このブログでは、石を並べて売っているのです

Watching TV
Watching TV / oddharmonic

・はせおやさいさんのブロガー人生相談イベント『池田仮名さん、長文ブログを書く理由は、なんですか?』オフレポ
http://bulldra.hatenablog.com/entry/2013/10/30/205952

いいなぁ、楽しそうだなぁ。
と思いながらその一歩は踏み出せない 笑
なんつーか、ブロガーにもリア充と非リアがあるんじゃないかと思える。

昔にブログをやってて長く休み、復活した人間からすると非常に隔世の感がある。
個人で一日数えるほどしかPVがなくて、誰とも交流せず独り言を延々書く日々。
気づけばブログは廃墟と化して、mixiでマイミクを増やす。
それがいつしかTwitterにシフトし、最近何の気なしにブログを始めた。

するとブログ界の光景は変わっていて、セミナーやらイベントやらでブロガーが交流したり、ブログで生活してる人までいる。


どちらが良い悪いでは無い。
諸行無常。
同じモノでも当然変化はあるし、それを否定するなんていうのは勘違いでしかない。
変化を否定すれば置いてけぼりになりやがて潰える盛者必衰、驕る平家は久しからず。
それはわかっている。

以下、ドラマで非モテ女子が
女「アタシがパーティーに誘われたらどーしよーて考えてぇ、ドレス買っちゃった☆」
男「誰もしねーよっ!」

なんてシーンがあるが、その非モテ女子みたいな事を書く。


コミュニケーション能力

どーいうものにもコミュニケーション能力と言うものは問われる。
ネットでは偉そうだが実際は臆病なことを揶揄して「ネット弁慶」とか言うが、リアルでは一般人のフリで、ネットでは人見知りなウチみたいなのもいる。
実生活は社交辞令でそこそこ乗り切り、あとは真っ直ぐ帰宅して休日は部屋でゴロゴロ。
ネットでの交流もあくまでも限定的。
ツイッターのフォロワー数もブログの閲覧数より桁が格段に少なく増やそうともしない。
フェイスブックもやってない、ぐぐたすは廃墟。

ネット上で交友関係が充実してる...ネット充とでもいうか。
いろいろ交流があり、和気藹々話し合ったり、ブロガーで集まってオフをやったり。
「ここの鍋が絶品でした!」
とか全員で集合写真が載ってたりするような。
そーいう方たちのレポを見て
「ブロガーでオフの交流っていいですねー」
とか一応コメントは付ける。

・ブロガーに質問企画Vol.1「池田仮名さん、長文ブログを書く理由は、なんですか?」まとめと感想
http://sol1og.hatenablog.com/entry/2013/10/30/223956
もしこんな集まり、でも皆さん大人だろうし大人は苦手なんだな。
自分がその場に参加したとして、でもkanose氏が冷たい目線で見てくるのを想像するだけで冷や汗が出る。
「...こいつかよ」みたいな。
...このメンツ絶対無理だな、うん。
アノヒトコワイ。


折角「獣神サンダーライガー」って格好つけてるのに
「山田!紙粘土で怪獣作ってんじゃねーぞ!!」
とか野次飛ばされるような心境というか。

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どこぞの方みたいに作家デビューするだの、アルファで表彰されるだの、そういうリアルバレをしなければならない状況や、しても良い方と、する必要もない、しなくてもいい状況ってのもある。
望まれても無いのにあえて自分から
「待たせたな!」(via渡辺正行)
なんて出て行くほど自信満々じゃあない。
片隅で細々やってる。


石を売る

・道端で転がってる石ころのようなブログを書き続きたい/がらくたの遠吠え
http://aquahousehk.hatenablog.com/entry/2013/10/30/225523
それでも私はこんな自由気ままな記事をマイペースに描いていきたいと常々思ってます。でもこれって芸術性はないよな?しかも自分よがりだから商店街でもない。
アメブロのような日常くそスイーツブログでもないしな(大きなお世話)

たぶんあれだ、誰も気も留めない石ころのようなブログなんだ。
はい、無理やりなタイトル回収です。

でも、石にも色々な形・大きさがありますし、もしかしたら調べていくうちに隕石じゃない?化石じゃない?宝石じゃない?といった様々な可能性が秘めています。
私自身はただの石ころだと思われますが、もしかしたらそんなただの石ころのようなブログでも誰かひとり読んでくれて、楽しんでいただける方がいましたら、本当に嬉しい限りです
ウチもそうなんですよ、えぇ。

マルジェラってデザイナーの話は何度も書いてる。
メゾン・マルタン・マルジェラと言うブランドを立ち上げ、服の存在意義を問うような作品を幾つも送り出した。
でもメディアには一切登場しない。
タグすら隅を糸で留めてあるだけでいつでも外せるようにしてある。
「服単体として評価が欲しいのであって名前はいらない」
デザイナーやブランドネームに価値があるのではなくて、服そのものに価値を感じて欲しいという事なんだろう。

父ちゃん 虫けらってどんな虫 
-ハハハ 虫けらというのはね つまり世の中の何の役にも立たぬ……
 うん? 誰がそんな話した 
-母ちゃんがね 父ちゃんは虫けらだって 
-……… うんそうだ 虫けらとは 父ちゃんみたいなものだ

つげ義春/石を売る

ウチも書く物は石ころなんすよ。
棚に石ころを並べてる。
バカげた行い。
石が好きなら集めて家で眺めていればいい。
独りで石を集めて、独りで見ていればいいのに。

誰が来るとも知れない河原に、石を並べて売ろうとしている。

陰では「あざなえるなんてブログは虫けらだ」と増田に書かれてるかもしれない。
揶揄され、匿名で「死ぬべきである」と書かれ、見返りもなくPVもない記事を延々書きつづってそれで日が暮れる。
誰に迷惑もかけずに、河原で一日風に吹かれてただ売れない石を見つめていても、増田の子供らがやってきて石を投げつけてやいのやいのと揶揄をする。

「河原で石を売っているなどキ○ガイではないか!やつはキ○ガイだ!」
「キ○ガイには石を投げていいのだ!!キ○ガイは死んでしまえ!」

石つぶてが当たって額から血を流れるがイタクもない。
増田の言うとおりキ○ガイなのだ。もうワタシは狂っているのだろう。


たまには、並べた石に価値を感じる好事家がいる。
そんな方の目に留まり、ようやく記事を書く行為に価値を感じられる。
ブクマされ言及され、かまってもらって初めてそれを実感できる。
私のことなぞはどうでもよいのです、この石を、石を買ってくださひ。
ワタシなぞ虫けらなのです。
ワタシなぞキ○ガイなのです。
それでも構ひませぬ。
ですから、この石を、石を買ってくださひ。


売れない石をひたすら並べて、売れないのをただ見ている。
どうすれば売れるか判らないけれど、自分には河原の石を売ることしか出来やしなひ。
ただ河原で過ごす以外のやり方を知らなひ。

「ブログってのはですねぇ」
と酒を酌み交わし和気藹々と暖かいお店の中で談笑するのを横目に、河原で転び怪我をかばいながら「医者はどこだ」と彷徨うのがこのブログ。
もし万が一にもフラフラと立ち眩みをおぼえ、ついお店に入って行ったならば談笑する方々に
「おい!給仕よ!そこの薄汚いキ○ガイ乞食を放り出せ」
と言われてしまふ。
あぁ、いやだいやだ。
メメクラゲに左腕を噛まれてしまったのだ。ちくしょう、目医者ばかりではないか。
イシャはどこだ。
(fadeout...)
ねじ式―つげ義春作品集