競技クイズと青春「ナナマルサンバツ」

今度はクイズで戦争だ!大会白熱!《競技クイズ》ストーリー「ナナマルサンバツ」

何となくAmazonを覗いたら「ナナマルサンバツ」が目に入った。
以前から気になってたけどウチは未読本が多いのであえて手を出してなかったんだけど、1〜3巻が11月のKindle月替わりセール対象で280円になってたのでお試しで買ってみた。


結局6巻まで一気読み。
1〜3巻まで面白かったんで最新の6巻まで買ってみた。

主人公 越山識(こしやましき)は高校で競技クイズに出会う。
それまで打ち込むものを持たなかった識はクイズ研究会に入り、そこで仲間と友に競技クイズの世界にハマっていく。
ボーイミーツガール&クイズ。

目標を持たない少年が、新しい目標に出会い邁進する構造はちはやふるの机くんだったり「はじめの一歩」「弱虫ペダル」に似てる。
一歩が釣り船の上でボクシングに必要な下半身のバネが自然に鍛えられていたように、始まる前から何かしらの素養がある事で(理由)主人公は更にその世界にハマっていく。

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)
渡辺航

秋田書店

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このナナマルサンバツでは、クイズに必要な知識を父親の蔵書と母親が書司だったために過ごした図書館で手に入れている。
「弱虫ペダル」なら自転車競技に必要な脚力が母親が内緒で自転車に施した細工によって自然に鍛えられていたように。
元々の「才能」が競技にハマる事で更に開花していく。
能力が開花していくと同時に人間的にも成長し、仲間と楽しさや努力を分かち合い、さらにボーイーミーツガールな恋愛模様も少しはあったりする。
一応。
ちはやふるほどではないけど。

ナナマルサンバツとは“7◯3×”
七問正解で勝ち抜け三問お手つきで敗退ルールの事。
テレビでやってる「クイズ番組」の技術を高めた競技クイズの世界。
ボタンをある程度押し込むことで早押しを有利に進める0.01を争う。
問題を読み上げる時にどの言葉を強調した読み方をするかでクイズの先読みをしたり、よく出るベタ問題(頻出問題)では冒頭のキーワードでボタンを押して回答をする。知識だけではなく技術と駆け引きと想像力、推理力。
トリッキーなルールに対応してルールでの戦略を読まないと勝てない。

スポーツものだとルールは一定で、相手の技術や技が主人公の障害になるんだけれど(「ちはやふるなら」若宮 詩暢の読みとか、「一歩」なら相手選手独特のパンチとか)このナナマルサンバツでは、トリッキーなクイズのルール自体がまず障害となって立ちふさがり、それを越えたところで更にライバルとの戦いになる。
正解したら他の選手を減点出来るルールや、隠されたカードを持って来て書かれた問題に答える形式(ハズレカードもある)など、1ルールで行うものでないだけにバラエティに富んでる。


話はベタだけどキャラが魅力的で、クイズの世界が深くて、技術的に研究されてるのもとても面白い。
面白かったんで、購読継続。
小説版もあるんだそうで。

ナナマルサンバツ (1)  きみもクイズ王にならないか! ? (角川つばさ文庫)ナナマルサンバツ (1) きみもクイズ王にならないか! ? (角川つばさ文庫)
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