アイ・ウェイウェイの壺が割られたので急いで書いた
Ai Weiwei does Gangnam Style - YouTube
・艾未未氏作の1億円の壺、米美術館で抗議の男が破壊 | エンタテインメント | Reuters
何やら面白いニュースがあった。
-米フロリダ州マイアミにある美術館で、中国の現代芸術家、艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏の作品である壺を落として割ったとして、男(51)が逮捕された。男は同美術館が外国人芸術家の作品しか展示していないことに抗議したとしている。展示は壁に写真があって、床に色が塗られた実物の壺が置いてある。作品の価値は100万ドル(約1億0200万円)とされている。
(中略)
壺は約2000年前の漢時代に作られたもので、艾氏が新たに色を付けた作品。作品の後ろには艾氏が壺を落として割る写真3枚が展示されている。
写真と言うのはアイ・ウェウェイが
・壺を持ち
・壺を離し
・落ちて割れる
三枚のことだろう。
骨董の価値とは時間の価値。その価値も一瞬で壊れる。
しかし写真で撮影することでその価値が無くなる瞬間を永遠にすることはできる…とかなんとか、まぁそういう写真三枚。
そして色を塗ってホームセンターにあるような壺にしてあるのも骨董としての価値を無くさせるためになんだがアイウェイウェイが塗っていることによって壺の価値が上がってしまって、果たして芸術の価値とは何ぞや?というメタな視点があるんだかないんだか。
以前に森美術館にアイ・ウェウェイの作品が展示してあってその時に観た。
専門家の認識は知らない。
あくまでも素人が見た感想。