AmazonのFire TVでApple TVが死ぬのかどうか考えてみた
露骨にAppleTVにぶつけてきたAmazonのFire TVが届いたようで、開封の儀みたいな記事がそこここに並んでる。
そんな中で、
「死ぬかも!」
……このホッテントリメーカーで作ったようなタイトル。
[せやな]タグを付け忘れた。
別にどーでもいいんですが、なぜわざわざ他を落として持ち上げる方法を使わないといられないんでしょうかね。
しかも比較検証もない誇大タイトル。
中身は単に「ヒャッハー届いたぜー!すごいなーこれ」って単なる開封の儀。
いやはや。
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さて、ウチではFireTVはスルーでAppleTV購入予定なんですが。
まぁ、それなりの理由がありまして。
まずうちの環境は
・Amazonプライムユーザー
・Netflix契約中
・TSUTAYAの月4枚定額レンタル
この3つを使ってる。
で、ここへAppleTVが加わる。
Amazonプライム
まずAmazonプライムの定額動画なんですが、この品揃えはなかなか難がある。
ドラマに関してはウォーキングデッドのシーズン5やスピンオフのフィアー・ザ・ウォーキング・デッドもある。
あと、あまり話題にならないけれど、Amazonの動画配信はお笑いの動画が強い。
バカリズムのライブや東京03が見れるのはAmazonだけ。
だから結構重宝してる(プライムじゃないし画質は当然SDですが)。
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ただ新作映画に関しては圧倒的に少ない。
あとプライムで定額で観れる映画もそれほど充実してるわけじゃない。
ここが残念なところ。
Kindleのプライム分も、安物の自己啓発書が多いのは、もう少し何とかならんかなぁ……。
ただこれでもいいと思うんですよ。
Amazonプライムというトータルサービスの中の定額動画はあくまで一つでしかないわけですから。
Netflixと比較してもかなり充実しているし、ただオリジナルコンテンツの重複が少ないので必ずしも同じ尺度で測るのは難しいですが。
iTunesレンタル
で、新作映画となればやはりiTunesで借りることになる。
動画配信レンタルの中ではかなり充実してる。
いくつか目についたものを比較すると、
タイトル | iTunes | Amazon |
誘拐の掟 | ○ | X |
マッドマックス怒りの〜 | ○ | ○ |
Wake Up,Girls!青春の | 販売 | ○(756円) |
といった感じで、あったりなかったり。
さらにiTunesはハリウッド映画は強いんだけどアジア映画とか過去の映画、ドラマが弱い。
そこでTSUTAYAのレンタルで借りて見る。
ウチはiPadでの視聴が多いのでiTunesで構わない。
あとTVは4K非対応。
それ以前にレンタルのDVDをアプコンして見て満足してるし、4Kの高画質は必要としてない。
なのでAppleTVでいい。
SD画質で借りると安い。
ちなみにAppleTVがアプリストア対応になって、そうなるとAmazonビデオのアプリだって使えるのかもしれない。
そうすればFireTV買って切り替えしなくてもAppleTVで事足りる。
ま、リジェクトされなければですが。
VLCやDiximが使えるのであればnasneの動画も観れるってことですし。
言うことない(アプリがあればFireTVでも可能)。
Netflix
で、Netflixは、定額の雄なわけですが、まずオリジナルコンテンツが強い。
デアデビルはシーズン2の製作が決まり、11月20日からは初映像化になるジェシカ・ジョーンズの配信も始まる。
何年か後にはマーベルヒーロー勢揃いのシリーズに突入するところまで決まってる。
ハウス・オブ・カーズのファイナルシーズンだって先行配信するでしょうし、この見たいものを見終わりそうになると新しいオリジナルコンテンツやシリーズが始まるやり方で現在は繫ぎ止めてる感じ。
映画に関しては少々弱い。
ただ資金力があるのでビースト・オブ・ノーネイションのようなハイクオリティな作品も作れる。
Netflixは契約してればFireTVでもAppleTVでも端末選ばずに見れる。
AppleTVにした理由
さて、ではFireTVがいいのか、それともAppleTVがいいのか、という話になるんですが、どっちでも好きな方でいいんじゃないの、としか。
AppleTVならアプリストアが使える。
FireTVならAmazonのアプリストアが使える。
4Kで見たいならFireTVで。
Netflixも一番ハイソなコースなら4K対応してる。
マカーなら同じアカウントが使えるしAppleTVでいい。
あと新作映画も強い。
でもお笑いとかエロとか日本のドラマはAmazonが強い。
最近はどれもこれもいろんな端末に対応してUIも熟れて、結局ユーザーの環境や嗜好次第でどれが良いかなんて変わってしまうのが実際。
そして長い目で見た場合、AppleTVがゲームに力を入れて家庭用ゲーム機も統合しようとしていたり、あるいは定額制の動画配信も視野に入れているのは噂から推測できる。
AppleMusic対応はもう決まってますしね。
現在のコンテンツを生かしたFireTVと、これからの展開も考えたAppleTVであれば、自分は後者にしようと思っただけ。
高いのは高いなりの理由があってそれは単に動画を見るだけの端末で終わらせないからじゃないですか。
もちろんFireTVでもゲームはできますけど、明らかに動画視聴にスタンスはある。
てな訳でAppleTV買ったらまた記事にでもしますわ。
「FireTVなんて死ぬかも」なんて書きませんけど。
正解なんてないので、どっちでもいいですが。
ただどっちかが劣るだの、死ぬだの、無根拠にガーガー言うのって
なんか↓こういう感じが透けて見えるから、あざといねぇ。相変わらずというか。