ブロガーにとっての「よい記事」とはどういう記事を言うのか?
ブロガーの方に質問。ぶっちゃけ1記事についてどれくらいの数を読まれたら「よい記事が書けた」と思うのでしょう?数じゃないんだよって方はじゃあ、その基準が何か教えてください。
— donpy (@donpy) November 5, 2013
「よい記事が書けた」という感触について - ウラガミ
このツイートに対するアンサーをakio6o6さんが内的要因・外的要因に分けてる。
ウチも一応ブロガーなので考えてみる。
まず「よい記事」というのがそもそも判らない。
(そこから?と思うかも知れないが、ここはそういうブログです)
誰にとっての「良い」なのか。
・読み手にとっての「良い」
・書き手にとっての「良い」
大きく二つに分かれる。
読み手の「良い」は推測するしかないので、ここは
・書き手にとっての「良い」
に限定する。
すると
・書いて充実感が得られて「良い」
・結果バズったので「良い」
・アフィリエイトが成功して「良い」
・波及効果があって「良い」(PVや評価に関わらず)
に別れる。
質問に戻る。
どれくらいの数を読まれたら「よい記事が書けた」と思うのでしょう?ということであれば上記の
・結果バズったので「良い」
・波及効果があって「良い」(PV如何に関わらず)
とそれにより
・アフィリエイトが成功して「良い」
これらがすべて成立する可能性がある。
どの項目のプライオリティが高いかは場合によるが。
「満足できるPVの明確な閾値」それは通常のPVによるだろう。
例えば一日で1,000PV平均なら、1万PVあれば満足かもしれないし10万PVなら引くかもしれない。
ウチはPVでの満足感はあまりない。
先月~今月バズった(100ブクマ前後 数千PV/h程度)記事が幾つかあるが、
・ベタで本当に面白いおすすめ映画10本(サブカル選者編) - あざなえるなわのごとし
・“関西人の薄味アピールがウザい”のは判ったがそれは正しいか? - あざなえるなわのごとし
・はてな村の暗黙のルールと吹き荒れる風速40mの新参ブログ - あざなえるなわのごとし
・日本語とラップの相性の悪さと向井秀徳 - あざなえるなわのごとし
この辺りに数的な満足があるんだろう、多分。
※『あざなえるなわのごとし』 の人気エントリー - はてなブックマーク
しかし書いている側はブクマやPVよりも自分で満足できているか否か。
自身の解釈がどこまで落とし込めているか、の方が重要だったりする。
あるいはどこまでノリノリで書けたか。
自分で読んでみて面白いか。
でも大概そう言う記事は、盛り上がらずに終わる。
・悪いことははっきり「悪い」と言うべきである - あざなえるなわのごとし
これなんてだだ滑ってるが、個人的にはネタを重ねて最後は又吉イエスで締めると言う(そこが通じないんだが)小ネタの通じなさが我ながら斜め上。
皮肉にするためにネタをかぶせてる。
・地方のミス○○みたいな「アルファブロガー」という肩書き - あざなえるなわのごとし
これも好きだがバズってない。
・誰でも簡単に書ける書評ブログのテクニック教えちゃいます☆ - あざなえるなわのごとし
これはスタートダッシュと言うよりロングセラーで、時々ブクマが付いたりするから面白い。
・お笑いのどこが笑えるのかを言葉で説明してみる蛇足 - あざなえるなわのごとし
あまりウケてないが書きながら楽しかったもの。
これに関しては「夜の庭から」さんに満足していただけたようなので昇華したように思う。
SEOを主としないウチみたいな個人ブログにとっての記事の成功と失敗はやはり書き手の満足感とどれだけの表現が出来たか、文章の構造がキレイに無駄なく書けたかに尽きる気がする。もちろん、だからってPVが伸びるわけではない。
そういう「自分では好きなのに日の目が当たらない」記事は山のようにあって、逆に勢いで書いたのにバズる事もある。
上で言えば向井の日本語ラップ記事なんてその時にさっくり思いついて書いた。
映画10本も自分にとっては当たり前のベタを並べただけ。それで600ブクマに数万PVなんだからやってられない。
まとめが盛り上がるわけだよ。
自分が満足出来る記事が書けて、しかもそれにPVが追従してバズる。
人によってハードルは違うだろうが、全てを兼ね備えられればそれはとても「良い」。
そういう事があればそれは「満足」と言えるのかもしれないし、だとすればこのブログでは何もまだ満足していない。
ここに「良い記事」は無い。
良い記事って難しいよなー。
それが書けりゃあプロになってるわなー。