いきもの育成JKを観察する教師のおかしな学園生活 仲川麻子「飼育少女」
生物教師の対馬先生にある日突然呼び出された女子高生の鯉住のぞみは、なぜかある生物をたくされる。それは、切り刻んでもすりつぶしても死なない……そんな驚くべき“不滅”の生物であった! その日から、のぞみは「飼育少女」となり、様々な生物と出逢い、格闘する日々に明け暮れるのであった……!!
「飼育少女」と言うタイトルに、首輪をつけたJKの表紙ときたら、これはもう変態教師のアブノーマルな性癖云々かと思ったら。
生物を飼育するJKとそれを観察する生物教師という変な関係性。
まさかの生き物育成マンガ。
最初に書いておきますが、面白い。
【スポンサーリンク】
ヒドラ<JK<教師
女子高生 鯉住を理科室に呼び出す生物教師 対馬。
突然、瓶詰めのヒドラを手渡し育てさせる。
ヒドラ科 (Hydraceae) の動物は、細長い体に長い触手を持つ、目立たない動物である。これらは淡水産で群体を作らず、浅い池の水草の上などに生息している。体は細い棒状で、一方の端は細くなって小さい足盤があり、これで基質に付着する。他方の端には口があり、その周囲は狭い円錐形の口盤となり、その周囲から6 - 8本程度の長い触手が生えている。体長は約1cm。触手はその数倍に伸びる。ただし刺激を受けると小さく縮む。触手には刺胞という毒針を持ち、ミジンコなどが触手に触れると麻痺させて食べてしまう。全身は透明がかった褐色からやや赤みを帯びるが、体内に緑藻を共生させ、全身が緑色になるものもある。
ヒドラ (生物) - Wikipedia
いや、JKにヒドラって。
そりゃあ抵抗するか断るだろと思ったら、案外嫌いじゃなかった鯉住さん。
素直にヒドラを受け取り自宅で育てることに。
熱帯魚の餌にも使われるプラインシュリンプを孵化させ、スポイトで与えると触手を伸ばして捕食開始。
そんなヒドラの感想を対馬に聞かれ、鯉住さん曰く、
すごくかわいいです!
だそうで。
うーん、鯉住さんの嗜好を見抜いた対馬おそるべしというか。
そして「未知の生物の育成に新鮮な感想を語る鯉住さん」を観察している教師 対馬。
”一飼め 不滅の生物”より 対馬 謎のガッツポーズ
・生物⇦観察・飼育⇦女子高生 鯉住⇦観察・飼育⇦教師 対馬
ストイックというか、フェティッシュというか。
ピュア(と言うかJKの割に昭和ネタ満載な感想が出てくる鯉住さんは多分おばあちゃんっ娘)な鯉住さんの感性を観察すべく彼女に次々と生物を与え観察する対馬。
変態といえばある種の変態。
若くてキラキラしたトキメキを観察するのは、フェティッシュとして重症の部類では……。
胸キュン学園<生物育成>ラブストーリー
ほぼ健全飼育漫画「飼育少女」本日発売です!みんなもおいでよむせきついどうぶつの森!
— 仲川麻子@「飼育少女」①発売中 (@asako_hempen) 2018年1月23日
試し読み→https://t.co/MmVek8JVc1
Amazon→https://t.co/qYFyCAKhEr pic.twitter.com/riUvUno6ZB
一応胸キュン展開な雰囲気はあれども、何せどちらも変わったキャラクター。
そんな風に転がるのもなかなか難しい。
ヒドラに始まり、フジツボやクマムシなど、ドン引きしそうな生物も鯉住さん的には何かしら可愛いポイントがあるらしい。
JKの感性と妄想は、可愛いフィルターで現実を切り取ってみせる。
鯉住さんのライバル?も登場し、フェティッシュな生物を仲介した教師と生徒の関係はどうなっていくんだか。
こちらで読めるようになっているので一読していただければ。
日常系、と呼ぶにはちょっと変なJKと教師の日常。
早く続きが読みたい。
ウミウシとか、プラナリアとか出るかな。
これが気にいったら虫が好きすぎる派遣OL麻生さんを描いた旧作「ハケンの麻生さん」もオススメしたい。
派遣OLの日常と虫をうまく融合してる日常虫系マンガ。
※シミルボンに投稿してみた↓↓↓↓↓↓
shimirubon.jp
そして仲川先生、はてなブロガーでもある。
はてな民は、応援しましょう。
asayoshi.hatenablog.jp