Trainspotting - Trailer - YouTube
iTunesストアの映画トップ画面に90年代特集まとめがある。
英国謹製ジャンキー映画 トレインスポッティング、タランティーノの傑作 パルプフィクション、男男のサスペンスミステリー ユージュアル・サスペクツ、雰囲気七割の王家衛 恋する惑星、ヴィンセント・ギャロのナルシズム全開な バッファロー’66。
ツボだなー、と思いつつ、90年代の作品なのだと改めて感じる。
トレスポが96年、パルプが94年....もう20年も前の映画。
しかし自分がもし「ベスト作品を」と聞かれれば多くの90年代作品が並びそうな気がする。
音楽にしろ最近はアイドルを聞くようにもなったが(今日もチームしゃちほこを聞いてる)レディオヘッド(91年デビュー)やベック(93年デビュー)など未だに聞き続けているし、来月出るウィーザー(92年デビュー)のアルバムだって買うと思う。
邦楽にしろ未だにZAZEN BOYSを聞くのはナンバーガール(95年)にハマったからだし、TMGE(91年)の記事だってついこの前に書いた。
まさか「向井がさー」「ダニー・ボイルって」「アベフトシは」など20年後まで語ってるとは思ってもなかったろう。
2000年代以降にも、よいコンテンツは山ほどあった。
反対に80年代、70年代にも良い作品は多い。
ただ個人的に生きて過ごしてきた感覚として、地続きで自分の人生と交差してるのは90年代のコンテンツ(90年代に始まった、90年代の)なのかもしれないし、だから今の10代や20代の若者には90年代のコンテンツは古さや懐かしさ、と言うか文化的な断裂(繋がっていない)感覚があるかもしれない。
どんどん歳をとるごとに懐かしいものに安定した懐古的な親しみを感じ、新しいものに対しては同時代性を感じず文化が断裂し、価値観を受け入れられなくなっていく。
これが歳をとると言うことなのかもしれない。
.....いやだいやだ。
と言うことで、チームしゃちほこの新アルバムは、そんな90年代前半のマンチェスター・ムーブメントにハマった諸氏におススメのTB-303による808STATE的な打ち込みマンセーな一枚に仕上がっております。
価値観が断裂しがちな90年代どハマりのお父さんにもお勧めですよ★
(とアフィ記事っぽくして自分の老化を隠してみる)