ポケモン協奏曲@新宿中央公園
最近は、ポケモンGOに忙しくなかなか読書などがはかどりません。
都内のジムは夏休みでポケモン謳歌しまくった学生さんたちの育てたCP1,000超えのレアポケモンが鎮座し、とてもじゃないですが一般社会人が太刀打ちできるわけもなく、仕事終わりにひたすら蚊に刺されながら新宿中央公園をうろうろするのが関の山。
ひたすらドードーやポッポをかき集めては博士に一山なんぼでロンダリングし、金を集めては進化に突っ込むブラックな下働きのルーティンワーク。
仕事終わりに、さらにブラックで無為な行為に勤しむ。
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ということで上の画像はそんな副職ポケモン狩りの方々の背中。
こういう光景もブームなればこそ。
数カ月後には観られなくなるでしょうから貴重なもので、お祭りでもない薄暗い公園の中に数百人のひとびとがワラワラと集まり、スケートリンクのごとく公園内を周回する光景は今でなければ見れない。
歩きスマホ上等で練り歩くひとびとは歩きスマホが悪いと思いつつも、園内で歩きスマホをしている方が比率的には高いためにそれが悪いことにもなっておらず、ただ良識ある社会人が多いせいかポケモンを見つけると道の端に寄り、あるいは座ったりしているひとが多いのも面白い。
シニカルな視点で、ブームを斜めに「あんなものやるヤツの気が知れない」とバカにするより、その中に溶け込んでみて初めて見える光景というのもある。
ブームに乗り、ブームを体感したからこそ言える、考えられる経験則は存在する。
みなさんも新宿を訪れた際は是非、夕方の新宿中央公園に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ルアーを刺しまくったポケスポットの周囲には、ポケモンだけではなく誘蛾灯のごとく社会人も大勢引き寄せられています。
その際には、虫除けスプレーと充電池をお忘れなきよう。
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