ガンダムビルドファイターズを観て頂いたすべての皆様、本当にありがとうございました。こんなにも自分自身のめり込んで、楽しく作れた作品はありませんでした、こんなに楽しい時間をみなさんと共有できた事が本当に嬉しかったです、ありがとうございました!! #g_bf
— 林ゆうき (@hayayu1231) 2014, 3月 31
いいとも!の終わりはともかく「ガンダムビルドファイターズ」が終了した。
最後の最後はア・バオア・クー。
師匠がマスターガンダムで登場するわ、ラルさんは宇宙なのにグフで出撃したあげく石破天驚拳(衝撃のアルベルト並の)みたく回転してガオガイガーの最終回やトップをねらえ!のガンバスター並にザコを粉砕。
ガンプラバトル、と言いつつ結局は精神が強いパイロットが搭乗すると機体性能以上のことができるということなのですね。
最後の最後、イオリ・セイの父親がパーフェクトガンダムでやってくる。
ここ数回は小ネタが多かったけれど(モブに旧作のキャラクターが多く登場して)、あれは旧ガンプラ世代向けの一番の小ネタ。
ガンダムファイト、とパッケージは新しくてもやってることはプラモ狂四郎だから。
パーフェクトガンダム見ただけでプラ板で重くなってるからパーフェクトザクに負けるんだよなー、とか余計なことまで思い出す。
ガンダムはこれまで戦争と兵器、少年がひとを殺すことを描いてきた。
でも「ガンダムビルドファイターズ」では、戦争ではなく単純な一対一の競技……スポーツとして描いた。
悲壮感や重いテーマが必要なく、単純なバトルと熱血、精神論と燃える魂のパラダイムでストーリーを展開させた。
ガンプラバトル、はガンダムから重いテーゼを除いた純粋な「戦い」。
行われるのは戦闘だけれど、野蛮でなく血のにおいがしない。
あくまでもバーチャル空間での技術の競い合い。
だから主人公は悩まない。
ニュータイプという人の革新が兵器利用されるわけじゃない。
戦闘技術と精神の強さ、ガンプラの完成度という形のないモノにより勝利が決定される世界では戦いの悲壮さや疑問はない。
構造は、スポ根と同じ。
熱血、友情、努力、勝利。
第二シーズンがあるのかないのか分からないけれど、ガンダムの新しい描き方としてとても面白かった。
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