今日も今日とて。
そんなクソバイラルBUZZHOUSE&松村淳平きゅんが燃えてますけれども、なんか根っ子が同じと言いますか。
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つまり、バイラルメディアとかが扱う領域は、ご存知のように真偽も作者も不明なコンテンツをドヤドヤっと紹介してバズらせて広告でマネタイズしようみたいな鉄火場で、そこにあるのは、なんとかしてただのデマ記事やらパクり記事やらではなく、いちおうは紹介記事であってウソは書いてない体裁を整えて、記事としての質さえ問わなければ問題はないという形で公開するという最低のラインが求められているはずである。
そんなことは誰だってできるだろう、という気もするんだけど、いや実際のところ誰にもはできなかった、というのがこの2014年のいくつかの炎上から学べることであって、そもそも「記事の体裁を整える」といえるために最低限なにをしないといけないのか、という基本中の基本について、改めて考えなければならないのではないかと思った。
んー、たとえばこちらの記事で考える。
▲付き合ってる時と別れた後のカップルのLINEでのやりとりの差が激しすぎて笑える/BUZZHOUSE(魚拓)
そこそこ長くネットをやってる人間からすればLINEのやりとりって時点で随分アブナいくらい解るわけですが
▲付き合ってる時と、別れた後のLINEの差がおかしいカップルのやり取り画像/LINE(ライン)のやり取り画像&画面を集めました。(魚拓)
画像引用元はどこから拾っていたかわからない(どうせ某掲示板とかふたばでしょうが)LINEの画像を乗っけるまとめサイト。
BUZZHOUSEでは、ほぼ同じ画像を同じように並べ、それに他人のツイートを三つ貼り付けて完了。
2chをネタ元にしてたころと変わってないじゃん。
もうこれは「編集」ってレベルじゃなくてそれ以前の問題なんすよね。
http://b.hatena.ne.jp/entry/235579577/comment/netcraft
バイラルメディアの炎上からおもうことは「Webディレクターのための編集入門」というドキュメントがあったほうがいいんだろうなということ - in between days
- [メディア]
末尾の書籍はおすすめなのかな?/Webメディア向けの編集本を書くんだったら、著作権に関する章が必須な気がする
2014/12/09 11:57
こちらのコメントが言い当ててる。
ネットの画像や動画の著作権意識の希薄さ、なんすよね。
もちろんYoutubeみたいな対応だってあるんだけど、それを送り出し側が意識もなくやるからこそ問題が出てくる。
編集が必要、というよりバイラルメディアは「編集」しかやってない。
生み出すことも、考えることもせず、ただ素材をまま「コピーじゃないです」というレベルに編集だけして送り出す。
生み出さず考えず、他人のものを使い回す。
それを「クソ」って言われてるわけです。
「会社は学校じゃねぇんだよ」でお馴染みのサイバーエージェント子社長松村淳平氏が運営するBUZZHOUSEによる権利侵害について 馬鹿本舗
淳平きゅんの今回の燃え方にしろ、根っこは著作権(肖像権含め)に対しての意識の希薄さにある。
少なくともそれなりにひとが働く組織でネットから拾った画像を使おうなんて考え自体が意識の薄さを表していて、ザルみたいな企業法務が機能していなくて、というかそもそも無くて、パクろうが何だろうが著作権に中指付き立て現場の人間はともかくネタを回すしかないし、燃えたら燃えたでネタになるしPVマンセーで謝っても全体の収益を見れば怒られることの方が少ないのだしパクってる方が儲かるって言う中国・九龍城みたいな地獄の循環ビジネス。
その辺の意識に関してはNAVERやら個人キュレーションブログ(量産型アフィリエイター、プロブロガー)もひどいが、著作権に関してきちんと考えればデイリーで記事を量産し回すネットの生き方というのはハードすぎて、だからイケパヤ・トマトみたく盗用レベルのオレ流認識(法整備が整っていないためにグレー)でやっていかざるを得ない。
罪悪感なんて全くない。
親告罪だし著作権者に怒られない限りは構わない。
著作権に関しての認識より、それを侵害することに対する忌避感が感じられないのが問題。
ネットの著作権ってユーザーの善意が前提ってのは否めないわけでして。
考えるべきは、ネットにおける著作権の実際なんすよね。
でも、淳平きゅんみたいにステキメンズだったら許してあげよっかな★
★New★CROOZ blog更新★
『どの髪型が1番いい?★コメント返し★』
⇒http://t.co/yl74oZ9bOD pic.twitter.com/QG51n2fMO6
— 松村淳平 (@junpei1114) 2014, 12月 5
すげー、いけめんすぎるわー。
あこがれるわー。
だかれたいわー(棒)。
人は大きく3つに分けられます。
①挑戦してる人
②逃げてる人
③何もしてない人
それぞれに良いことや悪いことがあるので、どれが正解ということはありません。現在しょうごさんが①②③のどこにいるのかを把握した上で、他人を①②③に分類していって下さい。身近な人から一方的に知っているような人まで。その結果①②③のどこに「幸せそうな人」が集まっているかを確認して下さい。そこで見つけた場所こそがしょうごさんの幸せの在処なのです。
あとはその幸せに向かって、自分を裏切らず、他人の目を気にせず、まっすぐ突き進めばいいと思います。
バイラルって①でも②でもなくパクって撒いてるだけなので、この分類だと③ですね。
ま、会社である以上「他人の目を気にせず」は通用しないでしょうけど。