歴代ブクマトップ10とロングターム利益を生む記事
azanaerunawano5to4.hatenablog.com
昨日、こう言う記事を書きまして。
その際、毎月のブクマTOP10数を抜き出してみたんですが
※↑データのキャプ
面白いことがあったので書いてみます。
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ロングターム
まず2011/1のブクマ数
- 3481
- 3108
- 4071 ←
- 2722
- 2724
- 2821 ←
- 2522
- 1998
- 1997
- 1969
← のついてる3位と6位。
月間でカウントしたときに順位確定し、その後ブクマ数が伸びてこうなった。
なので順位と現在のブクマ数とでズレが生じているのがわかる。
これは別にこの月だけのことではない。
4位の記事は↓こちら。
ブクマ欄(ログ)を見ると、記事が書かれた2011/1/28に多量のブクマを稼ぎ、その後毎月のようにブクマされ続け、同年11/26に再び106ブクマを確保。
現在、最新ブクマは2015/3/11。
まさにロングタームなコンテンツと言える。
続いて6位の記事は↓こちら。
2011/1/10にスタート。
こちらは2015/1/31が最後のブクマ。
中身は、まぁ、本から抜き出して自己流に変えちゃえばそれでいけるって言うことでも……。
実質的な1位
月間ブクマはカウントした時点で確定するが、その後もブクマは終わりではなく当然増える。
増え続ければやがて月間1位を上回る記事も出てくる。
そこで2011/1~2012/1のブクマ数上位10のうち、本来の順位より伸びていると思われるモノを赤、1位よりもブクマ数が多いものを青にしてみた。
青(月間1位よりもブクマ数が多い)は以下。
現在のカウントであればこれらが1位になる。
2011/1 3位 ▲プログラミング言語人気TOP10の簡易解説
2011/2 9位 ▲急がばまわれ式・堅実で一番効率的な英語の勉強法
2011/5 2位 ▲すべて無料!Chromeにインストールしたいウェブアプリ21選! | gadget or gimmick
2011/8 9位 ▲ずぼらな俺が4年間の一人暮らしでたどり着いた部屋作り&暮らし方
2011/9 3位 ▲色彩センスのいらない配色講座
2011/10 2位 ▲Evernote初心者へ送る。衝撃的で斬新だった使用例を集めてみた。 / 旧:あなたのスイッチを押すブログ
2011/12 3位 ▲今年最もブクマされたエントリーは? 2011年「はてなブックマーク 年間ランキング」 - はてなニュース
強いのはプログラム言語、英語、デザイン、基礎、ハウトゥ、まとめ。
お手軽なTIPSは無言ブクマが多くつくために伸びやすい。
では月間、ではなく現時点でランキングすればどうなるか?
9位が異様に伸びている2011/2の順位を現在のブクマ数で並び変えてみた。
※()内が月間ランキング時の順位
1位(↑09位)急がばまわれ式・堅実で一番効率的な英語の勉強法
2位(↑11位)読みやすい文章を書くための技法 - #RyoAnnaBlog
3位(→03位)高速でプログラミング言語をマスターするのに有効な記事まとめ - NAVER まとめ
4位(↓02位)悪用厳禁!心理学で人を動かす7つの秘法 - ライフハックブログKo's Style
5位(↑07位)東京でしかできない88のこと - Time Out Tokyo (タイムアウト東京)
現在の数でカウントすると、1位の記事が5位に入らない。
9位から1位になった増田は、やはり定番の人気ジャンル「英語」
時期を問わず定期的にブクマされるため、このように伸びる。
ちなみに1位はyusukebe氏のYoutubeを連続再生できる「君のラジオ」
2012/2/10が最後のブクマでそれ以降はブクマされていない(ここで止めたんすかね)。
好事門を出でず悪事千里を行く
炎上商法と言えば、トマト・パヤトですが、
『まだ東京で消耗してるの?』 の人気エントリー - はてなブックマーク
こちらがパヤトの「まだ消耗」なんとかいうブログのブクマページ。
面白いのがアレだけ炎上だの煽りだの言われているのにブクマ上位はTIPSや本まとめ。
炎上や煽りと言うのは短期決戦。
幾ら社畜と家畜で煽ろうと瞬間的に燃え上がり、その後鎮火すれば見向きされない燃えカス。
なのでブクマ数上位になることがまずない。
2014/7のランキング1位はウェブサービス紹介、2012/9で45位を取ったのは家具を探すサービスの記事。
パヤトの場合、自身のアイデアよりも何かを紹介する、仲介するモノばかりが目立つにも拘らず口の端に上るのは「炎上」で、この辺り「炎上のイメージが他を凌駕する」と言う辺りは知名度を高めるに炎上はよいのだろうが、実際的にはそれほど効果がないし、だからこそ炎上商法を実践する人は自転車操業のように連日煽り煽り煽らざるを得ない。
ミソジニーな話題を煽る方とか、最近目立っていらっしゃいますが、あー言う感じですかね。
見てると週に3~4度はミソジニーな話題を書いてるミソジニー警察。
なのでホテントリがどれもこれも揉め事って言う。
でもそういう記事は寿命が短いので定期的に落とさざるを得ない。
記事は終わらない
よく「ブクマガー」というけれど記事は書かれ、読まれた時点で終わらない。
書かれ公開されれば、消さない限りそこに残り続ける。
残り続けると言うことは常に読まれる可能性があると言うこと。
このブログにしろPV稼ぎ頭は揉め事記事よりもブクマひと桁の記事だったりする。
即物的なキュレーション、単なるニュースや画像の無断コピーなどはそのときそこそこ話題になってもオリジナリティに欠け、コピーでしかないから数を打たないとやってられない。
そういう手法が一日三更新、四更新してようやく形になるのはそのためだし、そういう記事はロングタームな請求が薄い。
なのでSNSなどで短期的な拡散を広げることが重要になる薄利多売。
歴代ブクマTOP10を見ても炎上や揉め事がランクインすることは少ない。
ブクマ数が多い、と言うのは無言ブクマ(本来のブックマーク的使用法)が多いということであって、そういうユーザーはネットゴシップではなくTIPSやまとめなど実用性のあるコンテンツを求める。
ゴシップは一度読めば終わりだが、実用性のあるものはブクマしておいていつでも読めるようにしておきたいと言う請求を持っている。
ブログを書く方は、煽りなどで即物的なブクマばかり狙わず、きっちりとデータやワードを仕込んだ記事を書いてロングタームを考えればその方が理にかなっていたりするのはデータを見れば明らか。
プロブロガーだとか、すぐに効果が欲しい方々には厳しいでしょうけれど。
煽りや炎上は名前だけは広く知れる。
しかしPV寿命は短く、ただ悪名は広がり残り続ける。
わかった?じゃーねー。
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