大人向けの芸術絵本「僕はウォーホル」
書店に行き、音楽系の専門書を覗きに行く。
途中、芸術・デザイン系のコーナーを通るのだけど、昨日この「僕はウォーホル」が目に入った。
小さめの絵本のようなハードカバー。
平置きされ表紙が目立ってる。
同じ作者で三冊刊行されていて、
6月発売『僕はダリ』 シュルレアリスムの天才 「ふつうを、憎んだ。そんな僕を、いつしか人は“天才”と呼んだ」 http://t.co/TKIXqREalE pic.twitter.com/7645ALdAIm
— パイ インターナショナル+ピエ・ブックス (@PIE_BOOKS) 2014, 6月 17
6月発売『僕はポロック』 アクション・ペインティングの旗手 「芸術と言う者がいる。壁紙と言う者がいる。けれど、同じ1枚の絵だ」 http://t.co/OK7oxKhftd pic.twitter.com/fIxPffUp1X
— パイ インターナショナル+ピエ・ブックス (@PIE_BOOKS) 2014, 6月 17
ウォーホル、ダリ、ポロック。
コミュ症、変人、破滅型。
いろんな方向にめんどくさいアーティストばかり(笑
特にポロック。
アル中、浮気、車で爆走するわ、事故って死ぬわ。
親戚だったら嫌だなー。迷惑って点ではかなり。
表紙イラストも影ぇwww
映画は面白かったけど。
とりまウォーホルを買った。
ウォーホルの少年時代のエピソードから始まって晩年まで。
中身は、ウォーホルの作品が数点、かなりイラスト多め。
ひたすらウォーホルについて書いてある専門書よりも随分読みやすい。
各イラストもポップな印象。
子どもにも読ませられる……と言うほど柔らかくはないけど中学生くらいならいけるかもしれない。
なんとなく。
とはいえウォーホル辺りはコミュ症だからまだしも、ポロック辺りの酒と女と車と金と、は芸術家ってこんなに破天荒なのか、と歪んだ印象を与えかねないw
そんなのは、ポロックだけです。
歴史を順に辿るのでウォーホルのアメリカンポップアート作品の理解がしやすいし、読み口も軽いのでウォーホル関連の書籍を読んだことがない人にお勧めできる感じ。
装丁が絵本っぽくて紙の本として買う意味が感じられる。
芸術書のコーナーに置いてあったけど、もっとファッション誌とかの近くに置くほうが対象が合ってる気がする。
なかなか面白い。
併せて堅めのウォーホル本も補填として読むとよさそう。
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