あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、ここでトランプがーとか、WWIIIがトレンドに入ってない日本は平和ボケだーとか、語ろうかと思ったのですが、そんな重大事をなんの権力もない、たかだか個人のブログで語るなんて勘違いも甚だしいので、みなさんの生活に影響のない平和なアイドルの話でもしたいと思います。
読まなくても生活になんの支障もない話ですが。
TBSのバラエティ「水曜日のダウンタウン」
安田大サーカスのクロちゃんがオーディション、プロデュースを行い生まれたアイドルグループ『豆柴の大群』
これ、単なる企画系アイドルとしてはなかなか面白く、WACKを長年見てる自分的にも注目せざるを得ない展開。
以下にまとめますが。
※ちなみ自分は、一期BiSでいろいろ揉め事があった頃から知ってるので2013年か2014年頃からか...
【スポンサーリンク】
プロデューサー
まずCDの売り上げによってクロちゃんがプロデューサー解任に至り、代わりにWACKの渡辺淳之介(ジュンジュン)がプロデュースを行うことになった。
既定路線だとは思うんですが、プロデューサーがクロちゃんから渡辺淳之介に変わったことで過去のパワハラ、セクハラ映像を引っ張り出して叩く連中が登場。
しまいにはクロちゃんの方が良かった、渡辺淳之介を下ろせなんて言い出す始末。
そんな中、先日行われたイベント『WACKなりの甲子園』
ひと通りライブが終わり、登場した渡辺淳之介は「渡辺をおろせという声があったので豆柴〜をWACKから切り離す」と発表。
お知らせ その①
— ポン (@wackwack23) 2020年1月3日
豆柴の大群、WACKと切り離して活動(嘘)#WACKなりの甲子園 pic.twitter.com/Qcts1WzRDZ
これはドッキリだったんですが、それを聞いたメンバーは引きつった表情を浮かべ、泣き出すメンバーまで出る始末。
元々、企画の開始から参加した候補者はWACKのオーディションで落ちたメンバーやWagg(ジャニーズJrみたいなものです)のメンバー。
だから誰のプロデュースでもどこでもいいからアイドルになりたいんじゃなく、WACKのアイドルになりたい人らなんですよね。
プロデューサーにクロちゃんなんてメンバーらは望んでない。
そんなことは聞かされずに「WACKが新アイドルグループを作る」と聞かされ集まったんですから。
だからこそクロちゃんのプロデューサー解任が決まったモンスターアイドル完結編でもWACKの所属になることで安心して嬉しそうにしてた。
何せオーディション中、クロちゃんの好みで「可愛い系の楽曲で行く」と聞いた時には微妙な表情を浮かべていたのも当然。
それだったら他のアイドルオーディション行くでしょ。
クロちゃんのセクハラ満載の(キャバ嬢オーディションみたいな)内容でも耐えたのはWACKが毎年やってる合同オーディションがハードだと(過去に参加したし)知ってるからですし。
にも関わらずクロちゃんの方が面白かったとか、渡辺淳之介を下ろせとか叫んでる人ってのはメンバーの気持ちより自分の面白さを優先してる。
にも関わらず「推しガー」とか言ってるんですから実に興味深い。
自称「ファン」は自分にとって都合がいいアイドルであればいいので、相手の気持ちまで慮れないってのがよくわかる。
メンバーは渡辺淳之介とWACKを理解してオーディション受けそれでデビューできたのに。
せっかくクロちゃんから離れられたのに。
だからWACKから切り離すと聞けばショックだし動揺だってする。
ミユキちゃんを泣かした渡辺まじだるいはさっさとプロデューサーやめろ
— 豆柴の大群ミユキちゃん♥️ (@yWbDTMIjPVRsHcH) 2020年1月3日
ますます渡辺のこと嫌いになった
最後誰かが泣いてる顔が一番可愛いしんとか言ってたけど普通にミユキちゃん可哀想だった pic.twitter.com/xlwbWX5Ksk
豆柴〜のファンは豆粒と呼称するらしいんですが、テレビの影響力で「WACKってなんやねん?」というキッズにまで広まってしまった。
結果、自分のイメージするアイドルとかけ離れたWACKに違和感を感じる。
メンバーの気持ちなんてお構いなしでクロちゃんに戻せと叫んでしまう。
「どうして泣いたのか?」って考えないからこんなこと言っちゃう。
「豆柴推してます!でも豆柴のメンバーの気持ちなんてどうでもいいです!」
まさにアイドルは鏡。
自称自傷
あんなクロちゃんのセンスのないクソださい歌詞でもそれなりに聴けるように仕上げたのはWACK全面フォローがあったからなんですが、その辺無視して「クロちゃんプロデュースの方が面白い」、でも「豆柴好き」とかいうんですから、いや素晴らしいですよ。
衣装が変わった途端に「イメージが変わった。もう応援できない」とか言い出す人とかって、女の子とデートして服が自分の好みと違ったら別れるんでしょうかね。
そういう人は自分の好みに合わなければとっとと消える人なのでそれはそれでいい試金石なんですが。
みなさんこれはほんとなのですか!?豆柴の大群が心配です。
— まめまめ (@MAMESHIBAsaikou) 2019年12月25日
アイナさんの喉も壊したらしいのですが
まだWACKについて少ししか知らないのですいません🐤#渡辺淳之介 #水曜日のダウンタウン #豆柴の大群 #クロちゃん pic.twitter.com/HxaTFM6T2R
豆柴の大群の新しいプロデューサーとして兼任した渡辺淳之介さんの過去動画。
— 鯖の塩焼き (@KlPython) 2019年12月26日
これならクロちゃんの方が断然マシだったんじゃないか。#水曜日のダウンタウン #モンスターアイドル #クロちゃん#豆柴の大群 #拷問 #いじめ #渡辺淳之介 pic.twitter.com/R1wk2uEiZi
さらにパワハラ動画をわざわざ拡散してるのは、豆柴どころかWACK自体を解散させかねないバルスの呪文。
その辺考えずパワハラガークロちゃんガーって騒いでるこの狭窄視野っぷり。
自分は生でこのオーディションのこの場面見て引いた記憶ありますけどね、ただあのピリついた雰囲気でニコ生の集計システムが動かないからってブチギレたんですよね。
いやークズいなー、ジュンジュン。
嫌いだわー。
テレビの力は大きい。
だから見たものをそのまま受け取る未熟な人々らまで巻き込み広がる。
広がれば広がるほど正しさや誠実さばかり求められてしまい、その極限が息の詰まるようなジャニーズの体制だったわけで。
ファンが大人ならいいんですよ。
Negiccoみたいにメンバーが結婚してもファンが応援するような関係性なら。
文脈も共有できてる、理解もしてくれている。
ただ渡辺は単なるプロデューサーじゃなくWACKの代表取締役ですぜ。
新規ファンが勝手に考える独善的な正義が誰を傷つけ誰を不幸にするか考えないってのはいろいろヤバい。
これが興味ないやつとか、WACKアンチならわかるんですけど、よりによって自称豆柴ファン(豆粒)ですからね。
「豆柴を救え!」ってやってるつもりが反対に追い詰めてることに気付いてないのがすごい。
プロデューサーを解任させたいのは誰のためなのか。
解任どころかWACKごと潰して誰が幸せなんだか。
せいぜいセクハラだパワハラだと騒いでる一部のツイ垢が溜飲を下げて、所属タレントが露頭に迷うことになるくらいですかね。
WACKはBiSの時代からずっと、そういうテレビを使った広がり方に向いてない。
やり方がアングラなんですよ。
ただBiSH大好き芸人は番組を通じてファン目線から誠実に語られたからこそ、それなりに丁寧に広がった。
でも豆柴〜は見ていて危なっかしい。
少なくとも豆柴〜ってのはこういう見境のつかない自称ファンのゲリラ活動によって自壊すると踏んでるんですがね。
あの価値観で合同オーディションなんて見たらどうなるのかなー。
渡辺淳之介はマルコム・マクラーレンになりたい人なので存分に嫌ってあげればいいですが、嫌うのと本当に追いやろうとするのとは意味が違う。
WACKのアキレス腱にならなきゃいいですが。
三期BiSもかなりいい感じになってきて今年こそ武道館に!って息巻いてるところへこうやって横合から水をぶっかけられるような騒動ってのは、また機会を逸する可能性しか感じない。
武道館にだって断られたが、今なら断られないか?と言えばどうなんですかね。
もうWACKごとスクラップ&ビルドするしかないかもしれない。
ちなみにBiSの新譜、かなりいいんですが...またそれは別の機会にでも。