同僚と一線を越える気まんまんだろ

hagex大先生の本の影響ではないけれど、やはり読んで違和感のある増田は存在する。
昨日でいえばこれ。

同僚と一線を越えてしまった
専門ではないのだけれど、ちょっと突っ込んでいく。

元カノと別れてから、職場の同期でいくつか年上(キャリアもそのぶん上)の女性とよくご飯行ったりするようになった。
その人とは就職した当初から仲が良く、年上というよりも友達みたいな感覚。
性格はちょっと面倒くさがりだがしっかりしている。控えめで誰にでも優しくさりげない気遣いが上手。
元カノとは対照的だ。

彼女と別れて職場の年上の同期の女性と食事に行くようになった、と。はい。
ここは別にいいです。

その人は一人暮らしで俺が終電逃したり、終電あっても帰るの面倒くさいときに泊めてもらうこともあった。
女性と一晩過ごすというのはドキドキはするけど、もちろん何があるわけでもなく2人でテレビみたりしゃべって眠くなったら適当に寝るような感じ。
俺にとっては大切な友達だし、異性として俺なんか相手にされないだろうなと思ってたから、そのとき恋愛感情みたいなのはなかった。

はい、ここ大事。
「そのとき恋愛感情みたいなのはなかった」
でも泊めてもらう、と。
まぁ、別にないとは言いません。
普通だと布団が別にあるとか、ソファーとか。
幾ら仲がいいと言っても男を泊めるわけですから。

しかし俺が元カノと別れてから、仕事終わりに2人で食事をすることが増え、その流れで今日泊まっていったら?ってなって2人でテレビ見てるときに肩寄せてきたりするようになった。

?????????
えーと。
「肩寄せてきたりするようになった」
ってことはその場だけではなく何度かあったというニュアンスを感じる。

俺はなんとなく、今日は彼女と何かがあるのではないかという予感がしていた。
それがなぜか分からないが、待ち合わせのメールの感じとか、彼女の仕草がほんの少しいつもと違っていた気がしたからなのかもしれない。

映画が終わると、彼女は眠いと言って服を着替えもせずベッドに入った。
そしてすぐに面倒くさそうにベッドから出てきて、歯磨きをし、リップクリームを塗って再びベッドに潜り込んだ。シャワーも浴びず、化粧も落としていない。

シャワーも浴びず化粧も落とさないが、歯磨きとリップクリームだけは塗る女性。
洗面台に立つなら化粧くらいは落とす。
枕にファンデ付く。
付けたまま寝ると気持ち悪い。

クレンジングとかリムーバーと歯磨きどっちが面倒かと言えば、後者が圧倒的に面倒で、だけどキスとかが後半にあるので、歯だけは磨いている方がいい、と言うことですね。
もちろんクレンジング→洗顔→保湿までセットでやるならめんどくさいけど、でも落とすならそこまでやるか。だって20代半~後半でリップ塗るくらい気にしてるわけですから。

しばらくして彼女に、テレビと電気消してと頼まれたので、その通りにして俺も彼女の隣で横になった。少しして彼女は身体を俺のほうに向け、俺の肩にその小さな頭を押し付けてきた。俺も彼女のほうを向き、自分の顎の下に彼女の頭を抱き寄せた。 普段同じベッドで寝ることはあってもこんな風に抱きあうというのは初めてだ。

えーと。
意識してない寝ている相手のベッドにもぐり込むんですね。
全然意識してない相手なのに。

この時点でかなり違和感がものすごい。
なんかの深夜アニメですか、これは。

少し迷ったが、気づくと彼女の首筋に軽くキスをしていた。
彼女は無反応だった。
俺は止められなくなり、彼女の耳から首筋のラインに唇を這わせ、耳たぶの端を優しく噛んだ。
彼女は目を閉じたまま「ん」と小さな声をだして、少し首をかしげた。
くすぐったいのと困惑が入り混じったような声だった。

イメージしていただくと解ると思うんですが、横向きに女性が寝てるときに「首筋に軽くキス」ってなんでそこ。
そこキスしづらい。
頬とか肩とかの方がディテールがいいように感じる。
でも頬だと雰囲気的に弱いってのは理解するけど。

彼女の肩を抱き寄せ、背中や肩甲骨のあたりを撫でた。
彼女の柔らかな背中の筋肉と、ブラの留め具の硬さが対照的だった。

化粧すら落とさない彼女は、なのに着替えて部屋着にはなってたってことでいいですかね。
寝るのにブラもしたままってことですよね(この辺は女性にもよるけど年上、化粧も落とさずってんならブラは外して寝る方がイメージ的に)。

彼女は人差し指を伸ばし、俺の顎を小さくつついた。俺はその仕草が、キスをして欲しいということを意味していることに気がついた。
ここで俺の頭の中に赤信号が灯った。
キスをしてしまったら、もう後戻りが出来なくなると。

キスは、キスだけはダメ……。
いやはや。

「キス=一線を越えた」という感性を持ってるのであれば、肩寄せた時点ですでに超えてる、という話。

肩寄せて密着する→セーフ
一緒のベッドで寝る→セーフ
ペッティング→セーフ
キスする→アウト

いやいや、感覚がおかしい 笑
なんかよくラノベとかに出てくる「鈍感な主人公」みたいなキャラづくり。
現実にいるとするならかなりおかしい。

ハッキリ言えば「まったく興味がない」なら肩寄せた時点でもう行かない。
そりゃ行けないですよ、もはや。
だって気持ちがない相手に期待させるのもイヤだし、自分が勢いで何かなるのもイヤ。

泊まりに行って「友だち」と思ってる相手に肩寄せる?
いやー、妄想が過ぎますよ。
行ってる時点で興味はある。
しかもベッドにまでもぐり込んでる。

どれも感覚と実行動が矛盾だらけ。
だから脳内妄想のにおいが濃くたちこめる。

ゆっくりと彼女に顔を近づけると、首を20°ほど右へ倒して、唇を奪った。
緊張と安らぎと、ああ やってしまったという気持ちが渦巻き、頭の中が混沌としていたが、冷静を装いあくまで丁寧に時間をかけてキスをした。
彼女の唇の柔らかさに、俺は驚いた。
いまにもとろけてしまいそうな柔らかさ、これも元カノにはなかった。
純粋に彼女の唇の感触を俺は楽しんでいた。
彼女は無表情で、俺の動きに応じて控えめに唇を動かしていた。

キスで唇を味わう、のだそうですよ。
ロマンチックですね。
きっとレモンの味がするんでしょう。


判定:DTによる妄想文学の可能性濃厚
理由:ディテールとキャラとの違和感、
   実際的行為と思考のかい離及び事実誤認による矛盾多々。
   実在とすればかなりの鈍感キャラを演じている

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