「音を立てると〜」系 既視感満載のB級ホラー「ザ・サイレンス 闇のハンター」

ネトフリオリジナルのホラー映画。

最近、盲目殺人マシーン老人「ドント・ブリーズ」など音を立てると〜系のホラーが多い気がするが、これもそれ系の一本。
地底深くに眠っていた凶暴コウモリの変種がパンドラの箱のごとく解放され世界は大混乱。
そんな中、聴力を失ったアリーの家族は生き残り、逃避行を始める。

設定は、音を立てると何かに襲われる「クワイエットプレイス」に似ているが、襲ってくる怪物が何かわかっているところが大きく違う。
スタンド”ノトーリアス.B.I.G”だらけになった世界。



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この怪物、確かに数が多いのでめんどくさいが、壁を破ったりできないので音を立てなければなんとかなる。
だから立てこもっていると対応できてしまう。
ウッドチッパー稼働させてれば灯に引き寄せられる虫のごとく勝手に突っ込んでいく。
突然襲われると確かに対処できないが、それなりに装備を揃えると対処できてしまいそうな感じも。

なので、この作品ゾンビ映画にも多い「社会が崩壊した時は人間の方が怖い」が主体になってくる。
ゾンビ然り、ウォーキング・デッド然り。

突然現れるカルト教団
家族を引き入れようとするが上手くいかず、強硬手段に。。。
社会から切り離された途端、コミュニティの一部が急に先鋭化したカルトと化すのは、映画「ミスト」で急に普段は薄気味悪がられてたおばはんが教祖になったりするパターンで見たようなアレ。

出オチ系のクリーチャーなので展開もB級。
それなりにお金のかかったB級。
Netflixは「ドントブリーズ」も見れるので、そっちを見た方がいいかもしれない。
ドント〜は面白い。
老人も、獰猛な犬もいい感じ。


思ったが、一昔前は「世界の危機を救ってめでたしめでたし」物語も多かった。
アルマゲドン」みたいにアメリカの自己犠牲で世界を救うんだ、といった感じの。
ところが最近は、荒廃してしまった世界を受け入れそれでも生きていこう、みたいな作品が増えた気がする。
アメリカ自体に隕石や怪物を打ち倒すほどのパワーがなくなったからかもしれないし、大統領がアレだからかもしれない。