FNSうたの夏まつりに見るアイドルのメインストリーム
David Bowie - Let's Dance - YouTube
FNSうたの夏まつり - 2014年08月13日(水)国立代々木競技場第一体育館から生放送! - フジテレビ
毎年恒例の特番、FNSうたの夏まつり。
リアルタイムで全部観れたわけではないのだけれど、録画はしてあったので追いかけて観たりした。
中でも衝撃は、坂上忍がファンク感の欠落した岡村靖幸のごとく、出火吐暴威の「Let'sDance」を歌っていて、ツイッターなどでは評判がいま一つだったが、そもそもボゥイの曲を声を張って元気いっぱいで歌う方がおかしいので、GENERATIONSが若さいっぱいキレっキレのダンスで踊る中、ニヒリズム横溢させ眠そうな顔でアンニュイに歌っている坂上忍はとても正しく、あのひと組だけ異空間でシュールな画面は、コスプレのももクロすら霞ませた企画モノビデオを超える森昌子のセーラー服姿と一緒に永久保存版にしたくなった。
【FNSうたの夏まつり】デビッド・ボウイを熱唱する坂上忍の登場に戸惑いのTL - Togetterまとめ
ジャニーズ・AKB・EXILE・スタダ
メインストリームを占めるアイドル勢ぞろいで、
・ジャニーズ(SMAP、Kis-My-Ft2、舞祭組、山下智久)
・AKB勢(AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、乃木坂46)
・EXILE関連(EXILE TRIBE、E-Girls、三代目 J Soul Brothers、GENERATIONS)
・スターダスト(ももクロ、エビ中、しゃちほこ)
なかでも2012年には嵐が2曲、2013年にはTOKIO、Hey! Say! JUMP、Sexy Zoneなどが顔を揃えていたのに、今年はジャニーズが圧倒的に減り、嵐は当然のように姿を消してるのも言われてる次期社長争いの勢力が云々とかそういう大人の事情は知りたくないので深読みは止めます。
ちなみにバーニングもなかなか出てるんですがカウントしてません。
それぞれの持ち歌披露(コーラス/ダンサー扱いを除く)は以下
【持ち歌披露】
ジ | SMAP | SHAKE |
ジ | Kis-My-Ft2 | Another Future |
ジ | 山下智久 | HELLO |
ジ | SMAP | 夜空ノムコウ |
ジ | 舞祭組 | てぃーてぃーてぃ~ |
ジ | SMAP | Top Of The World |
A | NMB48 | ナギイチ |
A | SKE48 | 不器用太陽 |
A | AKB48 | 心のプラカード |
A | AKB48 | ヘビーローテーション |
E | 三代目J~ | 花火 |
E | 三代目J~ | R.Y.U.S.E.I. |
E | EXILE TRIBE | THE REVOLUTION |
ス | ももクロ | 怪盗少女 |
ス | もも/エビ/しゃち | 愛のスターダスト |
【共演回数(持ち歌以外での出演)】
Kis-My-Ft2:1
AKB48:1
山本彩名義:2
SKE48:1
NMB48:1
HKT48:1
乃木坂:2
48グループ名義:1
GENERATIONS:2
E-girls:3
と言った感じ(数え間違いの可能性有)。
SMAPはさすがの3曲披露。
ジャニーズは、曲数の割に他ミュージシャンとの共演・客演(主・従)が少ないのも興味深い。
ステージが完成されてる、ということですかね。
共演は、山下智久×秦 基博、SMAP×スガ シカオ。
客演は、T.M.Revolution×Kis-My-Ft2くらいですか。
AKBも2曲。
NMBやSKEなどそれぞれのグループが各持ち歌披露でなかなかの露出度。
EXILE勢は自曲が少ない。
出演はE-girlsが重宝されてバックダンサー最多出演。
E-girlsと小室の共演で、ボーカルがE-girlsの金髪の娘なのにglobeのカバーと言うのが少し悲しかった。トータル踊れるので客演(従)が多め。
スタダ勢はももクロの登板回数は多いものの、持ち歌はセーラームーンの衣装の割に「怪盗少女」のみ。
こちらはジャニーズやAKBと反対に客演(従)での出演が多い。
エビ中、しゃちほこは森山直太郎の横でコーラスをやってたのみ。
「七色のスターダスト」は、スタダ勢の曲(厳密には3Bjunior名義)なので一応持ち歌カウントしているけども。
このメインストリームに深夜かMX、地方出演のエビやしゃちが出るってだけでも、頑張ってるか。
3Bjunior「七色のスターダスト」MusicVideo - YouTube
ちなみに2013年の持ち歌披露は、
ジャニーズ7曲、AKB勢2曲、EXILE勢4曲、スタダ勢0曲。
(2013年はAKB勢が少なかった)
この辺は最近の報道も意識させる。
ジャニーズ歌番組2本打ち切り 発端は名物Pの口パク禁止令 | 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社
実際のところはよくわからないが、ジャニーズ勢が少々減り、ただSMAPだけは変わらず圧倒的で、AKB勢はNMBやSKEなどの各グループがそれぞれ持ち歌を披露するも数のせいか客演は少なく、E-Girlsはひたすら踊り、スタダ勢はTwitter辺りではファンも多いので「セーラームーンやるかな?」「バタフライエフェクトは?」などの声もあったが当然ながらそんなわけもなく、その割に生バンドはももクロのライブでお馴染みダウンタウンももクロバンドのメンツが顔を揃えており、華原朋美×小室哲哉なんてインパクトのある画に人生の業の深さを感じつつ、徳永の歌う「さよならの向う側」がやけに心にしみて、なぜか毎年miwaだけが毎年セールスなどに関わらず持ち歌を披露し出演も今年は5回という恒例の展開で(GirlsFactory関連も多いですね)和田アキ子のキーの低さに悪戦苦闘しつつも、ただそれらを凌駕してレッツダンスが一夜明けても脳内をリフレインするのでした。
フジは、きくちPとか音組とかお家事情ががいろいろあるけれども、来年はどーなってるのか注目してる。
坂上忍は、年に一度この番組でだけ歌うことにすればいいんじゃないだろうか。来年は「Space Oddity」で是非。
David Bowie- Space Oddity Original Video (1969 ...