中韓合作“オーシャンズ12” 映画 「10人の泥棒たち」
キム・ユンソク、キム・ヘス、サイモン・ヤムらアジアのスターが集結したアクションサスペンス。幻のダイヤモンド“太陽の涙”を強奪するため、10人の泥棒たちが集められるのだが…。
これは、なかなか。
Amazonインスタントビデオで借りた。
このメンツを豪華と感じる程度にはアジア映画を観てる。
※ネタバレなしで
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日本で一番知られてるのは、チョン・ジヒョン(イェニコール役)ですかね。
「猟奇的な彼女」は日本でもヒットした。
イ・ジョンジェ(ポパイ役)はウチで超お勧め「新しき世界」主演。
キム・ユンソク(マカオ・パク役)は「チェイサー」主演。
中国側では、サイモン・ヤムが有名。「エレクション」主演。
名作ばっかりだな……。
こんな感じで中国・韓国の有名俳優が顔を揃え、マカオで幻のダイヤを盗む計画を立てるドロボウチームを演じる。
単にこれだけだと「オーシャンズのパクリ?」と思われてしまうのだけど、この映画の面白さはダイヤを盗んだあとにある。
肝心のダイヤを盗むのに犠牲を出しチームはバラバラ。
10人もいるので過去に因縁があったり、揉めてたり。
仲良しチームじゃないからこそどうなるのか読めない。
ダイヤを巡り警察や闇の組織まで入り混じり争奪戦が始まる。
アクションの激しさが増し、駆け引きや裏切り、先の読めない展開が続く。
ビルの外にワイヤーで捕まり行うアクションがかなり面白い。
俳優は名優が揃ってるのでかなりクオリティ高いのだけど、なかでもキム・ユンソク(マカオ・パク役)が素晴らしい。
押さえた演技。
果たして悪いのは誰なのか、裏切りモノは誰か。
難点を挙げるなら盗難計画をもう少しわかりやすくビジュアル化して見せるとか、盗難のドキドキ感や難しさがあればダイヤのシークエンスも重みが出たんだが(そっちメインじゃないからなー)。
ネタバレなしで是非見ていただきたい一本。
最後までニヤリとさせられる。
日米でリメイクやるなら、マーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン、渡辺謙、菊地凛子辺りでどうだろう。