について語ってみる

最近、ウチのTLにもチームしゃちほこの話が流れ始めてる。
しゃちほこはよく知らない。
「首都移転計画」は24時間Uストで有安さんが死んだように寝てた朝に聴いて
「お、なかなか良さそう」
と思ったっきりマトモに聞いてなかったのでガッツリ聴いてみました。
(ダンスとかは全然観てないしハイコンテクスト部は無知)
以下、UK洋楽好きの楽曲のみの感想です。

この楽曲の異様さを挙げるならまずトラックとの乖離。
トラックとボーカル部が全然合ってない。
シンプルな(リズム込みで)2、3トラのシンプルな打ち込みに乗っかる変態っぽいメロディ。
ダブステップ。
M.I.A.なんかを思い出させるのはリンダIII世に通じる部分もあるのかも知れない。
いかにもアイドルっぽいコーラスに入って、メロディは変化するがトラックは淡々と進む。
この食いあわせの悪さ、と言うか相性を無視した関係性がとてもよく機能してる。

ところどころで頭の文字を繰り返すのは人力で再現したスクラッチを思わせる。
人力サンプリングとでも言えばいいか。

まるで別の曲から切り出してリミックスされたような構造なのに、一つの曲として最初から作られている。
アイドル曲をダブステップのプロデューサーに丸投げして「リミックスやっといて」って言えばもっと切り貼りしたものが出来るのを、人力で「しゃしゃしゃしゃちほこ~♪」って人力でスクラッチだかサンプリングだかやるもんだからB級感とか手作り感が出てて、そこがボーカルの力の抜けた感じと合ってる。
通常であれば歌ではなく、エフェクトで変化させる部分を歌のレベルで変化させているからこその違和感。
サビはキチンとコールとレスポンスを考えながら全体としては非常に入り組んだメロディラインで、低いところから高いところへの振幅がとても大きい。
トータルとして曲はとても面白い。

作詞作曲...あぁ、シーモネーターなのかw
シーモネーターと言うかSEAMOか。


ついでなのでもう一曲聴いてみた。
「サマラバ」って曲だそうだ。
出だしこそ
「お?!もしかしてブラックグレープ?」
って勝手に思ったんですけどね、始まってみると普通。

ちょっと「首都~」で期待値を上げて聴いてしまったので。
個人的にはハマらんかったです。


こーいう感じを期待したんですよw


チャカポコしたヒャダインと違うこういうダブステップなんかへの傾倒は今の音の流れからすると自然だろうし、アイドルと言いながらもB級感を大事にして綺麗なパッケージングじゃなくちょっと抜けてる感じが今のアイドルの必須要素なのかもなぁ、と思ったりもします。
「首都移転計画」は非常に良いです。

首都移転計画首都移転計画
チームしゃちほこ

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