誰でも簡単に書ける書評ブログのテクニック教えちゃいます☆

Books behind the bed
Books behind the bed / zimpenfish

書評(感想文、レビュー)ってウケない。
書きながら
「これ絶対対して読まれず反応なく拡散されずに終わるんだろうなー」
と思いながら書いて、やっぱり反応は薄い。

いつもの事。
わかってはいるがそれでも書く。
労力の割には全く報われないのに。


マトリョーシカ的日常さんが

僕のブログは見て分かる通り書評ブログである。ときどきはてなブログに対する記事や定点観測を行っているがメインコンテンツは本に対する自分の感想なのだ。そのときは誰とも会話はしていない。ただ自分の思ったことをだらだらと述べているだけだった。確かに駆け引きが足りなかった。

変化球が欲しいからこれから毎日ブログを書くよ。 - マトリョーシカ的日常

と書いているように書評ってやつは自分が読んだ本の中身について書いている。
確かに反応は薄いかも知れない。


誰でも簡単に書ける書評ブログ

一番容易な書評は「実用書」
なにせ箇条書きみたいに
「○○は××である」
「△△なら◆◆すべきだ!」
「☆☆になれる10の方法」

とかって書いてあるからそれを抜き書きすればいい。
そして詳細は引用する。
ただただ書いてあるまま書き写せばいいんだから。
あとは
「これを読んで実践しようと思いました」
「こういう事だったら手軽にできるかも知れません!」
「目から鱗でした!!」

とか書いとけばそれっぽくなる。
そりゃ1記事15分で書けて、ひと月50万儲けられる 笑


実践編

次に簡単なのは、単にあらすじを書く事。
あらすじと言っても文庫の裏辺りにほとんど書いてある。
それを自分流の言葉に置き換えたりすればそれっぽくなる。
解錠師 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)解錠師 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
スティーヴ ・ハミルトン,越前 敏弥,越前敏弥

早川書房
売り上げランキング : 104

Amazonで詳しく見る
一例としてポケミスの解錠師でやってみよう。
この本は読んでない。
けっして動かないよう考え抜かれた金属の部品の数々。でも、力加減さえ間違えなければ、すべてが正しい位置に並んだ瞬間に、ドアは開く。そのとき、ついにその錠が開いたとき、どんな気分か想像できるかい? 8歳の時に言葉を失ったマイク。だが彼には才能があった。絵を描くことと、どんな錠も開くことが出来る才能だ。やがて高校生となったマイクは、ひょんなことからプロの金庫破りの弟子となり芸術的な腕前を持つ解錠師になるが……MWA、CWAの両賞の他、バリー賞最優秀長篇賞、全米図書館協会アレックス賞をも受賞した話題作
Amazonにこう書いてあるので、


幼い頃に言葉を失った主人公のマイク。
彼は話せない代わりに、他の人には真似できない特異な才能が開花していた。
それは二つ。
一つは卓越した絵画の才能。
そしてもう一つが、どんな複雑なカギでも開ける事の出来る才能だった。

成長し、高校生になったマイクはいつしかプロの金庫破りに弟子入り。
彼はアンダーグラウンドな世界で才能をいかんなく発揮した。
金庫の固く閉ざされた扉をも容易に開ける事の出来る“開錠師”として。

しかしそんな彼が、才能があるが故に、とある事件に巻き込まれていく...。
と言った中身です。

あまりに面白くて一気に読んじゃいました。
海外ミステリーはあまり読まないんですけど、とても読みやすかったです。
この作品、海外ではMWA、CWAの両賞とバリー賞最優秀長篇賞、全米図書館協会アレックス賞というミステリー界で名だたる賞を次々受賞した作品として知られてるんです。
これだけ面白ければ当然かもしれません。

...こんな感じか。
あらすじを改変して置き換え自分なりの言葉を足す。
こんな程度の自称「書評」なんてゴロゴロしてる。


報われない“書評”

書評はほんと報われない。
ホッテントリを眺めても“書評”なんてほとんど見かけないし、あってもその時の話題の本(村上春樹)とか実用書、啓発書ばかり(映画もそうだけど)。
そーいう記事には無言のブクマが延々並んでる。
あとは常連がいて、必ず一定ブクマがあって上がってくるブログ。


ウチで書いていても二桁のブクマがある書評なんて数えるほどしかない。
これ以外は殆どセルクマもしくは一桁。
漫画「食戟のソーマ」に見る“美味しさ”の表現 - あざなえるなわのごとし

「9割の人が間違った買い物をしている 成功している男の服選びの秘訣40」を読んでユナイテッドアローズの店員さんみたいになろう - あざなえるなわのごとし

池上彰と津田大介「メディアの仕組み」で解る池上彰の仕組み - あざなえるなわのごとし

大槻ケンヂ「40代、職業・ロックミュージシャン」が素晴らしい - あざなえるなわのごとし

外山滋比古「思考の整理学」に見るライフハックの原型 - あざなえるなわのごとし
どれも「○○を読んだ」だけじゃなくてそれなりに分析したり、なにか付け足したりしてそれでようやく読まれたり拡散されるものになる。
単なる「感想文」じゃあセルクマで終わる。
そのクセ一冊キチンと読まなきゃ書けない(自己啓発、実用書以外)。
物語で描こうとしてることは何か、何が魅力的か、関連したりしているものはなにか。
でもほとんど報われない。
わかっていても書いてる。
麻耶 雄嵩「貴族探偵」を読んだ - あざなえるなわのごとし
昨日の貴族探偵なんてセルクマオンリー。
そりゃまあ確かに薄いですけど、頑張って膨らませた方ですよ、これでも 笑
いやはや。


でも本読みは、読み終わったら書かなきゃ昇華しない。
読み終わって記事にして書くところまでがワンセット。

自分の言葉に置き換えて書く事で初めて読み終わった感じがするし、あとになって自分で読み返すと
「うわ、めんどくさい読み方してるなー」
「なるほど、こういう話だったっけ?」

と過去の自分がどんな風に読んだか、今とどう違うかとか色々わかる。
それに中身はいずれ忘れるから再確認にもなる。

だから書評は、ほぼ自分のために書いてる。
アフィリエイト目的だったら自己啓発ばっかり読みますわ。
そしたら月に50万稼げるのかなぁ...。


ホント、石ころを並べて売ってるような感じ。
二流小説家