デスストやってます?
事前の評判を聞き、配信開始の午前0時にスタート。
その割に急いでクリアするつもりもないので、まだ雪山の手前でウダウダやってます。
デスストの基本はお使い。
あっちにこっちに荷物を届け感謝(いいね!)をもらう。
基本、ゴールドや経験値がない世界のなのでこのいいね!によってスキルがどんどん上がっていく仕組み。
「熱々ピザを届けろ!」なんてミッションはまさにUBEREATSですが、やっぱりぐちゃぐちゃになっても届けるってのは理解できないなぁ。
できるだけ転倒せず評価Sで届けたい気持ちになるものですが。
当然、マンションの踊り場になんて捨てませんよ。
まだプレイ中ですが、以下簡単な感想を。
【スポンサーリンク】
徒歩の面白さ
移動ってのは面白くない。
単なるイベントとイベントの繋ぎだから面白く無い。
でもこのデスストでは、その移動をゲームのプレイ、エンタメとして昇華した。
序盤、ろくに舗装もされてない荒れ道をひたすら重い荷物背負い行くチュートリアルがいきなり遺体ってのもなかなかハードな始まり。
背負子に遺体を乗せて不安定な道を進めば当然右に左によろけるので、L2やR2を押して踏ん張りを学ぶ。
できるだけ平坦な道を選んで、岩や不安定な道を避ける。
河を渡る時はできるだけ浅瀬を選び、無理な時は梯子をかけたり、あるいは踏ん張りながら渡っていくしかない。
水の中は体力が減るので川中で休憩したり、岸に着いたら泣いてる赤ん坊(BB)をあやしたり、やることも多い。
移動が単なる移動に終わらないのはこのハードな移動経路があるからこそ。
例えば道を歩く時、どこか目的地へ向かうだけの移動は面白くもなんとも無い。
でも横断歩道を渡る時、白だけを踏んで渡るだとか、いかに効率よくカーブを曲がるかとか、面白い人を探しながら歩くとか、何かしら楽しみを見つけながら歩けば単なる移動じゃなくなる。
デスストの発想ってのは、そういうもんだと思うんですがね。
しかし、やはり移動だけではやはりプレイが単調になりかねない。
だからこそ国道をバイクで走るようになるとその魅力が半減するってのはちょっと難点ですが(国道での楽を体感すると山道とか億劫になるんですよね...)。
そこで緊張感増すべく登場するのBTとミュール。
BT
BTという謎の存在。
あの世から半分こっちに来てる浮遊霊みたいなものですが、厄介なのが酸性雨的な「時雨」とともに現れるってところ。
BTは姿を消してしまうし、こちらの動きを感知してしまうので慎重に動かなければならない。
なので肩部のセンサーだけが頼り。
一応、対応する武器もあるが放物線描いて投擲するので手間がかかるし弾数も少ない*1。
その上、雨が降るので背負った荷物がどんどん劣化する。
仮に見つかれば泥田坊状態で地面から亡者の手が飛び出し、引っ張り回され、市中引き回しの上、ボスの前に引き摺り出される大岡越前。
序盤はこれが嫌で断崖絶壁通って避けようともしてたけど、実は弾数揃えて全面戦争仕掛ける方がいい。
ボスはさすがに無駄が多いのでできれば雑魚だけで済ませるのが吉。
捕まったときのコツとしてはともかく移動優先、□で手を引き剥がし、X押しでタール沼になってない岩に駆け上がる。
できるだけ上の方を目指して手持ちのボムを投擲するとよろしい。
武器がなかったらセンサーを見ながらともかく逃げるしかないですが。
ミュール
ついで面倒なのがミュールという謎の荷物信仰集団。
荷物を進行してるから荷物を持ってると襲いかかってくる。
MGSの如く潜入しようにもやたら視界が広い&センサー区域が厄介でなかなか潜入も難しい。
そもそも配送員ですからね。
武器も荷物で殴るとか殴るとかしかない。
武器を色々準備しても基本、□連打でボコるのもしばしば。
なのにミュールは電撃槍持って集団で襲ってくるんだから。
何度意識失いかけたことか。
ちなみにやられても荷物取られて放り出されるだけで死にませんが(一回やられた)。
※国道をバイクで走ってたら後ろから槍を投げられ煽りにムカついてミュールを壊滅させる図
で、このミュール。
荷物を持っていなければセンサーには感知されない。
しかも雨が降るとBTを恐れて引きこもる。
そこで荷物なし、武器のみの状態で背後から一人一人襲いかかり。
壊滅させても、しばらくすると復活してしまう厄介者。
せっかく国道が復活してバイクで爆走してても感電槍を投げられ→襲われることも。
ムカついて再度壊滅させたのにまた復活...。
ポーターのためにも、自動配送ドローンのためにも壊滅させる方がいいですけどね。
せめてミッションとして依頼を出して欲しいところではある。
ちなみに基本はミュール相手も非殺ですが、ボーラーガンで縛り上げ、蹴り込んだ上、道路に転がしてそこをバイクで爆走すると...いやなんでも無いです*2。
どちらにしろミュールより厄介な集団がさらに登場する...。
繋がってる
さらにデスストが面白いのは繋がってないようで繋がってるところで。
ゲームをプレイすればするほど快適さが増していく。
移動も便利になるし、なかった施設も増えたりする。
ここに発電施設欲しいなーと思ったら発電施設を誰かにお願いできたり、自分で建てたり。
ある種、シムシティじゃないですけど、自分じゃない誰かが同じようにプレイして、自分と違うプレイをして、それぞれの快適な配送路を開発しようとしてるのも面白い。
だから誰かが作った全く使ったことのない橋もあるし、自分が作った橋を誰かが渡っていいね!をくれたりもすることもある。
どこかで見えない小人(プレイヤー)が自分のやり方でどんどん発展させていくシムシティ。
例えば国道を作るにも自分一人で資材を集めるには厳しいところを誰かが入れてくれたりする。
気づいたら箸がかかってたり、気づいたら道ができてたり。
断崖に誰かの残したザイルや梯子があったりして、それを利用したらいいね!を送ってあげる。
そういう繋がってるようで繋がってない「ゆるい」繋がりがとてもいい。
何度、誰かのかけた梯子に助けられたことか。
デスストの歩き方
欠点としては字が小さいところですかね。
せめて大きさを変えられるようにしていただけると。
そこ以外、そんなに気になる欠点もないのは自分だけか。
VR系が苦手なので国道をバイクで走ると酔ってしまうのも難点ではあるが、それは体質なので仕方ないとして...。
単なるお使いなのについつい引き受けてしまう。
この配送でやめよう、と思うのにあと一個だけ引き受けるかーと引き受け、気づけばまたやってる、みたいな。
やめ時を見つけにくい没入感は間違いない。
あとオープンワールドゲームの特徴でもありますが、人によってプレイの仕方が異なるのも面白い。
自分はストーリーを先に進めるより国道の拡充とか星5を集めたりしてたので(同じ拠点にお使いを繰り返すと高感度が上がり満点になると星がもらえる)まだ中盤ですが、やり込み要素もかなりありそうな感じ。
ショベルカーとかあれば、岩場開拓してやるのになぁ。
※温泉でまったりする図
温泉見つけるのも好きなので見つけては入るようにしてる。
大体、僻地が多いですけどね。
行きやすいところだとクラフトマンの近くとか。
国道の側だし、配送のついでに寄れる。
あとはミュール狩りも緊張感あってよろしい。
もう少し武器が強化されれば本格的に自警団よろしく盗賊団壊滅に動き出したいところ。
まだしばらくはこの世界をうろうろしてみようと思いますので、たくさんいいね!してください。