オーケン的サブカルとオザケン的サブカル

一〇年代文化論 (星海社新書)
さやわか氏の新刊を読んでいたら思いついたので書いてみる。
この本には書いてない。






以前から疑問があってそれはたまにTwitterを見ていると「サブカル女子」などと揶揄されている存在の事。
薄っぺらい?話題の『サブカル女』とは - NAVER まとめ
大きなメガネ、おかっぱ、カメラ、カプチーノ、お団子ヘアー。
ミニシアター系映画が好きでいわゆる「気取ったナルシスト」的な雰囲気がある。


以前にデマ〜の中のひとが
サブカルとは大槻ケンヂである
という名言を残している。
個人的には、サブカルとはみうらじゅんいとうせいこう山田五郎大槻ケンヂナイロン100℃ナゴムで……。


ここで疑問がある。
たとえば大槻ケンヂのような
ゴシック、ロック、メタル、特撮、マンガなどという趣味を持っていたとしてそれは前述した「サブカル女子」とは一線を画するように感じる。
どちらかと言えば今の若者のジャンリングならオタクにジャンルする方が自然だろう。
そして前述したサブカル女子から連想されるのは大槻ケンヂではなく渋谷系やフレンチポップ、そして小沢健二だろう。
つまり現状
大槻ケンヂ的サブカル小沢健二的サブカルという二つの概念が存在する事になる。


サブカルとはもともとが「広く浅い」モノでありその境界は漠然としている。
だからこそオシャレな渋谷系オザケンとディープなオーケンは両立していた。

オタクとはかつてスタンドアロンであり、情報共有が出来ないが故にひとつ知識が深くなった。
オタクはすでに死んでいる (新潮新書)
しかしオタキングが言うように「オタクは死んだ」

インターネットの発展。
モノの価値の暴落。
繋がり合うことで情報を共有し、スタンドアロンで無くなったオタクはコミュニケーションを手に入れた。
優秀なコミュニケーション能力を持つオタクは、オタクではなくかつてサブカルと呼ばれていたのに。


現代のサブカルをDISるワードに「サブカルクソ野郎」と言うものがあるが、この言葉はオーケン的サブカルに似つかわしくない。
オーケン的サブカルはコミュニケーション能力が低く気取らない。
しかし自己顕示欲の強いオザケン的サブカルには「サブカルクソ野郎」というDISワードがとても有用に機能する。


オタクは死に、その亡きがらをオーケン的サブカルが被った。
今の若者が指す「オタク」は、実際にはかつてのオーケン的サブカル
そしてかつてのオザケン的サブカルは、現在のサブカルジャンルの象徴として「サブカル女子」が示すようにサブカルの中心を担っている。

オタクは死に、その名だけを残した。
実際は、全てをサブカルが席巻している。

ただし中〜高齢のオタクに関してはその限りでは無い。


これらは、全て5分で書いたデマである。

小沢健二 - LOVELY - YouTube