門外のひとが門外のことを語るとこうなるよねーという。
音楽の売り上げ話なのにダウンロードとCDも別けてないし……。
ネタエントリーかしら?(にしても、だけど)
【広告】
まずは安価なMP3プレーヤーを用意
こちらに
「美空ひばり全集」
「菅原文太全集」
「高倉健全集」
「昭和大ヒット演歌全集」
「70年代アイドル全集」
「懐かしのアニメソング200曲」
「綾小路きみまろ」
「60年代ヒット洋楽全集」
みたいなのを作りまして、コンビニで売る。1個980円とか。意外と売れると思うんだけど、どうかなぁ
PLAYBUTTON (プレイボタン)
プレイボタンっていう音楽の聴けるバッジがありましてね。
バンドルで曲の入ったプレイヤーをハードで販売。
もうあるんですがね……。
曲を増やせば売れるってわけでもないでしょうに。
で、ちなみに言うと「美空ひばり全集」聴く人らはMP3じゃなくてテープですよ、カセットテープ。
なんで未だにテープが売ってると思ってんですか。
高齢者には、CDどころかカセットユーザーだってまだまだいる。
![]() 『煌』 福田こうへい [カセットテープ/CD] |
CDどころかまずはテープ世代ですよ。
昔なら
・ドラマの主題歌・挿入歌→ヒット
とか多かったわけですが、今やOK GO!を観ればわかるように
・ネット動画が話題→ヒット
なんてことがあって、それ以外があまりない。
アナ雪なんてイレギュラーなムーブメントですから。
OK Go - I Won't Let You Down - Official Video ...
今やヒットに結びつくトリガーが何かというところがまず漠然としてる。
売り方、というよりも伝え方なんすよね。
テレビってメディアは送信チャンネルが限られ、視聴者は主に受動的に情報を取得する。
受動的だからこそバズに結びつく。
ところがテレビを観ない、ネット主体のユーザーは能動的に情報を取捨選択するからチャンネルが広くバズるにも難しい。
ニコニコ起因で初音ミクやPが表舞台に登場したのはニコニコという場(チャンネル)があって、自分ごととして捉えられ、だからこそヒットした。
どうやって届けるのか?
若い人はテレビなんて観ない。
だからテレビ東京は「木曜八時のコンサート」っていう千昌夫や坂本冬美が熱唱する番組を放送しそれなりに視聴率を稼いでる。
お茶の間には橋幸夫と「潮来笠」を一緒に歌うおじいちゃんおばあちゃんがいるわけです。
これからの音楽の売り方、って言うのはまず
・どの世代に向けてか?
・メディア・チャンネルは何か?
・トリガーは何か?
という部分が前提としてある。
漠然と「音楽を売るには~」じゃなく、世代ごとに別けた戦略が必要なんて当たり前。
コンテンツは多様化してんだから。
かつての歌謡曲はお父さんお母さん世代も若者世代も聞いたけど、今の曲は若者世代とお父さんお母さん世代とおじいちゃんおばあさん世代の聴くものは異なってるし、届ける媒体も異なる。
未だに一番はテレビだけど、テレビでは若いひとに届かない。
音楽は、若い人起因でヒットすることが多いんですがね。
だからコロッケだってバンプやSEKAINOOWARIのモノマネじゃなく五木ひろしをやり続けるわけですよ。
五木ひろしなら30代も40代も50代も伝わるけど、バンプじゃあ20代、30代の少数がせいぜい。
桑田佳祐や長渕なら広い世代に伝わる。
歌謡曲とJ-POPは違う。
そーいうところすっ飛ばして「MP3プレイヤーに入れて……」って、なんかおじいちゃんの発想みたいで、なんとも……えぇ。
高品位な音
今やハイレゾを随分推してるんだけどアレにしろテープに対してのメタルテープとかCDに対してのブルースペックCDとか、そっちの方にしか行かせられないっていう方向はわかるんだけど、それが音楽の普及に繋がるかどーかって言うとそれは微妙な話。
音楽を買うメイン層は、音じゃなく歌しか聴かないんだから。
結局ハイレゾを買う層ってのは、すでに音質にこだわってる層だからなぁ。
そういう方向はニール・ヤングがやるのはわかるけど業界として進めてもなぁ……。
救う!ならもー少し音楽の実情を知ってるひとに語って欲しいなぁ……。
まぁ、安定感っちゃあ安定感ですが。
では、個人的に最近一推しのチームしゃちほこ「シャンプーハット」でお別れしましょう。
……にしても、amazonで買うか悩むなー。
チームしゃちほこ – シャンプーハット / Team Syachihoko – Shampoo Hat [OFFICIAL ...